YOKO'S SCENE

19日から始まった神戸ギャラリー島田での「井上よう子自選展」、最終日も色々な方々来て下さって（私は父のPET・CT検査でいませんでしたが搬出前駆け込んだ4時から5時に会えた方々もあり最後に来てくれた石井一男さんとは海文堂ギャラリーの22年前の懐かしい話しに花咲いたり）終える事ができました。
また沢山の新たな出会い、懐かしい再会、予想以上の嫁入り先…今搬出も終え無事アトリエに大作運び込み帰ってきて、ビール片手に感慨に浸っています。遠方からも近くも…来て下さった皆さん有難うございました。頂いた沢山のエール胸にまた次、1月の三木市立堀光美術館特別企画展の準備にかかります。が、とりあえずホッと一息。

そそっかしい私は、以前にもあったから、気をつけて見てから消去するようにしていたのに、午前中授業の間に携帯に届いていた沢山の迷惑メールを、午後の授業前にと消去していっていて、中にあった迷惑メールでないメールも一件消去してしまいました。
消えていく前に一瞬「自選展に伺い…」のような文字が見え、あ！と思ったけど遅かった…あぁごめんなさい！
どなたからのメールだったのか、どんな内容だったのかが、全くわかりません。
大事なメールがわからなくなるからと迷惑メール消して行くのに、大事なメール自分で消してたらあきませんね。
携帯メールアドレス知ってる人で、来てくれた人何人かに連絡してみるもわかりません。本当に失礼な事ながら、心あたりのある方は、メール再送してください。
よろしくお願いします。
ごめんなさい！
（ちなみにスマホでないのでごみ箱もありません）

個展はあと2日となりました。明日は6時まで、明後日は5時までです。

今日が終わるとあと4日になった個展、今日も沢山の方々、知った方や別のギャラリーで案内状見て下さった方々、たまたま通りがかった方々、HPやＦBやツイッター見て来て下さった方々、ほんとに有り難く個別に対応できないくらいに来て頂いて感謝でいっぱい。そして、ギャラリー閉めてから本当に心優しい芸大後輩らに誘って貰って一緒に食事して一足先に（個展残り月・火・水曜は仕事で行けないし明日日曜はフルに詰めるので）失礼しての帰り道、なんだかみんなの温かい心に包まれて涙が溢れて止まらなくなっています。

雨…週末台風が近づいて来るの心配しつつ今日はギャラリーにいます。初日土曜も日曜も、沢山の方々来て下さって感謝。HPで見て初めて見に来て下さった方々もあり、温かい出会いにも感謝でした。
月曜は終日大手前大学授業、昨日火曜は熱出し休む息子を気にしつつ朝食とお弁当作り置いて成安造形大学へ。
日曜冷たい雨の中息子たちはサッカーの試合、これまで勝ち抜いてきて念願の県大会へ出場したものの強豪高校に惜しくも負けた…張り詰めていた心身の疲れか、月曜夜から熱が出て昨日は一日中眠ってたようでした。喜びも挫折もあっての青春…ですね。

せめてもの心尽くし、ワインに合う、生ハム入りポテトサラダと、スモークサーモンのマリネ、作りました。朝から私はNHKの講座もあり、島田さんは出張から（自宅からなら自作のラタトゥイユなど社長自ら持参下さったりなんですが）2時頃帰還、スタッフも色々大変なので、あとはチーズやサンドイッチで。
何度こなしていてもやはりオープニング前は緊張します。懐かしい作品から新作までの展覧会。島田社長が24年前最初の出会いからそれぞれの作品に関してなぜ選んだかなど、オープニングパーティーの始めに少し二人でトークしましょうと。それも考え中々眠れませんでした。あ、搬入終えて昨夜はちゃんと眠りました。
昨日は兵庫県立美術館講座の後期スタート。新しい方々多く、継続で希望出した方々がかなり抽選で落ちたとの事。落ちられた方々次回は優先になりますから、ごめんなさい。
今からNHK神戸文化センター、先日展覧会終えた方々にまた楽しく描いて貰います。。

150号から小品まで（懐かしい作品から最新作まで）25点の作品展示完了。無事19日のオープンを待つだけになりました。運び込んだ後私が大学授業へ行ってる間に頑張ってくれたギャラリースタッフF君Y子さん、手伝いに来てくれたO大学卒業生M君有難う！
沢山の方々見に来て貰えますように…
今夜は久しぶりに少しゆっくり寝たいと思います。

先月銀座の個展終わって帰ってきてからも、10号1枚と4号2枚、何とか最新作も出したくて（自選展なので古い物から新作まで）描いていたのですが、4号1枚のフレームを発注し忘れてた事に気がつきました。もう搬入は4日後。うーん…今から発注しても間に合わないので、この画像下側の作品はそのまま持って行って、もし買いたい方あらわれたらフレームは付けてお送りする事にしようかな…たまにフレーム変えたい方や外して売ってと言われる方もおられるし、相談で？忘れ物名人の呟きでした。

朝から搬入展示作業、無事完了し、今日からスタートです。（私は今から大学へ飛んでいき授業）
元町商店街西寄りの画廊みなせ（隣の筆の老舗みなせがオーナー）で15日まで。15名の10代から70代の個性豊かな生徒さんらが楽しく頑張って描いた力作が並びました（私も1点賛助出品）。近く行かれたらお立ち寄り下さい。搬入風景撮ってたらI先生に撮られてましたね。今日は暑くて、皆汗かきながら、でも和気藹々と展示作業でした。

井上よう子 自選展
2013.10.19（土）‐30（水）12:00‐19:00＊火曜は18:00まで、最終日は17:00まで
ギャラリー島田
神戸市中央区山本通2‐4‐24リランズゲートB1F
TEL＆FAX 078‐262‐8058http://www.gallery‐shimada.com

大学院時代の150号油絵「遠くで何が起ころうと ここは静かだ」から、最新作まで20数点を並べます。
沢山の方に見て頂けたら嬉しいです。
土・日曜・水曜にギャラリーに行きます（急に行けない時もあるのと最終日水曜は不在です。ご了解下さい）

3日前、神戸元町の海文堂書店が店を閉じました。
私は、いつもの忙しい月曜の授業を午前は夙川キャンパス、午後伊丹キャンパスでこなしてから車飛ばしギャラリー島田へ、それから元町へ走り車停めて海文堂へ行きました。着いたのが6時頃。閉店予定の7時をかなり過ぎて沢山の方々が溢れる店の前で店長さん挨拶し、温かく、でも切ない拍手に包まれシャッターが降りるまでの約1時間半、懐かしい沢山の方々と出会ったりしながら店内を巡りそれからじっと外から見つめていました。
書店としての閉店を惜しむ思いの方とはちょっと違うかも知れません。もちろんそれもあるのですが…
24年前、ここと出会わなかったら今画家としての私はなかった…この2階にあった海文堂ギャラリーに、悲壮な思いでやっと描いた絵を持って何軒か回った最後に出会っていなければ、そして当時の社長だった島田さんが見て預かって下さってなかったら…。
91年から99年まで隔年の5回の企画展の度、2階のギャラリー横の美術コーナーは長時間立ち読みも大目にみて貰い貧乏絵描きには有り難かったし、乳飲み子連れて来たりで、児童書コーナーにもお世話になった…色々なシーンが浮かんできて視界がぼやけました。
「92年が初個展だから僕が1年後輩やね…」同じくこの場所から画家として始まって今や個展には日本中からファンが来る石井一男さんも来てらして、同窓生よろしく一緒にこっそり元ギャラリーの場所に入って懐かしく壁を見つめ、島田さんやスタッフが座ってたスペースも「そのままやね…」共に写真を撮りました。もう2度とは来れない消えゆく思い出の場所で。
私だけでなく沢山の人の思い出が染み付いた場所…。書店内でも外でも、それぞれにそれぞれの仕方で別れを惜しんでられました。
今の海文堂の基を多大なる努力で確固たる物にした人、ギャラリーも日曜大工で作り文化の発信源としての役割も担われた方である島田さんは、沢山の人だかりの一番後ろから、静かに、じっと、幕が降りるのを見つめておられました。