YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
2月になりました
毎年この時期に言ってますが、年が明けた後、1月2月3月はあっという間に過ぎてゆきます。昨年の今頃は、大学授業締めくくりや成績評価、退職にあたっての引き継ぎもあり、加えて確定申告の準備と、3月末からの京都個展準備に追われていましたが、今年は、そのO大学の諸々はないのに、なぜか一段と気ぜわしく・・・
1月中に鳥取へ行ったり四国へ行ったり、次女の引っ越し。。。
気がつけば2月になっていました。

先週末は、NHK文化センター神戸教室へ。講座後に、親睦ランチ会。本当なら、昨年秋の彩洋会展終了後、年内に慰労会・忘年会として開催するはずだったけれど、私が個展でばたばたしていて年を越し、1月も色々な行事が目白押しで2月に。申し訳なかったけれど、出席された生徒さんみなさんそれぞれに、今年の抱負や知らなかった近況自己紹介も聞けて、和やかに良い会になりました。

日曜は朝から地域の防災減災を考える 実行委員会に。来月初めに義務教育学校で防災フェスタを開催するので〈なかなかの規模のもので、昨年も沢山の方が参加)、私もまた受付業務を任される予定なのでした。

月曜は早朝から大荷物で巣立つ次女を駅まで車で送り、冗談言い合ったリしながらの別れ際に小さなプレゼント渡されて、帰って開けてみたら出てきたカードに書かれた文章に思わず涙腺が・・・
小さい頃から要所要所で泣かされた〈良い意味で)の次女でした。
3年8ヶ月頑張ったカフェを閉じる決断をして、(それも泣いてくれた常連さんがいたほど愛された店にして)遠く雪国へ嫁ぐ彼女に、とにかく元気で、、無理しないで、幸せになってねと…それだけを思っています。





| - | 23:29 | comments(0) | - |
今年からまた挿絵を

今年からまた神戸新聞に、隔月に掲載される文芸の入選小説ページに、挿絵を担当することになりました。
読者から寄せられたエッセイ・短編小説の中から選ばれた作品、素人とはいえ、いえ素人だからこその、身近に起こったことへの想いが素直に込められている…まだ1回目のを読ませて頂いただけでもとても心に響き、これは責任重大だなと。12月の個展真っ最中に届いた原稿に、深く感じ入りながら、、、でも、絵の説明にはなってはいけない〈以前の挿絵の時も思ったことでしたが)、読んだ人それぞれの解釈やイメージがあるから、ほどよい距離感を保ちながら、色々頭を悩ませて、忙しい年末年始でしたが締切りに間に合うよう描いて送ったのでした。

絵のタイトルは、小説のタイトルとは別に画家が決めるとのことで、私がつけました。
これから、神戸新聞の文芸のページに、奇数月・第3月曜(原則なので、何かあると変更もあるかも)、その時に選ばれた作品に添えての掲載になります。
4月のBreeze展、5月の秋田個展、7月のうめだ阪急個展への作品もしっかり制作していきながら、この挿絵の仕事も、ぜひ私にと依頼頂いた気持ちに応えられるように、頑張って行きたいと思っています。




| - | 12:33 | comments(0) | - |
1月も後半に
あっという間に1月も後半に。
既に制作もスタートし、図工授業の新年最初の授業サポートへも行って、
昨日はGe新春小品展の搬入作業でした。
1月16日から23日まで 10:00〜17:00 最終日は15時まで
SoWAsビル3F特別展示室
大阪市北区野崎町9−10 です。
私は21日13:30〜17:00に会場におります。
実力ある作家さん30名の作品、どうぞ楽しみにお出かけ下さい。

大切な用で、月〜火曜には鳥取と新温泉町にも行ってきました。
冬の日本海は、我が家から見る海とはまた違う色…厳しい表情でしたが、海と、雪山の風景たちに、厳しさと共に何か懐かしい優しさも感じた私でした。

明日は阪神大震災から30年目の日。祈りを捧げながら、色々な行事に参加してきます。
| - | 12:55 | comments(0) | - |
2025年もどうぞよろしくお願いします
今日から仕事始めの方も多いでしょうね。。
年末年始もバタバタとで、年賀状も書かないまま(頂いた方々すみません)もう6日、今年もこんな感じに忙しく過ごしてしまいそうな私ですが、どうぞ宜しくお願いします。

元旦は子供ら家族と8人大集合…の予定で大晦日も例年通り調理など準備に追われながら年越ししたのでしたが、息子夫婦は息子が少し体調不良とのことで、ちょっと顔出しには来てくれたもののすぐに帰り、長女一家と次女と私6人で。それでも5歳と2歳の天使パワー炸裂で、体力を使い果たした楽しくも忙しい1日に。
2日からは、色々にたまった書類に目を通したり、今年の仕事関連のメールやりとりが結構あり・・・今年の予定を少し以下にお知らせしておきます。

まず、「2025Ge新春小品展」 1.16(木)〜23(木)に出品します。
10:00〜17:00最終日15:00まで SoWAsビル3F特別展示室
大阪市北区野崎町9−10SoWAsビル(地下の泉の広場から上がり東へ数分神山交差点南東「天下一品」南隣)
実力ある作家さんらの沢山の作品が並びます。楽しみにお出かけ下さい。私は21日(火)13:30〜17:00会場におります。

4.8〜27 Breeze展(長年ギャラリーaさんで開催してきた5人展をあらたにギャラリーなかむらさんでの企画展で開催頂けることに)
5.8〜20 秋田・ギャラリー杉での個展
7.16〜21 大阪・うめだ阪急百貨店美術画廊での個展
8月 京都市京セラ美術館でのGe展に出品
12.13〜23 神戸・ギャラリー島田での個展

以上企画頂いてる展覧会、そして今年も地元義務教育学校の図工授業サポートに(入れる時だけですが)入るのと、5月に大阪歯科大学の美術美術学概論、秋にははびきの市民大学でのレクチャー、NHK神戸文化センターの「大好きな絵を描こう」講座は引き続き誠意を尽くして向き合っていきたく思っていますし、ちょっと挿絵の仕事も(それはまた告知しますね)。地元の防災減災を考える会実行委員も。
色々に既に新年からメールやりとりに追われていますが、うっかり忘れてた事など迷惑かけることのないように、今年も出来ることを(感謝しつつ)頑張っていこうと思います。(子供たちそれぞれにも色々と新しいスタートがあり、できる応援はしながら…)
| - | 14:07 | comments(0) | - |
個展無事終了し、沢山の感謝を胸に、次へ。

24日、無事個展終了。沢山の展覧会に駆け抜けた今年、最後の締めくくりの個展が終わり、連日本当に沢山の方が近くからも遠く東京や北海道、九州からも来て頂けたことに本当に感謝・・・ラジオ関西の三上アナの番組で紹介下さったり、神戸新聞にカラー写真付きで取材記事を掲載下さった事で、ラジオ聴いて、新聞見て、と来て下さった方も多く、有難いことでした。

今回も、絵を前に涙されたり…絵を描くこと、それを見て頂くことの意味を深く考えさせて頂きました。これからも絵がもたらす力を信じて、精進してゆきたく思います。
 ほっとしたのもつかの間、色々にたまった書類仕事の片付けや締切り迫る絵の仕事などにおわれています。

25日は天使たちにプレゼントを運んで長女宅でのクリスマスにひととき参加、26日は個展から搬出してきた荷物の整理確認や片付け。27日今日は、郵便局や銀行やお正月の食材買いだしにも走り(どこも沢山の人で一杯、皆さん大変ですね💦)、それでも少しだけアトリエで制作。絵に向かえると心が落着きます。

インフルエンザやマイコプラズマ肺炎が流行っています。皆さんお気をつけて、健やかに良い年末年始をお過ごし下さい。





| - | 23:49 | comments(0) | - |
個展始まって・・・
14日に個展無事スタート。初日夕方のオープニングパーティーのために、前日はバナナケーキを焼いたりカナッペの準備もしたりして、寝不足での個展突入でしたが、沢山のお客さま(アート関係者も大学での教え子も、京都芸大の大先輩たち・後輩たち、ギャラリーの常連さん等々…)来場に感謝、賑やかに歓談しながら絵を楽しんで頂けて良かったです。持参した食材やワインなどのセッティング、ポストカード販売やら色々動いてくれたスタッフたちにも感謝でした。
その後、2日め3日め4日めも、沢山の方々ご来場頂き、ありがとうございました。

搬入展示後に取材に来てくれた神戸新聞の記者さんが書いた記事が、19日に〈もう今日ですね)掲載されるそうで、どんなふうに書いて下さってるのか楽しみです。

水曜はギャラリー島田はお休みなので、掃除洗濯など急いで済ませ、今週いっぱいで閉じられる大阪のギャラリー白へ。芸大同期の重松あゆみさんの個展拝見と、画廊主Yさんに挨拶に行ってきました。学生時代から続いてきた画廊が閉じられるのはさみしいですが、また何らかの形でアートに関わられる事を願いつつ・・・
それから新開地アートひろばで開催中の野原万里絵展へも。彼女は長女と京都市立芸大同期。ここ数年活躍めざましく、つい最近大阪の『咲くやこの花賞」を受賞、そのお祝いも言えて良かったです。これからますます楽しみな作家さんです。それからもう一つ、C.A.P Studyの坂上義太郎さんの講演を聴講にも走り、夜までフル回転の一日でした。
 明日から、個展後半がスタートです。24日まで、沢山の方に「みえるもの と みえないもの」それぞれに感じて、ブルーに浸ったり、絵の中の光を感じて頂けたら幸いです。

| - | 02:08 | comments(0) | - |
忙しいときでも、大切な事ははずせない
いよいよ明日個展搬入。だけど大切な事は外せない...
一昨日は新潟へ、1年前突然逝ってしまったMさん…私より若い元気で優しい女性でした…のお参りへと飛びました。そして叔父と叔母のお墓へもやっと。。
 父の妹の叔母夫婦は子供がいない分、甥っ子姪っ子を小さい頃から可愛がってくれたから、新潟出身の叔父亡き後、明石で叔母一人になって体も心配になってからは、私やいとこらで交代で通ったり時に駆けつけたり・・新潟からも叔父方の甥っ子Hさん夫妻がお見舞いに。Hさんの奥さんがMさんでした。
7年前に叔母が亡くなった後は叔父と一緒のお墓に入りたいとの遺言に沿って、お通夜葬儀後は新潟へお骨を託し、私はその後の空き家や遺品整理にいとこらと追われながら、翌年父の死も迎え、両方の片付けを仕事と並行しながらで、ずっと気になりながら新潟のお墓へは行けないまま…
「兄弟いないよう子さん、一人で亡き後の片付けや手続き大変ですね…」とはがきや電話で言ってくれた優しいMさんが亡くなった喪中葉書が昨年末届いて愕然として、新潟へ連絡すると憔悴しきったHさんは親老夫婦だけ残って(お二人にも子供なくHさんも一人っ子で3人暮らしに)「自分は食欲もわかず夜もすぐ目がさめちゃって眠れないんだよね…」と。ずっと心配していました。
 Mさんと二人で行く為に買ってた東京でのコンサートチケットがあって、悩んだけど思い切って一人で聴きにきたと、9月私の銀座の個展に痩せたHさんが立ち寄ってくれて、、個展落着いたらお参りに行かせてもらいますと約束した。
 新潟はこの季節、ずっと空もこんな風にどんよりしてるんだ…だからよけい心も沈むとHさんが言われた空から、お墓で手を合わせた時に、少し青空がのぞいて光がさしてくれたのは、叔父も叔母も、Mさんも、喜んでくれたかな・・・と思えたことでした。
| - | 11:08 | comments(0) | - |
12月になりました

あっという間に12月。
個展搬入まであと少し、最後の制作や額装に追われつつ、急な子供の発熱にどうしてもその日は休めないという長女のヘルプに走って病院連れて行きシッターも。私も3人の子供が順に熱出して途方に暮れた遠い日々思い出しながら(子供は忙しい時に限って熱出したり急な大けがしたり。看病と仕事で不眠が続き、子供が元気回復後私が高熱出たり)、色々にこれからも仕事と子育ての両立は大変だろうけれど、頑張ってね…と心からエール。
 次女のカフェlokkiは、今月末で閉じる告知してから、名残を惜しんでの来客遠方からも近くからも…有難く忙しくしていて、でも常連さんが入れなくならないように、もう12月は予約取らず、そして最終29・30の2日は、ランチ営業無しのカフェだけにと、彼女なりに彼女らしく考えて告知していました。どうぞ次への旅立ち、温かくご理解くださいね。
 それぞれにとにかく体が元気で頑張ってほしいなと・・・
そして、それは土曜にNHK講座のみなさんにも(現在も病気を抱えていたり病気から少し復帰の方多く)思ったことでした。
絵は、描くこと、見ること、共に確かに心身の力になる。和やかに情報交換しながらそれぞれの個性で描かれる様子に、絵がもたらす素敵な力をいつも感じますし、皆さん確実にステップアップされていて、教えるこちらも良い刺激を頂いています。

さあ、個展へ向けて頑張らねば。街はすっかりクリスマスモードにきらめいていて、暗くなってのアトリエから帰り道も、心を和ませてくれます。
| - | 11:10 | comments(0) | - |
台湾へ行ってきました
台風が4つも発生し、しかも1つはちょうど渡航の日辺り台湾直撃の気象情報に、どうなることかと思いましたが、なんとか無事行って帰ってまいりました。(ご心配下さった方々ありがとうございました)
 土曜にNHK講座があり金曜のレセプションには参加できず(沢山の方が来られて作品に見入って下さってたとのことで良かった)、日曜早朝に自宅出発、車で関空へ。12:00の便で3時間20分で台湾・桃園空港着(時差の関係で到着時刻は14:20)。出品中の会場へ。そして翌日月曜も会場に顔出して、帰途につくというとても慌ただしい台湾行きとなりましたが(翌日火曜に審査員仕事もあったので)、とにかくは無事に飛行機が飛び、大きなトラブルもなく行って帰って来れた事、初めての台湾で案の定道に迷ったりはありましたが、展覧会場はとても良い空間で、天井の高いゆったりした空間に、他の作家作品と共に私のブルーの作品も良い感じに展示頂いているのを拝見でき、社団法人スタッフや通訳スタッフが温かく迎えてくれて、作品について色々とお話しできた事は、良かったことでした。

帰った翌日はまた朝から車を走らせて加東市へ。美術展の審査も無事こなしてきました。自然豊かな中にある会場に到着して降り立つと、急な寒さが応えましたが、紅葉が美しく、空気も澄んでいるようで気持ちよい場所でした。

昨日はまた、地元義務教育学校の図工授業のサポートへも。が、しかし、もういよいよ迫って来た12月の個展へ向けて、ちょっと焦りながら準備に追われています。
| - | 13:35 | comments(0) | - |
井上よう子展ー みえるもの と みえないもの

今年のしめくくりとなる個展まであと1ヶ月となりました。

[ 井上よう子展ーみえるもの と みえないものー ]
2024.12.14(土)〜24(火)12:00〜18:00 最終日は16:00まで 水曜休み
*14(土)17:00からささやかなオープニングパーティーを行います。
ギャラリー島田 神戸市中央区山本通2−4−24りランズゲート1F
tel.078-262-8058 meil. info@gallery-shimada.com

 失われたものは目には見えなくなるけれど、今見えているものも、人、風景も、時も、いつか(あるいは突然〉消えゆく…たしかなものは何も無く、大切な事は実は見えていないことだったりする。いってしまった人や、失った物や刻の、不在の存在を、記憶の海やそこにさす温かな光に、私は長年描き続けてきた気がします。
 35年前どん底の状況の時に海文堂(ギャラリー島田の前身)ギャラリーで島田さんに、画廊企画での個展を2年後にと言って頂いた・・・お金も時間もない(家事・育児・病気抱える父の世話・生活の為の仕事も掛け持ちで)中、一縷の希望を頂き寝る時間削って描いて1991個展が実現。あの時が無かったら今の私はいない・・・第48回井植文化賞を頂き、あらためて島田誠さんに心からの感謝で一杯です。

 今春33年務めた大手前大学を退職(専門学校、美術館講座や他の大学もいくつか兼務してきました)。引き続きNHK文化センターや年数回の大阪歯科大造形美術学概論授業は担当しつつも、今年は今まで以上に制作中心の年に。3月京都ギャラリーなかむら、8月仙台三越、9月銀座ギャラリー枝香庵で個展、9月は京都市京セラ美術館でのGe展にも出品しました。10月には、身に余る井植文表彰表彰式、そして父が最後にお世話になった病院へ130号大作『道』を収めさせても頂き、11月初の台湾へ、JAPAN ART WEEK in Breeze出品へと続きました。
ホームグラウンドたるギャラリー島田での、この個展が、今年の締めくくりにふさわしい内容になるように、あらためて姿勢正しながら準備しております。
みえるもの と みえないもの ・・・ずっと考えながら。

 







| - | 12:02 | comments(0) | - |
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728 
<< February 2025 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE
+ OTHERS
このページの先頭へ