YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
京都・展覧会最終日

ちょっとまた肌寒い(ここ2〜3日が暖か過ぎましたね)曇り空の京都、出品している「Breeze展」最終日のギャラリーに詰めていました。
数人で見に来て下さったご自分達も絵を描かれてる女性グループに、出品者5人の作品解説をして…最後に略歴で年齢を見られて、「エ?もっとずっとお若い方かと」と驚いて急に敬語に変わられるのが可笑しいような複雑なような…
そう言えば、昨日も、音楽やってる方、芸術関係の方、実年齢よりずっと若く見える話しを…

昨日は、なんと洗濯機が壊れてんやわんや。
何せ毎日物凄い洗濯量の我が家ですから、それが滞ると大変。でも一昨年の暮れに壊れて慌てて買い替え即日配達して貰ったところなのに…
修理センターに電話して、無料修理期間内と聞きホッとしたものの、見に来てくれたらメーカーから部品を取り寄せないと…で、一番早くても月曜になるとの事。
ゆうべは帰宅後夜中までかかって手洗いで洗濯、腕が痛くなりました。
年末の冷蔵庫もだったけれど、日頃どれだけ家電の機器に頼りきっているかを痛感させられます。

昨日は、TVの仕事で活躍する放送作家の友人をラジオで活躍されてるミュージシャンの友人に紹介する事ができたら、話しが合いすぎるほどに盛り上がってくれて…、その人の友人の、かつて私達の学生時代に情報誌の走りだったプレイガイドジャーナルの編集長だったM氏を紹介してもらったら、現代美術と物凄い深い関わりのある方だったりで…何だかまたまた出会いの不思議…神様が引き寄せてくれてはるかの如く…

今日のギャラリーでも、いつも応援下さってる方が温かいエールを下さったり…、
いい出会いをいっぱい重ね、色々に感謝…そして、無事終了。
今、心地好い疲れの身体で帰途の電車内です。

見に来て下さった沢山の方々、本当に有り難うございました!
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高校の卒業式に…

今日は雨…

次女の卒業式でした。
今日で高校生活も終わり。制服を着るのも最後やね…と。

卒業証書授与。
校長先生祝辞…
淡々と書いたものを読み上げられてたふうだったのが、最後に、「第31回生、総合学科の一期生の諸君…」で涙声になり詰まられました。
「…夢に向かって頑張って行って下さい」

そして、PTA会長がお母さん代表として「色々難しい時期もあった子供たちが成長したなと…」云々…の祝辞

危ないな…と思っていたところへ卒業生代表の女の子の答辞。色々ゆっくりと思い出をたどるそのスピーチに気がつけば熱いものが頬をつたっていました。

まるで昨日のことのようなドキドキの合格発表から初めての制服の入学式。
友達ができるか不安でいっぱいだったオリエンテーション合宿は帰りには皆ずっと前からの友達みたいに…
その語りに記憶が呼び戻され…

いつも笑顔絶やさず友達と接する次女は実は人一倍人に気を使う(私に似て…?)性格。
少人数で小学校からずっと一緒の友達らといた中学だったため、学校推薦で早々と高校入学決まったのに、私きっと友達できひん…、高校でやっていけるかな…そんなこと言っていた。
それがオリエンテーション合宿で中学から一緒の社交的な友達に友達作って貰えた…なんて言って帰ってきてホッとしたっけ。

前にも書きましたが、人前でしゃべるのが苦手(これも私似…その分作文は上手とよく褒められ)だったのに、友人にひっばられ生徒会に…頭真っ白になりながら立候補の演説したって言ってた時も…

保育園から小学校低学年までクラスで一番小さい子だったし、我が家でも長女の後、流産も経てやっと4年半しての娘で小さいかわいいイメージのまま…中学生になった時も、信じられへんなぁ一冬(いと)が中学生なんて…と何回も言っていました。

でも、小学校の卒業式で、一人一人が卒業証書貰って将来の夢を一言言う「巣立ちの言葉」に、
「私は、母のように、絵を描く事で人の役に立ちたいです」
全く予期しなかった事をみんなの前で言って、私を号泣させたのも彼女でした。
私に何でもぶつけてくる長女や、まだまだ母さんたよりに弱みも見せる息子と違い、泣くのもがまんしがちの次女は、一番私に似ているのかも知れません。

大きくなったね…
もう制服も卒業、スーツも買わなきゃね…
まずは保育士目指し短大で勉強、保育士しながら、絵本作家も目指すのは大変な事がこれからいっばいやけど、母さんで役に立てる事は、元気でいるうちは、サポートしてあげるし、あまり自分で抱えこまずにね…
最後にGreeenの曲をバックに、「有り難うございました!!」と父兄や先生らに皆で叫んで、自分達も泣いたりしながら退場していく娘含めての高校生達に、自分たちの高校時代をふと思い出したりしながら、いっばいの感動を貰った日でした。
| - | 23:53 | comments(2) | - |
めまい・・
今日も京都のギャラリーaへ。
今日は変に暑いくらいの日差し・・2月なのに・・

朝早くから息子を送り出し、大急ぎで大量の洗濯と夕食準備しながら、ちょっとめまい・・
30分だけ横になって、飛び出しました。

先週から今週振り返ると、14日の京都への搬入から始まって、朝は早くから、夕食の準備もして京都へ行って、ギャラリーに詰めただけの日にも、来て下さった方とありがたく食事に誘われていったり(そういう中で仕事の話も・・)、京都へ行かない日にも、友人の大事な一周忌の集いの幹事役で、はずせなかったり、NHK神戸の仕事から新幹線で豊橋まで飛んで行ったり・・、夜遅い帰宅が続き、帰ってからは子供の学校からの連絡物に目をとおしたり、当然郵便物やメールチェックもして返信せねばならないものも多々・・それらに対応しつつ山盛りの明日までにしてやらないといけない洗濯もあったり・・
まあいつも寝不足気味なんですが、この10日ほどは、寝不足に加えて移動範囲が大きく、考えねばならないことの範囲も多岐にわたり、やや容量オーバーだった気がします。

昨日もたつの市に往復5時間、車を運転してさすがに疲れて帰ったら、S大学からシラバスの督促メールが「以前もお願いしてありますが、明日までに」・・ええ?もう済ませたはずなのに・・
それから一緒の授業されてる専任先生とメールやり取りで日付は変わり・・
(結局、春から体制が変わる大学のシステムの混乱で、朝方すみませんでしたメールをいただきました)
学年末試験真っ最中で勉強してた息子も夜中に「おなかすいてきた」・・
色々で、絵も描かずに今夜は早く寝るつもりが明け方になってしまいました。
めまいは体からの信号かな・・
気をつけなきゃと思います。

でも、今日も私が行くまでに来てくれていた友人や、昨日もお世話になってる先輩や同級生が来てくれていて(京都芸大やら大学で教えてはる面々)、みなさん忙しい中感謝です・・
私がつめてる間にも、久しぶりに会う同級生(大阪産業大学教授)、元毎日新聞のSさん、同じ会期でギャラリーマロニエ2Fにしかわでとても素敵なジュエリー展をされてる元永紅子さん(元永定正先生のお嬢さんでもあります)ほか・・
ギャラリーでは日々貴重な出会いがあるのでした。
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たつの市…4

設置完成。

「Windy day」
103×73cm アクリル

この絵を買い上げて寄贈下さった、たつの市地元の醤油メーカーさんの心意気、感謝とともに、素敵だなと。
先日の三尾先生の展覧会でお会いした岐阜県美術館の学芸員さんも言ってらした…今、公立美術館は、とにかく作品を買い上げる予算もない、だから企業の社長さんにお願いして買っていただき
寄贈頂いた…その社長さんも凄いなと思ったのでしたが、今の厳しい時代に、利益を地元のために還元する…
そういう方々がおられる事に、清々しい気持ちを頂く思いです。

遥か昔、ルネッサンス期のイタリアにあっては、芸術家達のパトロンであったメディチ家、近代のアメリカにあってはカーネギーホールの出資者カーネギー氏や、グッゲンハイム美術館のグッゲンハイム氏、大富豪のそういう方々による支援で、芸術・文化は残されて来ているんですね。

たつの市からの帰り約2時間の車中、島田さんや雅堂さんとお話しながら、切り開かれた山々に、行政がやりかけて膨大な赤字を抱えそのままにしている、200億の税金の信じられない無駄遣いが、朝日新聞に載った話しなど…それだけのお金があれば、震災後の大変だった方々や、今不況下で困窮する方々、芸術文化にだって、どれだけ助かった事か…と。
| - | 23:25 | comments(0) | - |
たつの市へ…3

設置できた作品をチェックされる島田さんと校長先生。
前衛書道をされるという女性の校長先生も素敵な方で、私の絵をとても喜んで下さっていました。

山に囲まれた自然豊かな東栗栖小学校。そこに集う120人余りの子供達や先生方に、私の作品から、爽やかな海風を届けられたらいいな。
| - | 23:25 | comments(0) | - |
たつの市へ…2

ギャラリー島田を1時に出発。作品を設置下さる額縁屋・雅堂さんと、島田さんと私の作品を乗せて、車を2時間ほど運転して、兵庫県たつの市東栗栖小学校へ到着。
雅堂さんが設置作業して下さってるところ。
| - | 23:24 | comments(0) | - |
たつの市へ…1

午前中に大学へのメールやら雑用済ませて、12時過ぎにギャラリー島田へ、額装して貰った作品を積み込みました…
箱詰めして車に運んでくれた、ギャラリースタッフ高澤君、有り難う。
| - | 23:24 | comments(0) | - |
純粋な問いかけにはまっすぐに応えたい
今日はまた京都・ギャラリーaの会場に詰めていました。

作家さんや、近くの方や、見に来て下さる方は色々。

終わり近く6時頃に見に上がってきた若いカップルに、何か制作活動してはるのかなと尋ねたら、私も教えに行ってる成安造形大学の彫刻とテキスタイルの学生でした。
教えてはいないけど、キャンパスですれ違っていたかもねと話すうち、彫刻の富樫実先生(京都の街中にも、京阪三条駅にも美術館前にも、あちこち作品が設置されてる著名な彫刻家)が、出講日が私と同じ火曜なのでいつも色々仲良くお話し下さってるし、私が基礎造形の授業に使うモチーフ探しに富樫先生の木彫の授業教室にお邪魔して、木ぎれを頂いたりしたと言うと、「あ!あの飛び込んできはった先生…僕あの時後ろで木を削ってました」と繋がって…会ってたんやんと。

長い春休みになって、色々見ておかなあかんかなと今日はギャラリー回っててという彼。春からは4回生、卒業制作が忙しくなるけど…真剣な眼差しで、芸大出てからの作家活動ってどんなふうにされてるのかと、質問を投げ掛けてきました。
みんな学生時代からばんばん受賞されたりとかなんかなと言うので、そんなことない、皆こつこつ努力を重ねてきてやっとの今がある、継続して頑張り続けてきた人が残って来てる。
だから、自分の信じる作品をぶれずにとにかく沢山の努力をして頑張り続けること、今造形芸大教授になってたり、イラストレーターで活躍する友人らも、卒業後何年も、アルバイトしながらとか不安定な生活しながら頑張って制作し続けてきての今があるんです。それは大変だけどね、根性はいる・・・

とてもまっすぐに、純粋な眼差しでの問い掛けに、とても清々しいものを感じながら、こちらもつい一生懸命話しをしてしまったのでした。

明日は、ギャラリー島田さんを通じて私の作品が設置されることになった、兵庫県たつの市の東栗栖小学校まで、作品設置に立ち会うため、島田さんや作品を乗せて、車で走ります。
| - | 22:44 | comments(0) | - |
霧のむこうに住みたい
「心に残る荒れた風景のなかに、ときどき帰って住んでみるのもわるくない。」

須賀敦子さんの「霧のむこうに住みたい」河出書房新社 という本を見つけました。
敦子さんの全集は読んで行くつもりでいる私(でも8巻のうち、まだわずか1巻)…その中にはこんなタイトルの本はなかったはず

でも初版は2003年…(4刷が今年)

タイトルに惹かれ…帯の裏の冒頭の言葉にまた引き付けられました。
江國香織さんの解説
「須賀敦子さんの御本を読んでいると、どうしてだろう、雨が降っている気分になる。いつも。」
という書き出しも素敵です。

先日、京都の北の方、一乗寺にある素敵な本屋さんに連れて行って頂いたおかげで出会う事ができました。(モーネの由季子サンの本も2種類目立つ形に平積みされてました)
ギャラリーへ詰める日に読んでみようと思います。(昨日は読もうと持って行ったけれど、日曜日という事もあり、有り難いことに次々来客で、読めず…来て下さった方々は有り難うございました。)
| - | 14:16 | comments(4) | - |
神戸から愛知県・豊橋へ・・・
今日は朝からNHK神戸文化センターでの講座・・そして、12時半に終えて飛び出しJR神戸駅から新大阪まで行って、新幹線こだまに飛び乗り豊橋へ・・・
少し前に紹介した、恩師・三尾公三先生の展覧会初日。
一番弟子で、国画会会員の佐々木豊先生からご案内頂き、佐々木先生のギャラリートークが2時〜3時にある・・・それにはNHKを終えてからでは間に合わないし、はるばる新幹線に乗っていってみて、失望する規模の展覧会だったら・・どうしようかとさんざん迷った挙句だったけれど、佐々木先生は横浜に帰る5時すぎまではギャラリーにおられると電話で聞き、今年末の岐阜での遺作展のお話も聞けたら・・そして、大好きな三尾先生の作品に会えたらそれだけでもいいやん・・と、とにかく行ってみようと決断。
PM3:25豊橋駅に着いて、走るようにして中部ガス明豊ギャラリーに着いたら、もう終わってるかと思ったギャラリートークが終わりかけでまだやっていて、遅れて恐縮しながら入っていった私を、司会者が大勢の聴衆の方を前に、最後の〆めのトークを佐々木先生に語らせるべく話しされてる横に立っておられた佐々木先生が、歩み寄って肩を抱くようにして前に出して下さって「この人は、三尾先生の晩年の教え子の井上よう子さん。最後にパネルとかたくさんもらったんだよね?」などと紹介下さいました。

作品も、予想以上に大作が並び、画集では見ても実際には拝見したことがなかった作品もあり、ああ来てよかった・・と。

今年の11月に三尾先生の没後10年の遺作展を企画された、岐阜県美術館の学芸員/廣江さんも来られていて、お話することができ、三尾先生が亡くなる半年前にご自宅へ行かれて直接三尾先生とお話され、作品だけでなくお人柄にひかれて、これは収蔵しなければと思ったこと、今回の遺作展へもひとかたならぬ熱い思いで動いて下さってること聞かせて頂いて、同じく三尾先生の素晴らしい作品をもっともっと色んなたくさんの人に、今の若い学生たちにも見てもらいたいと思っている私は、本当にうれしいお話でした・・・
無理して行ってでも、お会いできてよかった・・
同じく、忙しい中私がお送りした案内で京都から駆けつけて来られてた先輩・三尾先生教え子仲間のリーダー的存在の川村悦子さん(5歳上の憧れの先輩です。現在京都造形芸術大学教授)とともに、色々お話して、「また展覧会までに、三尾先生のことお話伺いに行きます」とおっしゃっていました。

帰りの新幹線、川村さんとご一緒しながら、洋子ちゃんはえらいわ・・子供3人いて仕事もして絵も描いて、その上自分のことでなく先生のために色々動いてるんやから・・私は子供もおらへんのに自分のことで精いっぱいで、人のことでは動いてへん・・ほんまえらいわ・・そんなふうに、先輩に行ってもらえてまた恐縮しつつ・・
動いても非力で何にもなってなくて・・とかいいながら、とにかく、私が受けた三尾先生からのご恩ははかりしれなくて・・でもご恩返しもできないまま逝ってしまわれたから、何か少しでも先生のために何かできたら・・

そうやね・・といいいながらお茶やお菓子を下さった川村さんとの車中のひとときも、とても貴重ないい時間でした。

| - | 00:43 | comments(0) | - |
見え方が違って…

京都ギャラリーaでのBreeze展会場の、先日載せた反対側の壁面です。右は赤松玉女さんの作品。(左が私の「あの日書きかけた手紙」)
隣りにある絵によって同じ絵でも色や雰囲気が違って見えたりします。

いつも通い慣れた京都も、私が見る目線と違う目線で見たら、違う風景が見えてくる…
昨日はギャラリーから、今まで目の前を通りながらも見てはいなかった場所や、多分私の思考回路ではこの先も行ってみる事のなかった場所にいざなって貰い、ちょっと違って見えた京都でした。

今日は、大手前大学アートセンターへ卒業制作展を見に行って出会った学生達と話したり、買物や雑用に走って夕食準備もして、今から友人の一周忌の集いへ…。
訃報に愕然としたあの日から、もう1年…
| - | 18:01 | comments(0) | - |
自立して暮らしていくということ
昨日、次女の受験生生活が終わりました。

第一志望のK大学の最終発表(今は、同じ大学でも、色んな受験方式で、3〜4回受けれる)が、午後1時にあり、やはりだめだったので、受かっていた第2希望のあと二つの大学―4年制と短大とーのうち、目指す保育士の就職率が100%だという短大の方にするというので、入学手続き締め切りが明日のため急ぎ入学金振り込みに走りました。

残念だったけれども、全力は尽くしたんだし、保育士を目指すのなら、今4年の大学を出ても就職が本当に難しい時代になってる中、保育士の実績・信頼があって就職率100%というのは(そのために短大としては珍しいくらいに競争率が高い)かえってのちのちには良かったと思えるんではないかな・・と、、

子供を育て、いい学校に入れたいという親心は、ときに子供の心に思いがけず負担を強いるというのは、問題を起こしたり、引きこもりになってしまったりの色んな症例を知っているし、身近にも、かつて姉が進学校の高校に入ったとたんに全く学校に行けなくなってしまったことや、長女が難しい高校のGI(英語強化のグローバルインタラクションコース)コースに頑張って入ったものの、自分がしたいことがわからなくなり2年時で半年くらい青少年の軽いうつ病の診断を受ける事態になり、毎日何時間も話を聞き、母と子とで泣きながら、とにかく学校に行けなくてもなんでも生きていてくれるだけでいいから、と言ってやりながら悩み苦しんだ日々もあり・・
無理して自分が背伸びしての学校に入るよりは、自分にあったところで、のびのびと学べるほうがいい・・

昨夜は、とにかくお疲れさん!受験生卒業おめでとう!
家族でささやかに次女の慰労会。

学校に入れることが目的でなく、子供らがちゃんと自立して生活していけるようにというのが、いずれ先に逝く親としては見届けたいことだと思います。

長女・次女も仕事につけて、末っ子長男が進路が定まったら、母はいつでも好きな時間に絵を描いて、自分のことさえちゃんとしてればいい一人暮らしをしたいなあ・・と憧れるのですが、それまで生きてられるのかな。

本屋で、マツモトヨーコさんの本を探していて、村山由佳さんの「ヘブンリー・ブルー」という本に出会いました。
ブルー好き(ヘブンにもひかれる)の私はまずタイトルに惹かれ、パラパラめくるうちに、内容が・・・
姉が突然死んでしまったこと、その前に自分が投げかけた言葉へずっと後悔の呪縛からのがれられない妹・・
あまりに自分と重なり・・
姉と付き合っていた自分の彼、芸術家で絵を描き続ける彼・・というのも・・(自分の彼ではなかったけれど、憧れの先輩が姉を思っていたし、絵を描く・・・絵が残されてる・・のは、姉が17歳よりもっと生きていたらきっと私よりよほど芸術家肌であったのです)
姉が精神科医であったというのも・・かつての自分の想いと重なり・・全部は読まずとも引き寄せられてしまって、
思わず買ってしまったのでした。

なんだか色々に、胸が痛く切なくなった夜でした。
| - | 01:02 | comments(0) | - |
偏愛京都

芸大仲間の友人で、活躍されてるマツモトヨーコさんの「偏愛京都」の本が出ました。2月5日に発売だったのですが、中々本屋に行く暇がなく、今日やっと購入。
朝日新聞に連載された「マツモトヨーコの偏愛京都」と、ホテルグランウ゛ィア京都の広報誌「洛中楽人」に連載された「ぶらり街角散歩」を加筆改稿し、あらたに書き下ろしも加え、一冊に編んだもの。画家・イラストレーターとしても素敵な仕事しつつ、またその文章が落としどころをわきまえたユーモアがふんだんにで絶妙なのです。
京都で大学院まで計6年を過ごした身には、あぁここ懐かしい…とか、そんなとこもあったんや…とか、魅力ある絵と文章に脱帽。
京都芸大が今の洛西ニュータウンに移転する前の、「東山七条」の下りなんか、芸大にあった「丸池と呼ばれる池」に新歓コンパなどで新入生が放り込まれる洗礼を受ける「儀式」…私は新歓コンパでは無事だった(男の子がはめられた)けどバスケットクラブの女子の部長を任された2年の春のコンバではめられたなぁ…(パンツまでびしょぬれで買いに走って貰ったとあるのは、さすがに2年にもなると、皆そんな日のために、着替えをロッカーに常日頃準備していたのですが)とか。
コンバは今熊野商店街の「京家」の安くて美味しい揚げたてコロッケと、近くのパン屋さんでただで貰えたパンの耳でというつつましいものであった事など、貧乏芸大生生活をすごした面々には郷愁をそそられるものがあるのでした。

画像は、「寺町通」のページ。
今展覧会中のギャラリーaの近く、この「KANO」という洋服店のお嬢さんが、実は大手前大学を何年か前に卒業した教え子だったというのが、前にギャラリーaで展覧会した時に近所を歩いていて井上先生の名前見つけてと入ってきてくれた加納さんに再会してわかったのでした。

昨日のギャラリーaでのオープニングでは、マツモトヨーコさんと同級生の赤松玉女さんとも久しぶりにご一緒できて、「何を二人話しこんでるねん」と突っ込まれながら、久しぶりに色々話せてよかった…この本の事も話題にしつつ。

昨日は、出品者勢揃い、忙しい中来て頂いた京都の作家さん達、京都造形大学教授N先生Y先輩、嵯峨芸大名誉教授K先生、京都芸大名誉教授N先生、写真家のS先生ご夫妻、他…、本当に有り難うございました。
| - | 23:12 | comments(2) | - |
京都の展覧会初日

今日からスタートの京都・ギャラリーaでの5人展。気持ちいい空間になりました。
初日、沢山の方が来て下さって感謝でいっぱい…

そして、私の作品、前にアップした「風は教えてくれるだろうか」…窓辺にハイボールを描いた、今の私の想いを込めた作品を早速に求めて下さる方が…
本当に感謝でいっぱいの日となりました。
| - | 22:22 | comments(0) | - |
雨の車窓から…

今日は冷たい雨…
ちょっと風邪気味…

今日は5人の作品が揃ったところでの展示作業に、また京都・ギャラリーaへ。
来れない人はお任せしていいのだけど、(去年は大学授業がまだあって行けず)行けるときには行かないとと…

画像は自宅近く、新西宮ヨットハーバー前をバスに乗っての車窓から…
慌ただしい日常から離れて、雨の風景をぼんやり眺めるひととき…
好きです…
| - | 13:51 | comments(0) | - |
ゆうべは温まる豆乳煮込みと、定番エビブロ

鳥ガラスープに鶏胸肉・椎茸・さっと湯がいてざっくり切った春雨を入れて煮て、豆乳と日本酒を少し加えて煮込む(あとは塩こしょうで味加減)レシピは、とても温まるし、クリームシチューよりは大人のあっさり味で身体にもいい気がして(かつ、子供らも大好き)、冬場時々作るのですが、このお豆腐が絡まった感じは お豆腐好きの友人にいいかもと思ったら、その友人が鶏肉嫌いだった事思いだし…うーん…。
和風だしで煮て、豚肉の赤身肉でも美味しいんじゃないかな…とにかく豆乳とお酒と塩がいい味を主張するし…なんて考えてみたりしながら、ゆうべはは京都から帰って慌ただしく作った夕食。
明日はオープニングだったり展覧会中は遅くなる日も多いので、定番のエビ&ブロッコリー(ニンニクマヨネーズ合え)も久しぶりに作って両方息子の好物メニュー。「美味しい」と喜んで食べていました。(あと胚芽米ご飯と)

思春期・反抗期には、とんでもない反発くらう日も、全然口きかない日もあるけれど、「心のこもった手作りのご飯を食べさせてたら大丈夫…」

息子さん娘さんを育てあげたギャラリーaオーナー村上さんが、以前私に言ってくれた言葉。名言だと思っています。
| - | 13:36 | comments(0) | - |
京都芸大作品展に…2

これが長女の作品でした。
| - | 23:11 | comments(0) | - |
搬入-そして京都芸大作品展に…
今日は京都・寺町二条下がるのギャラリーaさんへ、絵を3点搬入してきました。

そのあと、最終日ぎりぎりで京都芸大作品展を見るために京都市美術館へ。
なかなかの盛況ぶり。
(でも、成安の方が見応えあったかも…。あ、でも、芸大の構内展示の方まで見にいけなかったの私なので、失礼・・))
娘たちのプロダクトデザインのコーナーはよかったと親バカ。
それにばったり会った大手前大学での先輩H先生の娘Yちゃんの洋画作品も、ちょっと変わった味わいのある作品でよかった…。
他は、現代陶芸の作品コーナーが一番見応えあったかな。
ビジュアルデザインが、イラストの現代アート的作品群になってるのが、ちょっと…これでいいのかな…と違和感。
(・・・全く勝手な個人的感想です)
| - | 23:05 | comments(0) | - |
何とか完成間近…
京都への搬入迫り、明け方3時半まで描いて、朝は6時半起きで息子らを送り出してからずっと制作していました。
ようやく何とか3点完成しそうです。
出来上がってくると、制作中に漠然と思っていたイメージをタイトルに具体化しないといけません。
先にタイトルが決まってから絵のイメージが湧く場合もあるのですが。

先日アップしていた(ピンボケでしたが)画像の、窓辺にウイスキーグラス・ハイボールのある作品(15X45cm)は
「風は教えてくれるだろうか」

この画像の4号作品は、
「あの日、書きかけた手紙」

もうひとつの12号は
「立ちどまる時…光と風との対話」

やはりまた案内状は少ししか出せないまま…です。
このblogを見て、沢山の方が見にきてくださると嬉しい。
画廊企画で選んで下さった5人はほぼ同世代で活躍中の人。
赤松玉女さんは現在京都市立芸術大学・洋画の準教授。私の一年下で芸大時代は共に同じ部屋で制作。早くから活躍し、イタリアへも単独自費留学したバイタリティーある才色兼備の女性画家。
荒牧陽一郎さんは、嵯峨美大を出て、ドイツ・ハウズナーの工房へ自ら手紙を書いて弟子入り、本場でテンベラ画を学んで来た、絵かきだけでやってる好男子。
奥田輝芳さんは、現在京都造形芸術大学・洋画教授。私とは芸大同級生。抽象と具象のはざまを行く実力派。…ですが、下ネタダジャレ好きの顔は前川清みたいな面白い人。
日下部直起さんは、現在二紀会・会員。ご自分で絵画教室を長年主宰されながら東京・京都・神戸で発表されてる、やはり私と同い年の気持ちいい人です。

画廊オーナーいわく、展覧会タイトルのBreeze(微風)のような爽やかなメンバーでと選んで頂きました。

いよいよ16日から28日まで。
2010 Breeze 展
12:00〜19:00(月)は休み、最終日は18時まで
ギャラリーa
京都・中京区寺町通り二条下る東側2F。

私は多分火曜・木曜・日曜にはギャラリーに行っている予定です。
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若い感性ー学生達の展覧会3 つお知らせ

もう始まっているのもありますが、学生達の展覧会のお知らせです。

一つめは長女の通う京都市立芸術大学作品展。

10日から始まっていて明日明後日 14日日曜まで。京都市美術館(本館・別館)と、京都市立芸術大学 校内とで開催中。
洋画・日本画・彫刻・工芸・デザイン・版画・構想設計など様々な学生作品が並ぶ卒業制作・進級制作の展覧会です。
am9時〜pm5時(入場は4時半まで) 入場無料。
長女の作品はプロダクトデザインのコーナー(京都市美術館)に。どんな作品かは私もまだ???

次は大手前大学 卒業・修了制作展。
絵画・彫刻・染織・デザイン・漫画アニメの学生作品が、安藤忠雄氏設計のアートセンターに展示されています。
2。13(土)〜21(日)
10:00〜16:30入場無料
大手前大学アートセンター
阪急夙川駅・阪神香櫨園駅・JRさくら夙川駅より徒歩7分

もう一つ、大手前大学GIGA・絵巻展。
社会人基礎力養成講座の一環として、29名の学生により72cmX20mのキャンバス地の巨大絵巻物とそれらの映像を展覧します。
2・16(火)〜21(日)
神戸新聞ギャラリー
JR神戸駅・地下鉄ハーバーランド駅より海側徒歩5分神戸情報文化ビル2F
11:00〜19:00 最終日17:00まで入場無料

お近くへ行かれたら、若い色々な感性に是非触れてみて下さい。
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感謝しつつお知らせ・・・・
先日の検査のことを心配してメール下さった方々に感謝しつつ、検査当日は一日がかりになって(ほかの方々よりずいぶん時間がかかって・・ちょっと不安にさせられました)、終わってからも麻酔がまだ妙に効いてしまっていてふらついているような状態で車に乗せてもらってやっとの帰宅、翌日の昨日もまだ半日は使い物にならず状態で、後半あわてて雑用や仕事にバタバタ深夜まで追われ・・ここに書き込む余裕のないままでした。
報告が遅れて余計に心配させてしまった人もあったようですみません!
とりあえずは、ちょっと気になるところはあるものの、今すぐどうのという悪性のものなどはなさそうということで、、ご安心くださいと言っていただきちょっとほっとしました。(検査は定期的に受けるようにと釘はさされましたが・・前科があるのと、母の早い癌死があるので、ハイリスク患者として、院長先生自らが時間をかけて内視鏡で診て下さったようでした)

心配して下さった方々、本当にありがとうございます。

当たり前のことながら、体が元気でないと何もできないので、画家の仕事・教師の仕事も、母としても娘としても、もしこれで入院になったらどうしよう・・・と抱えるあまりの多くの責任に、思いめぐらせたり、行きたい場所にも会いたい人にも会えなくなるなとちょっと長引く検査に不安にもなったりして・・
弱いですね。

人間がいかに儚い存在であるかは痛いほどわかっている私ですが・・

健康には留意して、今を精いっぱい頑張って行きたいと思います。
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制作中…そして明日は病院へ
12号の作品は、やはり海からの光と風を望むギャラリー風空間…対話する椅子。まだまだ未完成です。手前にも…

本当は今日完成させたかったのだけれど…

検査前日の流動食と薬にちょっと気分悪くなりながら、明日朝から病院で検査。頑張ってきます。

今日は、先日三尾先生の巡回展のことでご相談したK美術館館長のKさんから電話頂き、恐縮・・
いつも本当に多忙な身ながら、ちゃんとお便りに返事下さったり、去年は遠方から京都市美術館のGe展も見に来てくださって感激したり・・
H美術館のOさんKさんも然りながら、忙しく上の立場におられる方が私などの相談にきちんとすぐに対応してくださるのには本当に頭が下がる思い。。。

今、立松和平さんの死去のニュースに呆然…
あの語り口がもう聞けないなんて…
まだ62歳。早過ぎる…
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願わくば…生き方が美しくありたい…
もう何年も前、親友の由季子から「オハセ(旧姓長谷川の私のニックネームです)の生き方のポリシーは?」って尋ねられた時、ちょっと考えて答えたのは「美しく生きるってことかな…」「美しく?」
「あ、外見の事ではなく、生き方が美しく…って事」「なるほど…」

日々迷ったり、自分のした行動に落ち込んだりもしながら、今もそれは根底にある思い…。

汚い事はせずに潔く正々堂々と…、何事にも自分なりの誠意を尽くして…、人には思いやりを持って・・できればささやかにでも人や世間の役に立つ生き方…理想です…

昨日は病院での検査・診察を終えて、とりあえず今の所肺ガン治療の経過は良好と言ってもらった父親をまた車に乗せて明石まで送って行ったのでしたが、その車の中で、
「私は本当に悪運が強いわ」と父。
「今回も偶然早期発見で助かったし、前の心臓の時もそうや。だいたい戦争でビルマから帰って来れたのが、悪運が強かったとしかいいようがない…あんなひどい所から…本当に酷い色んな思いをしたんや…」

「…でも、私の人生で、幸せだったのは、お母さんと出会えた事や…

本当に心のきれいな人やったな…

お母さんと出会えた事で、私はまた人を信じる事ができた…」

父の声が少し涙声に…うなづきつつまっすぐ前を向いて運転しながら、私の視界も少し涙でぼやけました。

母は専業主婦で何事も少々ゆっくりだったけど、父や私達娘の事に本当に一生懸命だった、清らかな少女みたいな所のある人でした。姉が亡くなった後はどこへ行ったかと思うと姉の部屋に行って泣いていた…若くして実母を亡くし40で娘まで亡くして、悲しい思いをしたぶん、愛情が深かったのかも知れません。いっぱいいっぱいの愛情を注いでくれたから、今の私も子供達や人に人一倍愛情を注げる気がしています。嘘のつけない本当に純粋な人でした。

以前、父親が「あんたはお母さんに似たな」って言ってくれた事がありました。子供達に「あんたらのお母さんは苦労したけどよう頑張ってきたんやで。本当に心のきれいな人やで」と言ってくれた事もあって、日頃私と冗談ばかり言い合う子供らは、めんとむかって真面目におじいちゃんの言った言葉に照れていました。
私もそんなふうに父親に言われたのは初めてだったので少し驚き、でも小さい頃から私を見てきた父親が子供達にそんなふうに言ってくれたのが有り難くて、自分も照れながら心に刻まれた(子供達は覚えていないだろうけど)ひとときでした。

そんな事を言ってくれる父親の存在の有り難さをまた思い(昨日はそのあと、車から降りた駐車場で父が転倒し、頭は打たなかったか、骨は・・と心臓が止まりそうになりました。無事でよかった・・!)母の分まで長寿の健康を祈ります…

自分は今、美しく生きる生き方が少しはできているんだろうか…と自問・反省しつつ……
| - | 20:19 | comments(4) | - |
時空の円弧が巡り会う時

金曜は朝から大学へ、昨日土曜は朝からNHK、そして午後ギャラリー島田・武内ヒロクニさんの展覧会初日へ。
大ブレークの石井さんの展覧会に続いて沢山の来客に追われる島田さんやウグイスさん(忙しいのはいいことながら、疲労は滲み…)を心配しつつ…ヒロクニ先生とサホリ夫人には不思議な元気を貰いました。

ギャラリーは本当に沢山の出会いの場。私も今までに数えきれない出会いをさせて頂いてきました。
画家さんらはもちろんピアニスト・作家・舞踊家・お医者さんに学者さん、まちづくり活動家にミュージシャン…
そしてまた、遠方の方や忙しい方が自分軸で動いての時空の円弧が、神様が本当に何か考えて差配されてるのかと思うほど不思議にうまくピンポイントで交わって…
昨日もギャラリーで、偶然のような必然のような出会いたちに驚かされた事でした。
小学生時代に日曜に教会に通っていたせいか、事あるごとに神様の存在を思ってしまう(困った時にも思わず神様ってつぶやきながら手を組んでしまってる)私です。

今日日曜はまた早朝から息子のサッカー公式戦にお弁当作り。
今回会場は地元だったので、差し迫る制作他の仕事をこなしつつ、試合の時間だけサポートに走り…。

明日はまた先端医療センターで父の検査。
明後日から水曜は私も検査。
神様はどう差配されるのか…
| - | 23:37 | comments(2) | - |
今月・豊橋で三尾公三先生の展覧会が…

少し前にお知らせした、今年11月・岐阜県美術館での三尾公三展の前に、今月末に、愛知県豊橋市でも小さな展覧会ながら三尾公三先生の展覧会があると、お知らせ頂きました。
少し遠いけど、見に行きたいなぁと画策中です。
そうしたら友人が、三尾先生の大きな画集…私の持っていないもの…を見つけてきてくれて、拝見しながら不思議な巡り会わせをまた感じたりしています。

2月20日(土)-3月4日(木) 10:00〜17:00 会期中無休 入場無料

中部ガス名豊ギャラリー
愛知県豊橋市駅前大通2丁目48名豊ビル6階
TEL 0532−51−5610

第15回企画展 トリックアートの巨匠 三尾公三展
−夢幻空間 in 豊橋−

近くの方は、是非ご覧になってみて下さい。
| - | 22:47 | comments(0) | - |
絵のモチーフは…

私の絵に、よく飲みかけのワイングラスや、ウイスキーのボトルなんかが描かれてるので、お酒好きなんですねと言われたりします。(夏のミニアチュール展にはホッと一息のビールを描いてましたね。)
そんなに強いわけではないけれど、色々な意味や想い…人の気配や存在感を込められるモチーフの一つとして…
特別な日の花束や旅行鞄、置き去りにされた傘や椅子、もっと象徴的な向こう側の世界へのゲートだったり…行き先のわからない矢印の案内板だったり…、色々に描いてきましたが…

と同様に、描いてみる事が多いのでした。

昨日描いていた、京都の展覧会へ出す小品の一つ、デンマークの海に並び立っていたウインドミル(風車)に想いを馳せて、
風はどう吹くのか…
この風に乗るべきなのか、逆らって行くべきなのか…迷いながら風や光や海に問い掛ける窓辺。
今回のモチーフは、ハイボール…

昨日は病院の近くで父とサンドイッチランチ。
私の睡眠不足を心配する父と、父の血糖値がずっとかなりまた高いのを心配する私。お互いに自分の事は仕方ないけれどそちらを何とかしないと…と、心配しあい言い合ってるのが、はたから誰か聞いてたらおかしかったかも…と苦笑しながら、制作へ戻った事でした。
| - | 09:07 | comments(0) | - |
節分
季節ごとの日本の伝統行事を、きちんとしたしきたりまでは知らないにしても、子供達に伝えておきたい…そんな思いで、今年もお正月のお節料理から始まって七草粥、鏡びらき、そして2月3日立春の前日の節分。

塩鰯を焼いて、巻き寿司を西南西に向かい丸かぶり、水菜のお味噌汁とで夕食。
厄除けに鰯の頭とひいらぎを玄関に下げて、息子と豆まきもしました。
リビングはベランダへのガラス戸開け、玄関はドアを開け、「鬼は外!福は内!」以前は鬼のめんも作ったんですが、それは省略。
「あんまり大きな声出さんとってや、恥ずかしいから」と気弱な?息子でした。受験生の娘の為にもと母は気合い入れてたんですけど…
福が来ますように…
| - | 00:09 | comments(0) | - |
今朝の空…凛とした海

凛とした海の色に、なぜか背筋が伸びる思い…気を引き締めて出勤。

今日は大学の今期最後の授業。
合評と、採点と…昼食を挟んで今までの作品評価と授業出席状況、授業態度など鑑みての成績評価を、共に授業担当するH先生と。

凄く真面目に頑張っているのに作品がうまくまとまらない学生…、作品はいいんだけど遅刻・欠席が多い(授業態度に問題ある)学生…の評価が難しく悩ましい事でした。
| - | 23:30 | comments(0) | - |
今朝の空の色…

am6:20…冷たい朝の色…
| - | 23:29 | comments(0) | - |
もうすぐの展覧会「2010 Breeze」

ギャラリーオーナーからDM(案内状)が届きました。
まだ今必死で制作中の3点を出品する展覧会です。
ご高覧いただけると嬉しいです

「2010−Breezeー」展
出品作家…
赤松玉女
荒牧陽一郎
井上よう子
奥田輝芳
日下部直紀
2010.2.16(火)〜2.28(日)12:00−19:00(月曜休み、最終日18:00)
ギャラリーa
京都市中京区寺町二条下る東側2F
TEL、075−241−4056
| - | 01:13 | comments(0) | - |
今夜は豚汁とおさしみ定食の夕食に

今日…もう昨日になりましたが、かなりの寝不足で大学授業後、帰りに買い物…安くなってた美味しそうなおさしみ(大好きなサーモンと、息子の好きな鯛と中とろ)買って帰り、寒かったし具だくさんの豚汁たっぷり作りました。
子供達は、たっぷりの豚肉とサツマイモが嬉しそう。おさしみと豚汁と無農薬胚芽米のごはんでまた定食風?
| - | 01:12 | comments(2) | - |
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