YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
桂吉弥さんにおめでとう!

ゆうべ書いた「2009ひょうご文化交流のつどい」では、平成21年度兵庫県芸術奨励賞贈呈式がありました。今後一層の飛躍が期待される若手の新進芸術家に送られる賞で、今年はウ゛ァイオリニスト・岩谷祐之さん。落語家・桂 吉弥さん。バレリーナ・瀬島五月さん。造形作家・内藤絹子さんの4人。

その中の一人、桂 吉弥さんは、NHKの朝の連続ドラマ「ちりとてちん」に出演されてたし、NHKのお昼の「生活笑百科」、MBSの「ちちんぷいぷい」にも出演していてお馴染みですよね、古典落語で数々受賞(昨年も繁昌亭大賞、文化庁芸術祭賞新人賞受賞)を重ねてられています。

で、実は彼も、私の出身高校(大阪府立春日丘高校)の後輩で、来年ある春日丘高校100周年記念イベントにも出演されるそう。

直接お会いしたのは初めてだったけど、思わず懐かしい春日丘高校の話し…私が芸大へ行くのにお世話になった恩師・井上直久先生に「僕も習いましたよ、サッカー部やったしすぐお腹すいて、美術の時間に早弁して怒られたし…今、どうしてはるんですか?」
「私を成安造形大学へ手伝ってと呼んで下さったのは春高やめて教授されてた井上先生なんです。でも絵かき業が忙しくなってやめられて…あ、神戸大丸で今週個展されますよ(16日〜22日)」
「え?神戸大丸で?」
同期の嘉門達夫が卒業式の答辞に羽織り袴で一席ぶった話しに「あぁ、それは伝説になって語りつがれてましたよ」
楽しくしばしお話しました。
神戸大学卒の知的な芸風と明るくさわやかな語り口で知られていますが、実際にお話ししてもその通りで、楽しい出会いでした。

あの日は、時々手伝う芦屋美術博物館のスタッフYさんや、運営NPOの理事M氏とも会場で出会い、兵庫県立美術館学芸員・館長代理のO氏(何かとお世話になっています)倉敷市立美術館館長・Kさんにも会い、公立美術館の置かれた厳しい状況をそれぞれに聞いたり話したりの、シビアな会話もした事でした。
兵庫県は芸術文化への予算額は全国一番だと会の冒頭の挨拶では誇らしげに語られていましたが…現場は予算削られてばかりで本当に厳しい…先が見えずに本当に大変なのです。
文化・芸術はお金をかけて育み残して行くもの…

帰り道、ルミナリエ最終日で賑わう神戸の街を急ぎ足で帰途につきながら、そんなこんな…色々に…公的なこと、私的なこと、悩みを抱えながら…一人歩いたことでした。
| - | 23:36 | comments(0) | - |
決断をせまられるとき・・・
昨日は朝から大学、そしていったん帰って夕食準備してから、兵庫県芸術文化協会主催の「ひょうご文化交流のつどい」に、ホテルオークラまで。
昨年春、兵庫県芸術文化協会から亀高文子記念ー赤艸社賞を頂いてから、この時期案内状が届くようになり、去年は大学の授業が夜まである日だったので欠席、今年も忙しいしどうしようかと思いましたが、一度は参加してみたら?とのアドバイスもされて、初めての参加でした。
県知事はじめ、音楽家、美術家、お花の家元などなどそうそうたる方々からよくわからない方々?まで、色々おられました。(社会勉強にはなったかな?)
ちょっと面白い出会いもあったので、これについてはまた書きます。

今日は、滋賀県雄琴のS大学キャンパスにて最終授業。といっても、間に合わず未完成だったし(本当は合評までに完成させるのが原則)仕上げてくるように言った一部学生の作品を見てやるため(そしてそれを評価点に加えて成績評価を出して大学に提出するため)来週もまた行くのですが。
年末になると増える人身事故(悲しいことに・・)のため、JRは大幅に遅れ、早めに出たのに片道3時間、何とか遅刻はせずに授業にすべりこみ、帰りも普通に6時過ぎまで授業をして帰っても、帰宅は9時ごろになるのですが、授業長引きその後に所用もあって、帰りついたのは11時過ぎ。くたくたでした。
でも、それから、受験せまった次女の相談・・・これははずすわけにはいきません。とりあえず急いでお風呂に入ってから相談にのりました。
志望校の模試判定が厳しかったようで、担任先生から滑り止めに確実なところを決めるよう言われたとかで、模試の成績から判定をAランクからEランクまで(Aは確実合格圏、Eはまず無理)インターネットで検索できるので(私らのころにはなかったなあ・・)、次女が調べる画面と共ににらめっこしながら、う〜〜〜ん…
実際どんな感じなのかがわからない大学何校かでどれを受けるかを決めるのは難しい・・(傾いてるからやめときと知ってる先生に言われた短大はありますが)
我が家は、周りの子らがほとんど行ってる塾というもの、行かずに何とかできるなら(本人らがどうしても行きたいといえば行かせるつもりでしたが)そのほうがいいと、3人とも塾知らず・・でもやはり情報を得るのには少しは行っとくべきだったのか・・と今更ながら思ってみたり・・

悩ましい限り・・・

明日は、大学へちょっと顔だしてから、父親の検査に先端医療センター病院まで車とばします(あ、前もこのパターンで急いで行って、ポートアイランドの信号もない道で、どこから出てきたのかびっくりのパトカーに一時停止違反を取られて泣き・・だったので、気をつけねば・・・)

そして描きかけの絵・・もうまた締め切りが迫ってきています。
Ge新春展への一点だけど、26日の搬入に間に合うのか・・これも悩ましい・・
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