YOKO'S SCENE

6月27日(土)〜7月8日(水）
12：00〜19：00・火曜日は18：00、最終日は16：00まで。
ギャラリー島田
神戸市中央区山本通2-4-24　リランズゲートB1F
Tel&Fax078-262-8058
「本への偏愛」展ー「海の本屋のはなしー海文堂書店の記憶と記録」平野義昌・著（苦楽堂）出版記念展ーに、本にまつわる3作品を出品します。

「記憶の渚にて…読む窓辺」F10号
新聞夕刊小説・白石一文氏の「記憶の渚にて」の挿絵を毎日描く中、その小説を読む現実空間と、窓の向こうに20年前に描いた記憶の中の渚の風景、リンクさせて描いた作品

「言葉を旅する…希望の光に向かって」10号変形
今年3月に出版された後藤正治先生の著作「言葉を旅する」（潮出版）の装画として描き下ろした作品。旅する電車の窓辺に本、車窓からは冬枯れの草原と海、彼方に光。。

「時忘れの喫茶店」F4号
光あふれる窓辺でコーヒーと小説、至福のひとときのイメージ(時間に追われてばかりの現実の私にはなかなかかなわない）を描いた小品。

海文堂の本出版記念とともに、そのゆかりの作家さん達との展覧会、私自身楽しみにしています。
どうぞご高覧下さい。(本も書店より先行での販売です）

今日は朝から夕方まで大学フル授業、その後父の病院へも行って、くたくたになって帰ってきたら、今日は大学のフットサルサークルで遅くなり明日朝練もあるからサークル仲間の下宿先に泊まる息子からの大きな荷物が届きました。え？何？とあけてみたら、椅子において腰にや床に置いて足にもできるコンパクトマッサージ機。「ありがとう！なんで？」とメールしたら、「母の日にちゃんとあげれんかったから」(今お金ないからとカーネーション1本くれた、それだけで母としては十分だったのですが）「初(バイト）給料はちゃんと使いたかった」。
大学生になって会話も減って、帰り遅くなる日が続いてちょっとバトルにもなったりだった息子からのサプライズプレゼントに、今夜はちょっとうるっと来てしまい…元気貰って夜中制作への親ばか母です。

印刷になってみてわかること、色調、明暗のメリハリの出方など、色々に検証しつつまた前へ…時間軸も場所もさまざまに変化する白石さんの壮大な小説にどんなイメージで添うべきか悩みこむシーンもときにありますが、立ち止まっているわけにはいかない、今夜も前へ・・・

昨夜から今朝明け方まで制作し、少し寝て、昼間は父の病院行き（昨日またしんどがってたけれど、今日は少し元気戻ってほっとしながら）雑用こなし、夕方戻って加筆完成、「記憶の渚にて」挿絵,今回も渾身の思いで色々な思い込めイメージ羽ばたかせて・・・1週間分発送。
そして、27日からの「海文堂の本出版記念・本への偏愛」展(ギャラリー島田）へ出品する3点目の4号も制作中。もうすぐ完成します。
海文堂ゆかりの画家として、本にまつわる絵を3点出品します。

今朝の息子との朝食、冷蔵庫の物ありあわせでも、栄養バランスよく・・と毎朝頭をひねります。。固くなってた冷ごはんを大根葉と美味しい塩少しでおかゆにして九州から届いた明太子と海苔添え、お味噌汁は大根と人参とお揚げさん。仕上げに青ネギ。おかずはキャベツと人参とソーセージをバターでいためて塩胡椒して卵でからめ炒め(昔亡き母が時々してくれた家庭料理。お弁当のおかずに冷めてもおいしいのです）

今夜も絵を描いています。
梅雨に入って、少し肌寒い日々だけど・・・雨音を聴きながら絵を描くのも好きです。
昨日は叔母の一周忌でした。
1年が何て早いのかと思いながら、慣れない一人暮らし、家事をがんばる83歳の叔父の言葉、エール送りながら聞いていました。
叔母を偲ぶ会なのに、父の事私の事心配してくれる年長のいとこ、兄弟がいないから父の事を看取っていくこと何もかも一人でになる私に、兄や姉のように何か困ったら連絡してと言ってくれることもありがたく・・・
叔母を昨年看取ったひとつ年下の妹のような従妹も、毎日病院で看ていく中では
綺麗ごとでは済まない色々な葛藤があることもわかっていて少し前メールで言ってきてくれたり、、、
兄弟はなくとも温かい従妹たちの存在を感じて、ありがたく感謝の日でした。

ギャラリー島田へ行かれたら置いてあります。
いつも忘れない・・・ずっと忘れない・・・