YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
切なさの向こうに…
今のこの切なさの向こうに、きっと見えてくるものがある・・

そんな思いで、2013年の銀座・ギャラリー枝香庵での個展につけたサブタイトル。今も作品の根底に流れる想いは同じです。
8月29日から3年ぶりに個展させて頂くため渾身で準備進めているのですが、個展の前にその枝香庵さんの10周年記念展が8月1日から、下の新しいスペースも加えて開催されます。(私の個展でも新スペースも使わせて頂きます)
私も10周年記念展の企画の中のPart1「SUMMER FESTA 2016」に出品依頼を受け、いつも温かく応援して下さる枝香庵さんへの感謝の思い込めて、新作4号「静かなる光へー北欧の大地にて」を描いています。週末搬入に間に合いますように・・・

月曜は、大学夏休み前の最終授業、午前中は2年生20数名の合評。午後からは3・4年クラスの合評。授業外でも頑張ってた学生も多く、力作が並び,講評にも力が入りました。
時間足らずで完成度不足、もう少し描くとの一部学生作品を見てやりに、今日も夕方大学へ走ります。

昨年秋からの少し気になる体調と、先日のアナフィラキシーもあり、昨日は久しぶりの内視鏡検査にも、思い切って行ってきました。
迫る個展も、病院の父の事も、とにかく体調管理していかねばと日々思います。
| - | 13:55 | comments(0) | - |
20歳に乾杯
19日は、息子の20歳の誕生日でした。
生活に追われ妊娠初期には切迫流産で絶対安静。
落ち着いてからは、出産1週間前まで仕事。3人目にして難産。
生まれてからも、乳児期・ロタウイルスで24時間点滴となったり、幼児期・頭骸骨骨折で死にかけたり、色々あったなあ・・としみじみ。
元気で育ったことに感謝。。。
あとは自立やね・・(私も母が亡くなった歳をこしていつどうなるか・・と思うと子供らには自立しておいてもらいたいなと)
初めて息子とちゃんとアルコールの入ったシャンパンで乾杯しました。

今日は、ギャラリー島田の夏の恒例ミニアチュール展の展示作業に朝から行って午前中だけ手伝い、午後は大学授業へ走り、そして父の病院へ・・でした。
ミニアチュール神戸展2016 7月23日(土)~8月3日(水)・神戸ハンター坂のギャラリー島田の地階に、大ベテランから若手まで、平面も立体も、さまざまな作品140点ほどが並びます。
私は今年のテーマ、「Now's the time to go」に沿って
「Now's the time to go-明日への扉」F3号を出品しています。
(ほぼアイウエオ順になので、私の作品は入ってすぐの壁面にあります)
| - | 01:47 | comments(0) | - |
海の日・・・梅雨が明けました
今日は海の日。世間は祝日ながら、大学授業はあって、朝から夕方までフル授業。来週が夏休み前の最終週になるので、講義授業なら試験やレポート提出ですが、実技授業は作品を完成させて発表する合評会。みな完成に向けて制作大詰め、こちらも指導に力が入り、学生も集中して頑張ってくれていました。

でも私自身も、来月末の個展に向け、制作と並行して案内状に載せる画像を撮って送ったり、コメント考えてメールしたり・・・昨日も父の病院へ先に行ってから3連休の街の喧騒横目にアトリエへ走り、追われていました。

土曜はNHK講座(生徒さんらも、10月の展覧会に向かう時期に)指導終えてからBBプラザ美術館「辰野登恵子 展」。東京芸大卒業後最年少での国立美術館個展や数々の受賞、まだまだこれからを期待されながら2年前64歳で亡くなった辰野さんの、作品とともに、遺された言葉が胸に沁みたことでした。

そして、今日、海の日に、もう四半世紀お世話になってきている島田さんのギャラリーに、第三のスペースTroisが誕生しました。オープニングレセプションには大学授業で出席できませんでしたが、私の作品(開かれた窓から海=彼の地を臨む海文堂ギャラリーでの個展に出した懐かしい30号作品)も、他のギャラリー島田コレクションとともに飾って頂いているはずです。
神戸・北野へ行かれたら、覗いてみてください。
| - | 23:02 | comments(0) | - |
時と向き合い・・・
先週、それまで静かだった家の周辺の木々から、早朝一斉にセミの鳴き声がし出して、あぁもうすぐ梅雨も明けるなと思ったのでしたが、週末また凄い雨が続き、梅雨明けはまだ月末ごろとか。
この酷い雨の中蝉はどうしてるんだろう・・思っていると昨日も今日も、明け方から豪雨の音の後には蝉の一斉の鳴き声。また雨で少し止むのだけれど、雨が鎮まるとここぞとばかりまた蝉の聲。たくましい・・・
いや、はかない命の残された時間を知ってるから懸命に。。。そう思うと、
煩いと思う鳴き声も、いとおしく感じます。

来月末の個展に向けての新作制作と並行して、「記憶の渚にて」挿絵の後半分約160枚に、展示するためのマットを装着していっていて、小説の中の時間、絵を描いたときの時間、1枚1枚の原画を見つめてはまた色々な想いが蘇り時と向き合っています。
6月末に発売された壮大な小説の単行本は、1週間で重版となり、物語を編まれた白石一文さんは新聞・雑誌・ラジオ等色々次々取材を受けられていて、そこで語られてる言葉もまた、とても深く・・生き方について考えさせられます。
| - | 13:14 | comments(0) | - |
不安な出来事が続く・・・でも彼方に希望の光信じて頑張ろう
今日も本当に暑い一日でした(まだまだ夏はこれからですが)。
晴れ渡る青空に、雲はすっかり夏の雲。
そして風がとても強く、ブルーストライプの日傘が飛んで行きかけて,映画「風立ちぬ」の1シーンを思い出していました。

不安な出来事が続く毎日・・・でも、絵の中の彼方に光る海に希望を重ねて・・・何度も、何度でも描いていっています。
そんな思い込めて、来月末になった銀座の個展に向け描いている20号の画像をアップしようとしたのですが、なぜかうまく上がらず・・・(・・;)

(なぜか6月24日のブログに20号作品画像が横向きでアップされて、そこにアップしてあったミニアチュール展に出す3号作品が消えていました。謎です・・;)
| - | 00:53 | comments(0) | - |
雲は流れて・・・
今日は朝からNHK講座、皆さん熱意もってモデルさん描いてくれて充実の時はあっという間。それから父の明石の家に風を通しに行き、叔母のいるケアハウスへも走りました。
子供なく、叔父も亡くなり、身寄りない叔母(父の妹)は、叔父(父の弟)が動いてくれてケアハウスに入れたけれど、叔父も高齢。従姉妹が時々覗いてくれて、私は父の病院へがあり月に1度位しか行けない、今日は何とか走れるかなと、でも神戸から渋滞で2時間かかりやっと到着したら熱出てきていて・・アクエリアスやお茶をせっせと飲ませて水分補給が効いてか帰るころには下がってきててちょっとほっとでした。
今日は風が強く・・叔母の小さな部屋から見えるはるかに連なる木々は揺れ、空の雲は流れて・・
「いつもはずっと鶯が鳴いてるのよ。今日は風が強いからかしら」
神戸の山手の街に、まだこんなに緑があるんやねと言う私にそう言った叔母は、一段と小さく見えました。。。
帰ったら、カフェ修行中で忙しい次女が手作りの梅酒と梅シロップを届けてくれてあり、「割ると美味しいよ」のメッセージと共に冷蔵庫に炭酸水も。嬉しかったことでした。
| - | 23:56 | comments(0) | - |
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