YOKO'S SCENE

金曜夜は学童保育の父母懇談会に。土曜は凄い雨で朝のサッカーは休みになったものの午後からの試合に息子に慌ただしく昼食食べさせおにぎり持たせて送りだし、京都へ。美術館や先輩の個展を駆け足で巡って、S.S先生の米寿と記念の展覧会を祝う会のお手伝い。途中からまた耳の痛みひどく、受付など痛みをこらえて作り笑顔、帰途は冷汗-夜中激痛と明け方耳から生暖かく流れ出る気配に見るとリンパ液と淡ピンクの出血止まらず。で、昨日息子を地区のスポーツ祭典に送ってから救急センターで受診。免疫力が低下してる様だし休む様言われてしまいました。

木曜は朝9時10分からデッサン、午後も絵画２のこれはモデルを描く油彩の指導があり、5時過ぎまでフルタイム授業の日。さすがに体は疲れたりするのだけど、頑張る学生の作品それぞれに、その個性にあった、個性を伸ばせる指導を考えながら話をし会話のやりとりをしていると、「教えることは学ぶこと」というセオリーをつくづく実感する。
50人いたら50人それぞれに、違う表現の仕方をしているし、未熟な描き方をしている一方でこれは・・と思える色彩表現をしていたり、大胆に面で捉えていってる子がいれば、細密にリアルに描写していくタイプもいる。
こうでなければ、というのはないのだから、そのつど頭を切り替えどう完成させて行くかをともに考え、でもできるだけこちらが言い過ぎずに学生に答えを出させるように・・・頭をくるくる回転させ楽しく会話もしながら、毎回新鮮な発見がある。
そして、若い芽はときに思いがけない方向へ一気にぐぐっと伸びたりするのがまた面白い。

26日から11月1日まで、大丸神戸店7階美術画廊で、井上直久絵画展〜イバラードへのいざない〜が開催されています。
私の楽しかった高校時代の恩師であり、現在は成安造形大学教授。売れっ子作家として、教師として、そしてスタジオジブリの仕事にもかかわり、多忙な日々をすごされているけれど、いつも自然体。以前「忙しくて大変ですねー」と言ったら「僕は絵を描くのは遊びだから全然大変じゃない」
イバラードの話を、昔初めて聞いたときも、どんどん話すそばからさらに新しい世界が広がっていって、この先生の頭の中はどうなっているんだろう？と、ブラックホールのように未知の世界を感じたものでした。
今もそれはどんどん色んな人を巻き込みながら広がって、増殖を続けているようです。
イバラードの世界、まだ見たことない人は、しばし現実空間を離れて迷い込んでみませんか？
（かくいう私も今回まだ行けてなくて、日曜、息子のオータムフェスタ（地区のスポーツ祭典）の引率が終わったあと駆けつけたいなあと。）

今日は湖西のS大学での授業、校内ながら外でのスケッチが、この季節はほんとに心地よい。琵琶湖からの風を肌に感じつつ学生の顔も室内での授業より生き生きしている。ただ暗くなるのも早く、最後は室内で楽しくクロッキー

昨日は冷たい雨の中、息子のサッカー練習（ウ゛ィッセル神戸の人が年一度指導に来てくれる日で）震えながら見守ったが、今日はさわやかな秋晴れ。O大学の学生達と午前の授業は大学近くの夙川沿いに出てクロッキー、皆気持ちよく

久々に完熟バナナにブランデーの香、よつ葉のバターに無農薬小麦粉・さらしてない砂糖を使った体に優しい私の定番バナナケーキを焼いた、帰るなり「バナナケーキのにおい！」と子供の笑顔、もう一個焼いたのはモーネへ

12月・京都ギャラリーaでのY3展も近づいて、今日、モーネ工房でDMのための撮影をしてくれる。昨日はその為のオーナメントやオブジェ作品をぎりぎりまで作り芦屋美術博物館での会議に飛んで行った。今年の締めくくりの展いい物にしたい

今年は、自分自身の新しい仕事やあちこちでの展覧会（神戸・東京・韓国・そしてもうすぐ京都）も忙しかったけれど、人と人の橋渡し役をになうことも多かった。Ｈギャラリーに頼まれＯ氏やＩ氏に声をかけて、それぞれ個展が実現。デンマークのＹＵＫＯの作品をホスピタルアートのＮＰＯ代表Ｍさんに見てもらうべくウギの店の展示空間へご案内したり、最近では来年のアートフェスタのようなものに、自分の作品とともに出してもらう作家をコーディネートするというお役もおおせつかり、メールをやりとりして、最終的に快諾を得て話しは決まった。
自分の作品を売り込むのはどうも苦手だけれど、人の作品のことになると、気合が入って・・・人と人とをつなぎ、サポートするということ、結構向いているのかもしれないなあ・・と思ったことでした。
そして、そういうことができるようになった・・それだけの色々な出会いを重ねてこられたことに、あらためて感謝。

同じ太陽の陽射しがなぜこうも違うのか、秋が深まるにつれ、光が透明感を増しキラキラと輝く。その清澄さがたまらなく好きです。そして朝夕の長い影・・切なくはかなく温かい・・その感じがとても好きです。

夜、どんどん耳が痛くなり、痛み止め薬を飲んでも眠れないほど・・でも大学休むわけにはいかず朝一番と昼のお弁当時にも頓服薬飲み痛みを何とかやり過ごして授業後、帰りに耳鼻科受信すると「ああ喉も真っ赤だし、風邪の菌が耳に来ましたねー中耳炎起こしてます」と、薬をいっぱい出される。え？子供は耳管が短く大人と違ってまっすぐなため、風邪ひくとよく鼻や喉から中耳炎になって夜中中泣いたり急に高熱出して痛がったり・・うちの子供らもよくなりましたが、大人もなるんですね？寝不足で抵抗力落ちてる時、皆さんも気をつけて下さい。

先日土曜は2回めのNHK文化センター講座、皆さん熱心で個々のやり方にアドバイスして回り、2時間あっという間に終了。凄い雨だったがギャラリー島田に写真を届け、中辻先生・ウグイス嬢としばし歓談、芦屋のNPOメンバー夫妻が雨の中世界の子供の為のチャリティバザーされてたので神戸外国倶楽部にも立ち寄り帰宅。子供らに具だくさんの八宝菜など作り夕食後Y3展のオーナメント試作にかかる。日曜は秋晴れの中、家族の沢山の布団干しや洗濯3回買い出しもあり試作と小品制作やはり夜中に。昨日O大学今日はS大学で日中授業なので今日届ける絵を今朝4時まで制作してさすがに眠い

子供のリクエストで久しぶりにマカロニグラタン、昔祖母に教わり玉葱人参のみじん切りをタップリバターで炒めた所に小麦粉も入れて焦がさないよう炒め、それをミルクでのばすとだまにならずにホワイトソースができる、ベーコン・マカロニ・チーズが熱々！

人の出会いは運命としかいいようがないのだろうけど、それによって人生が変わることさえあるのだから、その力は不思議で且つ素晴らしいものだなあと最近つくづく思う。私にとって高校時代に出会った井上直久氏との出会いは、医学部を目指しかけた私を本当にやりたいことに目覚めさせ芸大に向かわせたし、芸大時代に出会った三尾公三氏は生活のためにまず美術教師が頭にあった私に作家への道を見開かせた。
そして、社長でありながら、どんな弱者であれ名も無い若者であれまずはかたむける耳を持つ現ギャラリー島田の島田氏との16年前の出会いが、初めての出産と同時に最愛の母を亡くし乳児を抱えて残された病弱の父まで抱えて生活のための仕事もあり一時は作家の道を断念しかけた私を、少しずつでも「継続は力なり」の言葉を信じて制作し続ける力を、隔年の展覧会企画という形での応援で、与えて下さった。先日の大作搬入も、その結実といえる。
感謝してもしつくせない思いがある。
そして、今日、ホスピタルアートのＮＰＯ代表森口さんと有意義なパワーランチの（私の誕生日と口をすべらせご馳走になってしまった）ひとときをすごし、自分の関わりたかったホスピタルアートへの出会い、森口さんとの出会いも本当に不思議なご縁を感じたことだった。

今日は47回めのmy Birthday、Y3仲間の由季子から小さなーでも心のいっぱいこもったプレゼントが届いた、彼女のモーネ工房のカエルチャン手製のシンプルで体に優しいジャムが、モーネのステキな巾着袋に入りカードと共に。心が温かに

シスメックス社・ソリューションセンターに、先日来3時間睡眠で頑張ってきた作品無事設置完了。3枚のパネルをビスで繋ぎ、横3m60cmの横長空間にデンマークの光・風・海のイメージが広がり感無量・・こんないい経験をさせて頂いて感謝！

3連休珍しくサッカーも休み、でもお父さんお姉ちゃん達も忙しく、一人燻ってる末っ子に今日は一日付き合う。これでまた夜中が忙しくなるけど嬉々として遊園地で遊ぶ息子に、今しかできない事の大切さも思う母でした

昨日か今日、ギャラリーに前以て搬入の予定が、当日に現地搬入になり、つい明け方までまた手を入れる。家の小さな画室では3点並べられないので細部のみ。S社で掛かった状態をイメージしつつ。今日は一日乾かし梱包。

ギャラリー島田での中辻悦子展オープニングに駆けつけ参加、元永定正先生をあらゆる意味で支え、3人の子を育て、ご自身も世界的な受賞も重ねる作家になられている悦子先生は、本当に大きな母を感じる。家族の生活を支える仕事も減らす事はできず、同じく3人の子育てをしつつ、何とか睡眠を削っての創作活動を続ける身として、おおらかに人を包み込む作風もお人柄も、尊敬せずにはいられない。17日まで、神戸・ギャラリー島田http://www.gallery-shimada.com

教え子・菊池 夏ちゃんと山田和史君の展のDMが届いた。生活のための仕事を日々こなしながら頑張って来て、何か吹っ切れて楽しげなDMに始まりの予感。海岸通ギャラリーCASOで10/25ー11/6 httP://WWW.cwo.zaq.ne.jp/caso/

今日は次女のバレー部新人戦、先週予選3試合を見事勝って（私は仕事で見に行けず、娘は小柄ながらアタッカーとして活躍していたとのウレシイ報告を聞き）決勝トーナメント。今日は車も出し部員を乗せると共に心尽くしのサンドイッチでエール

今出ている雑誌「レタスクラブ」にY3仲間の井上由季子と友人・平山由香さんがステキなスイーツとラッピングのページを展開しています。2人のセンスがコラボレートされて、見慣れた雑誌が素敵にアップグレードされています。

大学が始まって2週間が過ぎた。月曜・大手前大学（授業後、造形芸大ホスピタルアートのシンポジウムへ）、火曜・成安造形大学（授業後、京都のギャラリーのオープニングに）水曜・大作制作とAMM会議、木曜・大手前大学終日授業、父が病院の日で泊まりに来て、金曜・父を送りだした後、締切迫る大作仕上げとNHK準備、土曜は初めてのNHK講座を済ませ、スタイケンオープニングに芦屋美術博物館へ・・日曜は子供らと車で食材など買い出しに走り、また月曜朝一番から大学授業へ。夜中に洗濯と翌日の食事下準備と制作。超過密スケジュールだった・・学生も受験生の娘も母も?頑張る芸術の秋

スタイケンの写真は、手描きのデッサンの様なニュアンスがあり、その人物の内面を感じさせるアングル・光線の魅力に思わず引き込まれる。このチャップリンも然り。著名映画スターや芸術家・政治家達の、素顔を見る思いにさせる写真の力・・

朝からNHKの初教室、熱心な方々、月二回楽しみにしてもらえる様頑張りたい。帰ってすぐ芦屋美術博物館でのオープニングのサボートに。スタイケンの芸術性の高いポートレイト写真に心惹かれ、ピアノ生演奏に酔いつつ忙しかった週が終了