YOKO'S SCENE

私を日々絵に向かわせています。
人は描かない風景だけど…大切な人たちを想う気持ちをそこに込め、見た人にも何かが心の奥にふれ、感じて貰えるように…

音楽をする友人、文章を書く友人、それぞれ形は違っても、深い所で感じる物が共感できる人と話す時間も、また刺激を貰える貴重なひととき。

昨日、今日は、大学仕事で終日本当に忙しかったけれど、あとに短い時間ながら、それぞれ違う形で頑張る友人と深い話しができて…また私も頑張らなきゃと…、これも製作中の作品部分。
そうそう今日は…、個展迫り寝不足で滋賀県雄琴キャンパスへ車走らせていたら、途中から物凄い雷雨で前も見えないほどになり…昨年スリップ事故で死にかけた事思いだして（同じ道だし）緊張が走ったのでした。

自分自身がずっと飾って見ていたくなる作品を描くべき…かつて故・三尾公三先生が言われた。
大作に比べ小さいからと手を抜くのはいけない…
絵を描きながらいつも思い出す恩師の言葉です。

今描いている作品の一つ。三尾先生ならなんて言われるだろう…小さなモチーフにも手厳しくていらしたから
「これはどんな意味があるの？」
「こんな物は描かない方がいい」
にグサッと来たり、
「これはいいね」
「きみ、中々芸が細かいね」とニヤリとされると嬉しくなったり、
いつもハラハラ緊張したものでしたが、
「これはビール？ハイボール？君も酒のみになったね」と言われたりして…

今日は成安造形大学の授業で滋賀県雄琴キャンパスへ行った帰り、山科駅から地下鉄に乗り換えて、二条城前へ、7時過ぎにモーネ工房に寄って、画集の色校正。
いよいよ形になってきた画集に、ちょっと胸を熱くしながら、また田中さんや由季子さんと9時頃までチェック（二人には感謝でいっぱい）し、今帰りのJRで京都から西宮へ帰る所です。
6月16日の神戸・ギャラリー島田での個展初日には、楽しみにして下さってる皆さんにちゃんと見て頂く事できそうで本当に嬉しい…
日々しんどい出来事もあるけど、こうして支えてくれる人がいるから私はやって来れたんだなぁと（今もそう）、しみじみ思います。

道原聡君が、たまたま日本に展覧会（広島）で帰国してイタリアへ帰る前日だった昨日、京都のギャラリーａの前を通りかかると言うすごい偶然で、卒業以来31年ぶりの再会！
ギャラリーでの最終日は色んな事が起こります。
左側から道原君、私、奥田君、奥田君の教え子さん。
今日は金環日食見る余裕もなく早朝からまたバタバタ準備して息子送り出し、私も飛び出して大学へ今来ました、
午前ごご終日。学生らに充実の授業、頑張ります。

京都・ギャラリーａへ向かっています。
昨日はNHK文化センター神戸の「大好きな絵を描こう」講座で水彩やパステル教え、その方々の年に一度秋の展覧会会場を決めたりにも奔走。2時過ぎに昼食まだだった私は久しぶりにカフェ・マコ（旧アズマ）に寄って短い休憩。「よし、スペシャルなん作ったろ」アズマさんの特製サンドイッチと美味しい珈琲に元気頂いてギャラリー島田の田中美和展へ。芸大後輩だけど早くから兵庫の画家展など活躍してる彼女は、この春から大手前大学非常勤講師として同じ授業に来て貰い、助けられています。
彼女の素敵な作品で森林浴気分の会場を足早に拝見してアトリエへ。
そして夜遅くまで制作していました。

京都の展今日で終えたら、次は6月16日からの、そのギャラリー島田での個展への準備仕上げに集中します。

買い置きしてた生ハムとチーズもちょっと奮発。
あとはツナサンドと、定番ゆで卵みじん切りにきゅうりみじん切りも入れ塩と粒コショウとマヨネーズの卵サンド。

娘たちにも、ご飯のお弁当の合間に、サンドイッチや、ハンバーガー、ホットドッグなど色んなパターンで作ってやったけど、覚えているのかなぁ…

寝不足でも、明日早朝からまたサッカー試合の息子に、応援には行けないから、夜中にサンドイッチを作っています。
サンドイッチの場合、朝6時にお弁当作るより、前夜に作って冷えた状態で保冷剤とともに保冷バッグに入れて持たす事ができて、炎天下で試合長引くと何時に食べるかわからない終日試合の場合、スポーツバッグの中で腐る心配が、おにぎりやお弁当より少ないかな…との母心。
飲み物も凍らせてともに入れておくと、ほどよく溶けた冷たい飲み物とサンドイッチが食べられる…
息子の小学生時代から、昼食いるサッカー試合の場数こなしてきた知恵です。

目の前の期限ある仕事をとにかくこなしながら一日24時間ではできない事が…気にしてもなんともならないのだけど…山積みになりつつあり、高齢の父親もとりあえず元気でいてくれるのをいいことに中々会いに行けないのが気になりながら…うーん、悩ましい…

完璧な人間なんていないんだからと自分に言いながら、子供らや友人の気になる事には意見したりしてまた闘ってしまって…自分で疲れてしまう困った性格です。

今日は美術館の講座でほんとにやる気いっぱいの受講生の方々と充実の時間。
明日はＮＨＫ神戸で。
あさって日曜は、Breeze展最終日で京都ギャラリーaさんへ。出品した3点の2点が嫁入り先決まり有り難い事です。

画像は昨日大学仕事後に、夜遅くまで描いていた6月個展に出す小品です。
ちょっとお気に入りかな…

今日は成安造形大学で授業でした。
屋外風景スケッチの予定が、また私の雨女を発揮してしまいました。（学生らごめんね）一応両方準備を言ってたペン画と、最後1時間は5分ずつ画材やモチーフ交換してのイラストスケッチ。
楽しかったみたいでよかった…

大学帰りに画集の校正詰めでタナカさんの事務所へ。ユキコさんもまた来てくれ遅くまで…今帰りです。
体はクタクタでも良いものになりそうで嬉しい…
忙しい二人と事務所スタッフMちゃんの協力に感謝でいっぱいです。

ギャラリー島田からは、画集出版記念個展DMも届き、そちらも感謝…
いよいよあとひと月。

画像は、画集の中のデンマークでの展覧会に写っている一つ、掛け軸タイプの作品。個展会場に持って行こうかと昨日出して考え中です。

やっと熱は下がって…、
早朝からサッカー試合に行く息子に朝食と昼のおむすびしてやって送りだし、洗濯と掃除と夕食の準備も大急ぎでして、京都へとんでいきました。
今日は京都市美術館のGe展の搬出、そしてまだ来週まで開催のギャラリーa「Breeze2012」展会場へ（オーナーにお任せしっぱなしだったので）行ってきました。

熱を心配してメールやコメント下さった方々、ありがとうございました。

美術館にもギャラリーにも、またたくさんの方が来て下さって、いい出会いもさせて頂いて、感謝です。

画像は昨日アトリエで手を入れてた個展用作品の一部です。来月個展に向けての制作も頑張らないと…

水曜日、3時間睡眠で6時に起き、息子のお弁当作って7時前に飛び出し、9時に京都市美術館へ。Ge展会場に1時まで詰めていました。来て下さった方々ありがとうございました。
朝西宮出る時、遠雷と小雨…京都に着いたら晴れてきて…でもまたギャラリーaにも寄ってからの夕方、急に大粒の激しい雨。傘さしていても濡れてしまって、そのまま夜遅くまでモーネ工房で画集の詰めのミーティングをタナカさんユキコさんとして帰った頃から体がだるく、翌日の大学準備だけして寝ようとしたところへ…
心に雨が降るような出来事…
体は正直ですね、一気にガタガタと震える悪寒、熱上がってきて、震える体で何とか布団何枚も被って寝て…
昨日はまだ熱のまま大学へ出勤（いつもよりテンション上げて合評）、帰りにアトリエへ寄る事出来ず、夕食準備したら早くから休みました…
今日は何とか微熱に下がって、美術館講座へ今から出勤。
多少無理しても心が元気だと無理がきくのに、ほんとに体は正直ですね…

京都・寺町二条下ルのギャラリーａも無事スタート。

昨日初日は、成安造形大学授業の後、ギャラリー閉まる時間の7時ぎりぎりに駆け付け、久しぶりにの出品作家5人、企画して頂いたオーナーや京都の常連作家さんらで和やかに集うことができました。
感謝…です。

同世代の5人も入院したり色々あり、いつ誰が欠けてもわからない、今を大切に生きないと、と…
来年もまたBreeze展できますように…

昨日、無事、京都市美術館のＧｅ展の展示終了…
と言っても、結局私が大学伊丹キャンパス飛び出し京都について美術館に駆け込んだ時には、展示作業は終わり、最後のミーティング。
申し訳ない限りでしたが、代わりに場所のくじ引きしてくれた奥田君のおかげで、私は会場入ってすぐの見やすい場所に展示頂いていました。感謝…
（右隣は持田総章先生の作品。）

左側から、
「ともにある孤独-希望の光 1」
「ともにある孤独-希望の光２」

です。
今日から日曜までです。


同じく今日からのギャラリーaの展示も綺麗にして頂きました。そちらも感謝…

Ｇｅ展と同じく8日スタートで、京都・寺町二条下るギャラリーａさん企画でのBreeze展も。同世代5人でBreeze＝微風をギャラリーに爽やかに吹かせるような展覧会にと数年前から企画下さっています。

Breeze2012

赤松玉女
荒牧陽一郎
井上よう子
奥田輝芳
日下部直起

5.8（火）〜20（日）
12:00−19:00(最終日は18:00まで)
月曜休廊

ギャラリーａ
京都市中京区寺町通り二条下ル東側2F
TEL 075−241-4056
http://www.gallery-a.jp
こちらも併せてご覧下さい。
2つの展覧会どちらも今日展示、大学授業2つこなしてから京都へとんでいきます。

Ｇｅ展
5月8日（火）〜13（日）
京都市美術館・本館北館2階
9:00−17:00（入館は16:30まで）
最終日は16:00閉館
入場料 大人500円学生300円

私の学生時代から、恩師・三尾公三先生はじめ、現代美術第一線で活躍する作家集団だったＧｅ展に、数年前呼んで頂いて参加しています。
大先輩作家たちばかりながら、皆並列での、ヒエラルキ-とは無縁の気持ちよい集団です。
京都行かれることあれば、是非ご高覧下さい。

元永定正先生とも、最後にご一緒に参加できる展覧会かな…淋しいけど…遺作が出品されます。

あと1ヶ月ちょっとの個展への作品制作と、夜中は文章や画像パソコンでやりとりしては直したりの画集の大詰めで、ほんとにそれでも時間が足りなくクラクラしています。
でも昨日は、GW中愛知県の会社の寮から帰ってきていた長女が今日帰るので、先月27日の誕生日祝いに夕食へ連れてく事に…
アトリエから来週の京都ギャラリーａでの「Breeze展」への作品3点を朝から額装と梱包してヤマト運輸へ車で走り昼過ぎ発送。それからギャラリー島田にも走り、DMの打ち合わせと前もって持って行く作品を届け、画集の島田さんの文章の校正もしてもらいました。
娘を夕食に連れてくその前に、昨日がオープニングレセプションだったアートコートギャラリーでの「今村源・袴田京太郎・東島毅・Melting Zone」展へも終わりかけに駆け足で。
芸大同期の今村君は、現代アートのトップランナーになっても画塾時代からほんとに変わらない…
個展会場で赤ちゃん時代の話聞いたのが昨日のようなお嬢さん中3になっていてびっくり、でも来られてた深沢軍冶先生やBBプラザ美術館坂上さん、同期画家・奥田輝芳君、後輩画家・児玉靖枝さん、神戸大学岸本先生（洋画家）らには、長女にびっくりされ「こんな大人の娘さんが…」「いえいえ、中身はまだまだ子供で…」繰り返し（汗）

画像は右が今村君、左が袴田さん。

一日アトリエで制作し、夕食作りに戻ってリビングからベランダに出たら、ヨットハーバーが終わりかけのトワイライトタイム…私の大好きなブルーシーンがそこに…
日が落ちるのも遅くなって、なんか慌ただしい合間にほっとできたひととき。