YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
3月の終わりに…
17日の神戸新聞文芸への挿絵を、アップしようと思いましたが、(このブログの画像容量が小さく画像アップが難しくなってきました)エラーになったので、ご覧になりたい方は申し訳ないけれどInstagramをご覧下さい。
タイトルは「遙かなる希望」(タイトルは小説のタイトルとは別です)。90歳超える女性が達筆に現在の社会問題をノンフィクションのように描き出され、なんとかならないものかと切なる想いを込めての終わり方に、難しいけれど遙か彼方へ、開けた扉の向こうに輝く海と空、希望の光に向かって飛んでいこうとする鳥を描きました。

3月は巣立ちの季節。先日、昨年まで務めた大学の卒業式もあり、出席は出来なかったけれど、教職の授業で教えた5人には、おめでとうのメッセージを送りました。
そして昨日は地元義務教育学校の終業式。サポートに入ったメンバーへの感謝の式もあり、私も図工授業サポートに入った者として出席。もう既に受け取った、最後の授業時に教えたクラス(3年生)の子供達が書いてくれた私への感謝の言葉や私の似顔絵に感動していた私、さらに感謝のメッセージをもらって、、、こちらこそ元気をもらい感謝でした。

いよいよもう来週は京都のBreeze展の搬入。そして秋田個展準備やうめだ阪急個展準備も並行して進めつつ、4月終わりから神戸市灘区にあるBBプラザ美術館で開催される「青とモノクローム」という魅力的テーマの展覧会にも1点出品依頼頂いて、バタバタは続きます。
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祈る思い
3月も後半に入りましたが、まだ寒い日が続きます。皆さんお元気でお過ごしでしょうか?

先日、東日本大震災14年目の3月11日には、昨年の8月仙台個展の時、1日だけ会場お願いして久しぶりに再訪した石巻、松島、南三陸の遺構などがTVに映り、地震があった時間には手を合わせて黙祷。
8日に仙台であった「かたりつぎ」へは、かけつけることかなわず、家で仕事しながら竹下景子さんの朗読をオンラインで拝聴し涙。。。
14年経つ東北でも、30年経つ阪神間でも、大切な人や色々なものを失った大きな悲しみ、喪失感は消えることはありません。日頃何もできない私ですが、せめて祈りながら、祈る想いで絵に向かっていました。

遅くなりましたが、今年の私の展覧会の予定を、HPの展覧会ページにUPしましたので(現在の予定なので、まだ入るかもですが)また覗いて見てください。
直近は、来月4月8日〈火)から京都ギャラリーなかむらでのBreeze展。それぞれに活躍する同世代5人の展なので、見応えあるものになると思います。数点ずつ出品します。(目下私は5月の秋田の個展とともに、準備に追われています)

昨日はNHKの教室に、しばらくお休みでお体心配していた方が来られ久々の再会。ゆっくりと絵を楽しんで描かれて嬉しかった事でした。絵がもたらす素敵な力…病室でも少しずつ描いていた話聞きながら…ささやかにでも心身に元気をもたらしてくれる力を思います。

明日17日の神戸新聞・文芸欄に、また私の挿絵が掲載予定です。
| - | 14:22 | comments(0) | - |
あっという間に3月に
2月が短いのはいつもながら、最終週スケジュールが過密だったので、気がつけば3月。
 2月24日(月・祝)は日帰りで東京…竹下景子さんの舞台公演拝見しに。雪の影響で新幹線は行きも帰りも遅れや欠便ありハラハラで、画廊も美術館も行く余裕は無かったけれど、深く考えさせられる内容と役者さん皆の迫力が凄まじく、行けて良かった。サイモン・スティーブンス作、ポルノグラフィとレイジのダブルビル。本当に普通の日常を送る中でロンドン連続爆破テロに巻き込まれ亡くなった実在の方々の短いストーリーが散文詩の様に織り込まれ、「黄色い線の内側に下がっていなければ」のサブタイトルが全編に繋がっているのでした。。
 25日は、天満の繁昌亭で、高校同級生の小説家・増山実氏〈一昨年の個展で「小説家の青、画家の青」をテーマに対談させてもらいました)の近作「今夜喫茶マチカネで」の不思議なお話短編集に引っかけての落語会&鼎談に呼ばれ、同じく高校同級生仲間女史たちと駆けつけて、それぞれに珍談奇談の落語も、増山氏と繁昌亭支配人?氏とのお話も面白く拝聴。
 26日は、もう会期終了が迫っていた「重松あゆみ展」を拝見しに、兵庫陶芸美術館へ。彼女は京都市立芸大の同級生で、現代陶芸の作家。昨年芸大教授を退官し名誉教授に。作品は、彼女の作家としての厳しさ〈私の個展での作品にも時には厳しいことも言ってくれる貴重な存在)と、奥に秘めた優しさが感じられ、凜としていて色彩のグラデーションがとても美しい。。静かな空間で、長年の沢山の作品を見つめることができて、良い時間を頂きました。その日はそれから夜には、神戸・三宮でのART STUDYにも駆けつけ、杉山知子さん(C.A.Pを立ち上げた人で、芸大のバスケ部後輩)の貴重なお話を拝聴。彼女の作品と、その柔らかな人柄(でもとても芯ははしっかり大きなプロジェクトを動かす人、神戸市内何カ所かに大きな作品が設置されています)が大好きな私なのです。
 27日は教え子やNHK講座の生徒さんが入選を果たした「神戸市展」を拝見した後、アートなミーティングへ。28日は広瀬未来さんのJAZZオーケストラのCD発売記念コンサートへ、それぞれに絵の制作もこなしてから駆けつけました。

 そして3月、1日はNHK講座、頑張る生徒さんらと向き合い、2日は地域の防災フェスタで受付担当し、それから宝塚市立文化芸術センターへ、大阪万博をアートと観光の視点から考えるシンポジウムへ。
3日は制作後にひな祭りのちらし寿司とケーキを長女宅へ届けに車を飛ばし、4日は、来月に迫ったBreeze展打ち合わせに雨の京都へ。

書き連ねても、クラクラ…(読んでる方もごめんなさい)するスケジュールで毎日が飛ぶように過ぎてゆきますが、展覧会でいい絵に浸って頂けるように、制作も毎日頑張って〈移動中は構想を練ったりしながら)進めています。
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