YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
沢山の感謝を胸に、次へ・・・
19日日曜に個展無事盛況にて終了し、今日、搬出作業でした。
旅立つ作品たちの発送手配なども終えて頂いて、いつものことながら、真っ白に戻ったギャラリーの壁見つめ一抹の寂しさ覚えながら大きな作品とともにアトリエに戻りました。

4週間の長い会期、片道2時間かけてのギャラリー通いと父の病院通い,仕事もあり、身体の疲労感はピークながらも、頂いた沢山の出会いとエールに、心はとても温かく、また次へ〈7月の神戸個展も楽しみにしてますと言って頂いて)頑張らねばと、アトリエで次の作品の下塗りも始めました。

倉敷の大原美術館長T氏、京都市美術館長S氏、西宮大谷美術館長O氏、BBプラザ美術館顧問S氏、姫路市立美術館長K氏、美術評論家Oさん、Mさん、など美術関係者の方々お忙しい中見に来て頂いたのも有り難く、もちろん新聞を見て、や、いつも私の個展楽しみにして来て下さる方々もまたとてもありがたく、嬉しく…感謝の連続の4週間でした。
最後の1週間は、モーネ工房の展と梯子して見に来てくれる方も多く、そして最後の4日間は、京都高島屋グランドホールでのチャリティー展も見てきたと、京都で3か所私の絵を巡って下さったりも、とても嬉しかったことでした。

本当にありがとうございました。
ああ、こういう方々のおかげでまた私は頑張れる…絵のもたらす素敵な力、あらためて感じています。
そして、私のいるときも不在の時も、細やかに心配りしてくれたギャラリースタッフさんにも、心から感謝です。
| - | 00:27 | comments(2) | - |
毎日新聞夕刊に掲載頂きました。

個展始まってすぐに丁寧に取材下さり記事を書いてくれた美術記者・岸桂子さんは、陳舜臣さんのエッセー連載の挿絵を描いた時の担当者でもありました。東京・神戸の個展も、ずっと見てきて頂いての文章…亡き恩師にも触れ…が有り難く、感謝です。画像では内容読めなさそうなので下記に。

青の風に吹かれて
  井上よう子新作個展

青を主題にした絵画を描き続けている井上よう子が、京都市中京区のギャラリーなかむらで新作個展を開催中だ。約20点を発表している。
最新作は、6枚組みのパネルで構成した「風に吹かれて…光見つめて…」。どこまでも水平線が広がる海と、広大な空をアクリル絵の具で描いた。「頭の中にある想像の海です」と話す。パネルを配置する「間」をつくったことで窓から海を眺めるような効果があるだけでなく、奥行きができた。ギャラリーの空間と向き合っているうちに構成を思いついたという。
「静かなる光」は旅先のデンマークで目にした光景をもとにした作品。真冬の冷気を帯びた光を、絵筆の筆触を意識的に残すことで表現した。細密だがテクニックに拘泥しない、絵画ならではの力を感じさせる。
 1958年生まれ。神戸や東京で定期的に個展を開き、近年は小説家の挿絵の仕事も多い。同ギャラリーでは5年ぶり3度目。京都市立芸大時代の恩師である画家、三尾公三も発表していた場とあって、格別の思いがあるという。「背中の後ろから見ておられるような気がします」
 青の色遣いも多彩になってきた。「ブルーはまだまだ挑戦しがいのある色。時間がかかる描き方ですが、絵筆を握っていると心が落ち着きます」と話す。
 19日まで。ギャラリーなかむら(075・231・6632)


| - | 11:12 | comments(0) | - |
個展4週目最終週に
今日から個展4週目、いよいよ最終週となりました。
先週は、高校同級生でタレントとして活躍する嘉門達夫くんも、忙しい中見に来てくれたり、同じく東京から、先輩や後輩、仕事とひっかけてはるばるの来廊に感謝の連続。
モーネ工房の展からこちらへ、逆にこちらギャラリーなかむらからモーネ工房へ流れてくれる人も多く、なんだか一緒に展をしてる感が、嬉しかったり・・

そして今週明後日から京都高島屋グランドホールでの下記チャリティー展にも1点出品しています。絵が役に立てたらの思いで…

≪芸術家と文化人の作品展≫ニッコーを支えるチャリティー・オークション
2月16日(木)〜19日(日)am10:00〜pm8:00(最終日はpm5:00まで、入場はいずれの日も30分前まで)
京都高島屋グランドホール(7階)入場無料

売り上げはインドやケニアへの支援、熊本地震被災地支援にあてられます。

| - | 00:14 | comments(0) | - |
井上由季子さんの本「大切な人が病気になったとき、何ができるか考えてみました」出版記念展に…

大切な人への、ありがとうの想いを込めて、個展がスタートしてからも描いていた絵、
「Thank you …for you 」
今日やっと完成し、モーネ工房へ送りました。
個展の最終週と重なっての展。京都はまた雪になるかもですが、ギャラリーなかむらとモーネ工房と、はしごして見て頂けたら嬉しいです。
15歳からもう40年来の親友・由季子さんの本は、なるほど!と思ったり、じんと涙したり、くすっと笑ったり・・きっと沢山の人の心に温かい贈りもの届けてくれると思います。

「大切な人が病気になったとき、なにができるか考えてみました」
井上由季子・著 出版記念展
2.12(日)〜19(日)12:00〜17:00期間中休みなし
ギャラリー モーネンスコンビス
京都市上京区堀川通丸太町下る下堀川長154−1
TEL 075−821−3477

| - | 02:09 | comments(0) | - |
ありがとうございました。
個展始まって早2週目も後半に。
画廊に詰めた日は京都から2時間かかって帰ってからも、色々にありがたくもメールや電話対応に追われたり、大学授業日は最終合評に終日追われたり、父の病院へ行ったりで、ブログを書くこともままならずに1週間以上が過ぎてしまいました。
今日も、はるばる九州から見に来て下さったり、先日来られたのに私が不在日でまたわざわざ神戸から来て下さったり、、ブログを見て下さってて来て下さった初対面の方も有り難く、神戸新聞「随想」最終回に書いた個展の事をメモして握りしめて来て下さった方、ギャラリーからの案内状の画像に惹かれて来たけどほんとにいい、澄んだ空気が伝わってくるようだ、とじっくりと長く見つめてはいい絵だなあと言って下さった日本画の先生、ありがとうございました。また沢山の力を頂いた思いです。

そんな中、昨日は悲しい報せ。亡き恩師・三尾公三先生の朋友でいらした木村重信先生の訃報。京都芸大教授・阪大教授・国立国際美術館長・兵庫県立美術館長歴任され、日本の美術界の大きな存在であり、私はGe展に出してくれないかと10年前に推薦して下さったり、お世話になりました。
毎年1月5日のGe新春展オープニングには乾杯の音頭を取られるのが、年末には行くと言われてたらしいのに…来られなくて皆で少し心配してたのですが、私のギャラリーなかむら個展にも腰が痛んでいて行けない、申し訳ないとの丁寧なお手紙が届き、いつもの筆跡、腰痛などならまたお会いできる、と思っていました。。。
三尾先生のお葬式には、葬儀委員長なのに遅れて来られたのが、悲しみのあまりちょっと酔ってふらついてのご挨拶、胸に迫るものがあったのを思い出し、今頃向こうで再会をされてるのかな・・・と。
木村先生、ありがとうございました。
| - | 23:57 | comments(0) | - |
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