YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
たくさんの感動を貰った春でした

20日の卒業式、26日の受章式の写真の一部…できてきたのを見てまたじ〜んと……たくさん、たくさんの感動頂いた事に感謝。
| - | 02:13 | comments(0) | - |
ターナー色彩工場見学- 絵具製作現場
昨日は朝から息子をサッカーに送り出し、慌ただしく洗濯や片付け、買物、昼食準備。少し肌寒かったので、鶏肉を治部煮風に葛仕立てでうどんだしで煮て、アオネギもたっぷりのあんかけ風にゅーめん。
素麺は冷たいのも温かいのも大好きな子供らなので買い置きしてあって、うどんやそばほどゆで時間もかからずササッとゆでたてが食べられるので重宝しています。
12時頃戻った息子・娘らと急ぎ昼食とり、私は飛び出して、バス・電車乗り継いで阪急神崎川駅へ。そこから歩いて10分ほどのターナー色彩の工場へ行ってきました。
芦屋美術博物館運営のNPO・AMMが毎月1回やっている「美術館で美術クラブ」の番外編。いつもその美術クラブで画材を提供下さるターナーさんの協力によるもの。
でも、普段少人数の美術クラブが、今回はフタ開けると約70人もの応募があり慌てて締め切ったと、お世話役のAMM・Mさん、Sさん、ターナーさんもびっくりされてましたが、来られた方々もとても熱心で、絵を実際に描いているという方は少ないにも関わらず、じっくり要所要所見入り写真に取り、「ワクワクします」とそれは嬉しそうにしていた女の子も……この現象は何??
私は、またO大学の表現技法の授業や、NHKの講座にも、色々なメディウムを提供して頂いての講習を考えているのですが、実際に絵の具が出来ていく工程を見るのは始めてで、もちろん興味深く拝見。特に沢山のブルーは、そのまま欲しくなりましたが、「たまに中に落ちる人がいます」と聞いて、いくら好きな色でも絵の具の渦巻きの中にはまりこみたくはないなあ…と思わず想像してしまいました。
その後は、MさんSさん誘って(と、言うか車に乗せて頂いて)、谷町六丁目-からほり商店街近くのギャラリー「そら」へ、大手前の教え子で、卒業後に去年は私の授業の助手をしてくれた北中さんの個展最終日へ。
野菜や果物を巨大化・図像化して彼女独特の色で描く油彩。試行錯誤を繰り返して頑張ってるのが伝わってきました。これからが楽しみです。

湾岸線の夕日を見ながら早く帰れたのはMさんのおかげ。有り難うございました!。おかげで夕食準備も早く出来、皆の夕食片付け終えてから、8月のデンマークの展覧会の為にメール添付して画像送るのやら(英文での略歴など文章は問題なく届いたのに、重たい画像メールは何回も分けたりして送っても戻ってきたりして…)デンマークとのメールやり取りがしっかりできました。
こちらは夜中の12時、デンマークは夕方4時、時差はあってもリアルタイムで地球の裏側とやり取りできるのですから、やはりメールって凄いですね。
| - | 22:30 | comments(2) | - |
Blue…そしてBlue

書類や原稿書きに追われ、作品制作をもっと頑張っておきたい春休みなのに、絵は少しずつしか描けず、ちょっと焦り気味。
大学へ新たに出す書類何種類かや、「現代の洋画」(マリア書房)に今年も掲載して頂けるようで依頼があり、昨年からの新作の中での作品画像選びプロフィールや作家の一言などの原稿作成して送るのや、ここ数日中に締め切りのものばかりなのでした。

でも、タイトルのBlueは、心が憂鬱なBlueなのではなく、先日の学生からのBlueの花に続きまたBlueの花が届き、嬉しいBlueです。
自然の花のBlueは、本当に微妙な色が重なり合っていて、変化に富んでいて、見ていてあきません

そう思っていたら、成安造形大学情報メディアセンター制作の「Colors as Communication-色彩をめぐる18作家のブロファイル」という冊子も届きました。
最初に「青〜喪失と再生の色 」というテーマで私への取材を載せてくれています。
他にも色々なジャンルの方々の色々な切り口での色の話しが…拝見するのが楽しみです。(ディレクション・編集の谷本さん、お疲れ様でした!)
| - | 18:27 | comments(2) | - |
忘れない…感謝でいっぱいの日
兵庫県民会館での、賞の贈呈式が無事終わりました。
前日から昨日当日まで、ずっと緊張の連続でしたけれど、忘れられない日…となりました。

兵庫県芸術文化協会理事長さんから頂いた知事さんからの賞状には、ちゃんと私の絵の特徴を盛り込んでの文面。感動でした。

島田夫妻も来て下さいました。
泣きそうになり涙をそっとぬぐってふと見ると、私のために泣いて下さってる奥様E子さんの姿に、たまらなく・・・目も胸も熱くなりました。
式後も『貴方本当によくがんばったわね〜」と涙ながらに讃えて下さって・・ご病気をおして、本当にありがとうございました。

先日大手前を卒業したばかりのあの学生達の仲間4人も来てくれて、うちの3人の子供が左から、彼・彼女らは右から、写真を撮ってくれていて嬉しかった…

NHKで教えるMさんも来て下さってましたね、感謝です。
推薦下さった審査員の方が、今、旬の方をと井上さんに審査員全員の票が集まって問題なく決まったと言って頂いたのも、本当に有り難い事でした。

この感動を、忘れずに、これからも謙虚に努力を重ねていかなければ…とつくづく思った事でした。
| - | 01:56 | comments(2) | - |
戻ってきた「Autumn 90 ’」

これが、9年振りに戻ってきた作品です。かつて独立展に出していた頃、入選して東京・京都・大阪の美術館まわった油絵です。画集にも載せていますが、やはり懐かしい…
| - | 01:09 | comments(2) | - |
今日でなくなる三宅小学校へ

9年前、ここ西宮へ来る前に住んでいた大阪府摂津市の100年以上の歴史ある三宅小学校が、統合廃校になる事になり、今日の終業式を最後に校舎にも入れなくなるとPTA仲間だったお母さんから連絡頂き、今日何とか時間作って行ってきました。
長女は1年から6年1学期まで、1クラス25人ほどのメンバーで凄くファミリーに過ごし、私もPTA役員をして夏祭りやおもちつきや地区運動会に関わったり、学童保育の3役として、少人数で存続の危機を市役所へ直接交渉して乗り切ったりしました。次女は、2年の夏休み前まででしたが、初めての小学生生活を過ごした場所、今日朝からのクラブから急いで帰ってきて一緒に行くとついてきて、校門入るなり携帯写真を撮りまくり、「わーこんな小さかったんや」と下駄箱の列に感激したりしていました。
今日どうしても行こうと思ったのは、引越しする前に、お世話になった心からの御礼のつもりで、100号の油彩画を寄贈してきたのですが(贈った以上そのままお渡しのつもりでしたが)、もしかしたら校舎も潰されるかもしれないと聞くと、やはり絵も灰になってしまうわけでそれは忍びないと、引き取りに伺ったのです。
校長先生はもちろん代わられていましたが、「娘が絵をやってるし、よく運ばされてるから」と、車まで結構重い絵を運んで下さったりして、有り難い事でした。
住んでいたマンションの前も通り、帰途につきかけたのですが、小学校裏門すぐのビアノの先生宅へ、やっぱり行ってみようか…と風景の変わった路地に迷いそうになりながら、突然で本当に失礼ながら二人で訪ねました。調度昨日の演奏会後で休みでおられた先生と歓声あげての再会。実は私は先月の阪急個展に来て下さって会っていましたが、娘は久しぶり。西宮へ来てからも娘らの受験までは来て頂いて、本当に永くみな癒してもらったのです。
かつて学童保育の帰りに裏門すぐの先生宅でビアノ習って、終わる頃に私がまだ乳児の末っ子長男を仕事帰りに保育所へ迎えに行って自転車に乗せて、長女・次女を迎えに寄るといった懐かしい光景が、私と娘の脳裏に蘇っていました。
小学1年の次女が、高1の次女と私の回りを駆け巡っていた今日の午後でした。
| - | 01:00 | comments(0) | - |
学生達心尽くしのブル- の花

我が家の、海が見えるリビングで私を癒してくれています。
| - | 23:14 | comments(2) | - |
3月20日神戸新聞記事

載せて頂いた記事です。インターネットで神戸新聞20日の記事を覗くと、カラーで見られます。
| - | 23:10 | comments(2) | - |
卒業式のあと…溢れる想い…

卒業式…もう大手前大学だけでも、10数回見送って来ました。
非常勤講師の出席は少ないけれど、見送りたくて、予定をやりくりして駆け付けて来ました。
でも今年は、行ったら泣いてしまうんじゃないかと、ちょっと自分が心配でした。たぶん、ずっとこのblogを見てきて下さってる方はピンとくるのではと思います。そう、あの子達…芦屋美術博物館のアートフリマに子供向けワークショップボランティアに集まってくれたり、去年の夏のギャラリー島田での展覧会搬出を手伝ってくれたり…のあのグループが…そしてそのグループには入ってないけれど、2年の時から私の個展を案内状渡してないのに神戸にも京都にも来てくれてた学生も、卒業なのでした。
卒業制作のゼミを持たない私は、2年で絵画を担当した後は、3年4年の部屋は時々覗きに行ってアドバイスするくらい。卒業後も個展を継続して見に来てくれたり相談してきたりの元学生とは、教えていた専門学校・大学ともに、永いお付き合いになってる人がいますが、在学中から卒業までに自分達で何回もグループ展したり、こんなに共にした時間が多く、また声かけるとすぐ集まって手伝いに来てくれ、慕ってくれた子らは初めてで…卒業式を見守りながら胸が熱くなりました。
泣いてはいけない、笑顔で送りだそう!とつとめましたが、卒業式後の祝賀バーティーで絵画ゼミの学生達が、担当のH先生に花束を贈呈、そのシーンをカメラマンになって撮影してた私に、「これは井上先生に…」と私にも…それも私の好きなBlueでのアレンジメント(M君ありがと!)。もう思わず目頭が熱くなりました。
それでも何とか「先生、泣いてんの?」とつっこまれて「もお!泣かさんとって」と明るい笑顔で写真に入ったりしてたのでしたが、会場を出て、一番世話役してくれてたSちゃんの涙に思わず駆け寄り抱きしめ、皆と握手やハグして別れ、
先生方とも別れて一人になったとたん、涙が溢れてしまいました。

あんなに可愛く慕ってくれる学生達と出会えた事の幸せを思いました…

でも今日は別れではなく、これからまた何かと声かけたり、繋がっていくつもり…これからは社会人どうし、お互い頑張ろうね。
| - | 23:29 | comments(4) | - |
今日の神戸新聞に載ります
今日は大学の卒業式に、ポートピアホテルへ行くので、その途中の駅ででも神戸新聞を買って見てみようと思います
| - | 01:43 | - | - |
ウ゛ィッセル神戸・ホーム開幕戦勝利!
1昨日土曜は、朝からNHK神戸文化センターでの講座。受付で出席簿を受け取る時、私の講座担当のFさんからも「先生のHPのblog見ました!受賞おめでとうございます」と言って頂き恐縮。そして春からの講座のモデルさんの条件など打ち合わせたり、西宮北口にまたNHK文化センターができるとかで、出講は可能かと打診のお話あったりで、開始時間を2〜3分過ぎてしまい慌てて「すみません!」と教室へ駆け込むと、皆さんちゃんと座ってそれぞれ制作始めてられました。本当に、熱心に頑張って下さるので教え甲斐があるのです。受賞の報告には皆さん拍手で喜んで下さって、有り難かったことでした。
そして12時半過ぎに講座を終えて急ぎ三宮へ。
息子は朝からサッカーの練習があり、朝食食べさせ送り出してから神戸へ来たのですが、サッカー部を通じて安くチケット優待販売のあったウ゛ィッセル神戸・ホーム開幕戦が、3時キックオフであり、行きたい!というのでチケット買ってあったものの迎えに帰ってる暇はないので、一人で三宮まで来るよう(乗り継ぐバスと電車、行き先や降りる駅を間違えないよう前夜何回も復唱させて…)言ってあったのです。
改札で待ちながら、ホームからの階段を上がってきた息子が見えるまではハラハラドキドキでした。
途中で、やはり試合観戦に行くサッカー部仲間のご家族と一緒になったようで、「ガックン一人でえらいなあ、うちの子絶対無理やわ」言ってもらいましたが、ご一緒してなかったら反対の大阪方面行きに乗ったりしてたかも・・・「大丈夫?」と家で最終確認したら「大丈夫!阪神西宮までバスで行って改札入ったら、左のホームに上がって乗るんやろ?」と反対のホームを自身ありげに言ってた息子なのです。

三宮から地下鉄海岸線に乗り、御崎公園で降りるとホームスタジアムへ向かう沢山の人達に押し流されるようにしてスタジアムへ。

ホーム開幕戦は、大久保のケガからの復帰&1ゴール、レアンドロのハットトリックで4得点、川崎フロンターレの方が攻撃では押してるイメージでしたが1点返されただけで(何だか息子たちのチームみたいでちょっと同情…?)、2点3点入れてからのウ゛ィッセルは後半どんどん調子づき、気持ちよく終了でした。

余談ですがさすが地元チームのホーム開幕戦、開会式として神戸市長さんの挨拶や、兵庫県知事さんの始球式があってびっくりでした。
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3・14Fri-雨上がりのpm6:30
この2〜3日、急に暖かく春らしくなり、5時過ぎたら暗くなってた夕方もふと見れば徐々に日が延びてきています。季節の移り変わり本当に早く感じます。

1昨日は神戸新聞のHさんが取材に来て下さいました。ゆっくりお話しし、作品と共に恥ずかしながら私も写真を撮って頂いて、また受賞の記事を載せて下さるそうです。(掲載日は未定)取材後私が逆に、新聞記者になりたいと思ったのは?と尋ねると、実は学芸員になるつもりだったというHさん、生まれも育ちも兵庫県加西市で神戸大学出、神戸新聞で10数年、まさに兵庫・神戸の人。250ccのバイクに乗って来られました。…0歳のうちから転居転居で出身を聞かれると困る私は、6年間海を見ながら過ごせた神戸の小学生時代が心のふるさと。芸大大学院時代から女子校の専任美術教師時代〜結婚して子供ができるまで、250ccのオフロードバイクに乗っていた事もあってちょっと共感でした。
そのあと、取材の為に時間開けた今日しかないかもと、先日来まだ電話とメールでのやり取りだけの兵庫県芸術文化協会へ、突然ながら行ってきました。(アポイントも取らずにでTさん失礼しました)
Tさんとも初顔合わせでご挨拶と御礼。文化振興部事業第1課主任さんで落ち着いたお電話の話し振りに、私が描いていたイメージよりはずっと若い方で(これも失礼?)、急な来訪にも誠実な対応をしていただいて有難いことでした。そして26日の受賞式の打ち合わせをして来ました。HさんとTさん、また温かい人との出会いに感謝でした。そしてギャラリー島田にも駆け足で寄り、記事載せて頂いた毎日新聞を届け、夕食準備にとんぼ返り…忙しかったけれども、充実した1日でした。
| - | 23:34 | comments(0) | - |
毎日新聞- 阪神版に……

毎日新聞・阪神支局長の二木さんが先日電話取材してきて下さって、「小さい記事ですがまた載させて貰います」と言って下さってたんですが、昨日の朝刊に随分大きく載せて下さいました。思わず頭が下がりました。こんな記事になると、段々と受賞の実感が湧いて来てじーんとしたり緊張したりしています。本当に有難い事です。

ほっと兵庫の編集長・山田さんからもお電話頂いたり、今日も神戸新聞の方から…
変わらず家族5人の、日々の山のような雑用と、何とか少しずつの制作をこなしながらの毎日ですが、大学が休みなのが救い。身辺慌ただしくなってきても嬉しく対応しています。

いつもこの時期、1年間の疲れが大学が休みになったら出るのか、せっかく色々するつもりが熱出して寝込むパターンが多く、去年もやっと子供らも春休みになって、家族春スキーに信州・白馬へ行った途端、高熱でダウン、家族がスキーと温泉楽しんでた2泊3日中ずっと一人苦しんだ私だったし、体調気をつけねばとは思います。今年も微熱が続き出してるし…
今週は木曜取材と土曜NHKの今年度締め括り講座、来週は大手前大学卒業式、そして再来週は受賞式です。ちゃんと元気でこなし、その後春休みの子供らをまたスキーに連れて行けたらと考え中です。
| - | 00:21 | comments(7) | - |
頑張ってる学生達、がんばってる子供達に心からエール
金曜は、3時ごろになって何とかできた確定申告書類を西宮税務署へ提出してから、急ぎ京都へ。見に来てほしいと言われてた成安造形大学の学生達のグループ展2つ見てきました。
こないだまで教えた1年生の有志グループ、昨年教えた2年生の有志グループが、偶然同じ会期で、別のギャラリーだけど比較的近くで今日までやっていて、この土日は息子のサッカーの試合で京都ヘ行くのは無理だし、明け方までの書類作成にクタクタではありましたがもう今日行かないと見てやれない・・と、何とか元気だして行ってきたのでした。
二年生グループは、1年前の展覧会に比べたら、ずいぶん成長を感じました.はっきり言って、前回はまだ発表すべきではないなという未完成のものがあったり、完成度のある子・ない子の差が激しかったのですが、今回は皆色々と自分にあった画材や描き方も追求していってて、「実際こんな画材をこんな風にしてみているのですがどうですか?」とか、「私はリアルに描きこむのが苦手だから、こういう路線でいこうかと・・」など、アドバイス求める姿勢も真摯でしたし、もちろんまだまだ未熟なところあるものの、皆の完成度が上がってきていました。
1年生の方はというと、これがまた予想以上によかったのです。そして、会場に詰めていた子らは、次々と「先生、批評お願いします」と自分の作品の前に私を導いてそれは熱心にアドバイスを聞くのです。
京都へは行くだけでも往復4時間かかるので、とにかく見るだけでも・・のつもりで行った私でしたが、まっすぐな目で聞いてくる子等に、思わず丁寧にそれぞれアドバイスしていって、帰宅は9時をすぎました。

昨日は朝からサッカー部運営会議。年度末迫り、4月の総会に向け、予算案作成など大詰めです。でも、試合もあり、5年役員(私達)とコーチ陣は10時過ぎで抜けて、急いで戻って子供らまた車に乗せて、芦屋川西グランドへ。
早朝から作ったおにぎりも持って、夕方まで3試合の交流戦。
コーチから「子供等には言ってませんが、相手チームは皆6年生なんです」
なるほど息子ら5年生チームより大きい・・でも、そんな宝塚・芦屋の3チームに対し、負けはしたものの、とてもいい試合をしたのです。
とってもハードなスケジュールで、しかも、目の具合がおかしくて(花粉症?黄砂?ドライアイ?)ずっと涙が出てハンカチで目を押さえながらの応援でしたが、一生懸命頑張ってる子供達にまた心からのエールを送っていました。

そして今日、また練習試合2試合。「昨日の3試合で筋肉痛や」といってる子も何人かいましたが、そこは若い元気いっぱいのわんぱく達。先月、今年度最後の公式戦で雪の中がんばったけど負けてしまった用海チームに、3−0で雪辱果しました。でも、間に4年生の試合の後、再び同じチームと試合し、1−0で負け。「勝つと思って臨んだらあかん」とコーチから試合後ミーティングで言われ神妙に聞いていた子供達。先日の公式戦のときも、以前の練習試合で勝ってたために、みな勝てると思っていたのが敗因かも・・おごりはいけませんね。大人も子供も、いつも謙虚な気持ちで、何事にも対峙していきたいものです、
| - | 18:59 | - | - |
ひとやま越えて…忙しさは続く
水曜・木曜夜なべして、金曜やっと確定申告済ませました。大学2ヶ所・NHK神戸文化センター・毎日新聞挿絵・岩波ジュニア新書カバー絵…細々とあちこちから仕事貰う身。毎年2月〜3月は頭から煙出して申告書類と格闘状態になります。本業の画家自営業-帳簿整理が一番大変です。ひと山越えて…この土日はサッカーのお世話に大忙し…

リビングから見える明け方のヨットハーバーの色も、微妙に春の色・・・明るくなる時間も早くなってきました。
| - | 20:22 | comments(0) | - |
奇跡が起こりました〜色々な思いに感謝の涙・・・
兵庫県芸術文化協会のTさんという方から、先日お電話がありました。
「今年の‘亀高文子記念‐赤そう社賞’に、井上よう子さんが決まりました」
最初は何のことかわかりませんでした。でも、兵庫県下で第一線で活躍する女流洋画家を顕彰する賞で、学識経験者等による選考委員会の審議を経て決定される賞で、私を推薦して下さった方があり、他の選考委員の票も集まり決定したとのこと。信じられない思いで、感謝を述べたあとも、「授賞式は3月26日(水)ですが大丈夫ですか?」の問いにあわててスケジュール帳をめくる手が震えていました。
(記者発表までは公表は控えてくださいとのことで、今日までここに書くのをこらえていました)

こんな公的受賞など無縁だと思っていました。
才能あふれるタイプではなく、とにかく努力あるのみ・・それに、
素晴らしい作品で納得の受賞される方もあるけれど、権力に媚びることで受賞されるのも目の当たりにし、無所属に帰した私でしたし・・

この20年間、自分ではどうすることもできない色々な困難に見舞われ、本当にもう絵を描き続けるのは無理かもしれないと、泣いた日々もありました。
そんな中、「努力は必ず報われるから」と本当に厳しかった恩師・三尾公三先生から頂いた言葉を胸に、生活を支える仕事と、3人の子供らや主人や父のことも精一杯にしながら、時間も場所も限られた中、何とか努力だけは人一倍してきました。(それでも心のどこかで「報われない努力もある」とも思っていました。)
自分の絵が、人の心に何かを響かせることができた、役にたてた・・ということがあるたびに、またそれを励みに頑張れました。

努力を続けたことが、ちゃんと見て頂けて、こんな奇跡としか思えない賞というご褒美(兵庫県下で活躍されてる女流洋画家は、沢山おられるし、その中から私を選んで頂けたのは奇跡としか思えず・・)いただけたことに、とにかく感謝と感激で・・「努力は必ず報われる」と言うことを、教える学生達や、自分の子供達にも、心から言って励ましてやれる気がしています。

そして、この賞を頂けたのには、無名でただ必死で絵を描き続けようとしていた私に、19年前に出会ってから、定期的に展覧会の場を与えて支援下さった島田夫妻(旧・海文堂ギャラリーから現・ギャラリー島田 オーナー夫妻)の存在なくしては考えられない事、お二人への手紙をしたためながら、涙がとまらなかった私です。
お二人ともとても喜んで下さって、とりわけ今、大病と闘われる奥様が、授賞式にお二人には出ていただけたら嬉しいとの申し出に涙してくださったと聞き、本当にお世話になったご恩返しはまだまだできてないけれど、少しは喜んでいただけることができた・・と、また涙の私でした。

毎日新聞の、陳舜臣先生の「海の世紀」エッセー(2月からしばらく休載中)を描かせていただいたことも、「活躍」の評価の中に含まれてるはず、
担当記者Kさんにも心から感謝、昨年のギャラリー島田での展覧会前に、大きく温かいメッセージで私への取材を載せてくださった阪神支局長Fさんにも感謝、先日阪急の個展を写真入りで載せてくださった「ほっと兵庫」編集長Yさんにも感謝・・・

そしてそして、いつもいつも私を励まし心配し、時にエールを送ってくださる皆さんに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
こんなどんくさい私が、こんな立派な賞を頂く奇跡に、励まされて元気を出して下さる方がいてくれたらいいなと思います。

最後に・・先日うちに来ていたとき、そっと知らせた父、今年もう84歳になる父がきっと心から喜んでくれてるだろうと思うと、ささやかな親孝行になっただろうか・・と。








| - | 00:16 | comments(10) | - |
穏やかな時間
大学の授業が休みになり、ゆっくりした毎日…と言いたいところなんですが、ずっと貯まった雑用(去年から今年1月の個展までの資料整理や、確定申告用帳簿整理、娘の成人式お祝いのお返し、御礼状諸々…)に追われ、同時に現在進行形で入ってくる息子のサッカー部役員の仕事や参観・懇談、新たな仕事関連の打ち合わせの電話やメールのやり取りもあり、やはり寝るのは2時〜3時。朝は6時半起きなので中々寝不足解消はできません。
でも、絵を描かないでいるとストレスが余計溜まる私…
まだ展覧会後の片付けができてない(確定申告もできてない)というのに、また色々地塗りして見て新作の構想…皆が寝静まった後のこの心穏やかな時間がしばし止まっててくれたらいいのに…と思ってしまう私です。


(実は、この日記、3日ほど前真夜中に携帯から送信したのに、もう次の日記送ってから昨日になってパソコンで見たらこれだけ入ってなくて・・あて先も間違えてないし再送してみたらこうしてアップされたのですが、1回めの送信済みの日記は一体どこへいってしまったんでしょうね???)
| - | 11:42 | comments(0) | - |
裏の主役
昨日は、朝からNHK神戸文化センターでの仕事があり、息子のサッカー試合は当番のお母さんに申し訳ないけどお任せ(帰宅後に聞いたら、2試合1分け1勝。息子も2試合めに1点決めたとか。母が見てない方がいいのかも??)車で乗せてって貰うためお願いして見送ってから、バスとJR乗り継ぎJR神戸駅前のHDCビルへ。
「大好きな絵を描こう」講座では、15名全員出席で、老若男女、時の経つのがあっという間なほど熱心に「名画に挑戦〜模写」の課題に取り組んでくれ、お互いに和やかに情報交換などいい雰囲気でした。そして、すぐ近くの素敵なフルーツカフェ「saita!saita!」…http://saitasaita.com…の壁面で昨日まで個展だった大手前大学卒業生・吉田容子ちゃんの作品拝見、風邪気味の体に優しいホットグレープフルーツ飲んで温まり、容子ちゃんの作品とリンクした「いちごとキウイとバナナのジャム」(saitaオリジナル)が素敵だったので買って、急ぎ神戸から京都へ。
3時半からの京都東急ホテルでの、大原雄寛先生退官記念パーティーに、またぎりぎり駆け込み。(今日は電車です、念のため)
成安造形大学イラスト科卒業生が発起人になって、先生方・職員の方々から卒業生・在校生まで、沢山和やかに集まられてのパーティーは、まさに大原先生のお人柄。学長が「長年勤めてきたけれど教え子らの手でこれだけの大きな退官記念パーティーというのは初めて」と挨拶されたのが象徴的でした。

そして途中から私が気になっていた、2002卒の女の子が連れてきてた可愛いベビーとそのお兄ちゃん。お兄ちゃんの方がとにかくじっとしてられなくて、走り回り、舞台に上がり…ついに皆で記念撮影の時には、偉い先生方並ぶ前に椅子引っ張ってって座ったり、さあ撮影!って時に走りだしてホテルマンのおじ様がお菓子持って追っかけたり、mrビーンの映画を生で見てるかのよう。最後の大原先生のご挨拶の時も、舞台に上がって後ろを行ったり来たり…
しっかり裏の主役でした。
| - | 13:28 | comments(2) | - |
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