ドライフラワーのようになっていたベランダの紫陽花(あじさい)から、新芽が出て、新緑の葉っぱ達が次々育ちだしました。
生きてるかな…
時々祈るようにして水やりしてきたので、最初に小さな新芽を見つけた時は、(あぁ、生きてた!)ってとても嬉しかった…。
この2週間ほどで目を見張る葉っぱの成長ぶり…です。
今週は、大学でも、今後の成長が楽しみな「新芽」たちとたくさんの出会いがありました。
月曜の朝一からは大手前大学で絵画基礎の授業(2年生中心)を先輩・井澤先生と。
1年生は全て伊丹稲野キャンパスでの授業なので、2年になってさくら夙川キャンパスで、それも講義を受ける教室が沢山ある本部棟でなく、美芸院(アトリエ棟)は初めてで、「トイレって、どこですか?」と恥ずかしそうに質問があったり、初々しい緊張感のある約40人に、授業説明をして静物画への手慣らしのデッサンをして貰いました。
その午後は、3・4回生混在の具象絵画表現の授業。
教室の大きさに対し予想外に多い受講希望学生で、今後どうするかを井澤・廣田両先輩先生と相談し考えていかないと…
とりあえず、授業説明は固まってした上で、隣の教室も使って実技に入りました。でも、「井上先生の授業がまた取れて嬉しいです」と言ってくれたSさん達に元気貰って…(そしてこの日は飛んで帰って6人の夕食作りや翌日の準備に大忙し…)
火曜日は滋賀県・湖西の雄琴にある成安造形大学。
早朝から朝食準備に加え夕食準備もして、車で父親を病院へ、長女を駅前へ送ってから名神高速と湖西道走って雄琴へ。
入学式が次女のと重なったためその日のオリエンテーションに行けず、初顔合わせとなった1年生の授業。(イラスト領域の1年4クラスの中の2組)
初めての大学生活に期待や不安でいっぱいの面々に、まずは自分が自己紹介し、お互いまだ知らない者同士、簡単に一言ずつ自己紹介してもらってから(同じ四国出身とか、富山出身とかわかったり、時々私もツッコミ入れたりもして和やかムードに)プリント配って授業の説明。
後半はまず最初の「線で描く」課題に早速入り、手のクロッキーから。
クロッキーブックに鉛筆で手慣らしして、ペンやマーカー、筆ペンなどで数をこなした上で、一番自分の気に入った「線」を使ってケント紙に描いて提出して貰いました。
「もっと自由に…」「色んな線組み合わせてもいいよ」[水でにじませてみるのもいいかも」
色々アドバイスしながら回っていると、
「こんなに楽しく手を描いたの初めて」と嬉しそうに隣に言う学生の言葉が背後から聞こえて、思わず振り返って「楽しい?よかった…。まず自分が楽しく描かなくちゃね」私も嬉しくなった事でした。
6時過ぎに授業終わって、雨の高速道路を走りながらは、さすがに疲れて眠気との闘いだったけれど……、素直にまっすぐに反応してくれた「新芽」達に、私も頑張らないとと。
昨日も朝から大手前大学で絵画基礎のもう一つのクラスを先輩・廣田先生と。
月曜と同じ授業でも、違うメンバーで、違う先生と担当すると、また違う話しを自然としていたり、雰囲気も違って来るので面白いのですが、皆久しぶりのデッサンだったり初めての人もいたり韓国からの留学生もいて、とても熱心に取り組んでくれました。
昨日は今週前半の山を越えた感じで、ちょっとホッと…
今日は家で制作…でまた微熱。(体は正直?)
明日の大学、明後日のNHKちゃんと頑張れるよう、今夜はなるべく早く寝たいと思います。