YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
卒業制作

京都市美術館ではこの時期毎週次々と芸術系大学の卒業制作展、自分達の遠い日々思い出しながら…(搬入までぎりぎり制作し続けボロボロになるほど疲れ切っての展覧会突入だったなあと…)できるだけ見に来ます。
まずは成安造形大学が今週スタート、私はイラストの1年基礎で教えています。
完成度高いCG作品もありますが、私はやはり、しっかり描きこまれた作品に心が動きます。
1年生で教えた生徒の成長ぶりに感慨深いものがありました。
| - | 16:31 | comments(2) | - |
無事終了しました

1月5日からスタートした三木市立堀光美術館での個展。最後の最後まで見に来て頂き、来にくい立地にもかかわらず、1152人も見に来て頂いて(この美術館で1000人越えるのは画期的と喜んで下さった館長さん、こんなに遠方から沢山来られたり問い合わせあったのも、こんなに沢山アンケートに書いて下さったのも初めて…とスタッフSさん)…来て下さった皆さん、本当に有難うございました。じっと絵に向きあって涙して下さった方々もあって、自分も目頭熱くしながら、これからもまた真摯に描き続けないとと背筋正す思いで、昨日搬出終えての帰り道ハンドル握った事でした。
そして画像の「Linked Ocean〜Denmark」右「Linked Ocean〜kobe」左93cm×183cmの大作連作2枚組は 、美術館(=三木市)に収蔵頂く事になりました。

今日はまた朝早くから息子は早朝練習へ、私は大手前大学今期最終授業が朝一から夙川キャンパス、午後は伊丹キャンパス、そちらも終えて夕方また夙川キャンパスへとんぼ返りし成績判定会議、個展終えホッとできる暇もないままに忙しく走り回りましたが、打ち合わせに東京からの電話もあり対応、それもまた有り難く…また次へのスタートです。
| - | 23:22 | comments(0) | - |
心こもった記事の力

初日に取材下さって10日に掲載された神戸新聞の堀井さんの記事を見て、三木市立堀光美術館へ来て下さる方が絶えません。
「…画面を満たす静寂や悲しみ、孤独の青…。その奥底に響くのは祈りの声や亡き人たちへの鎮魂歌だろうか。見つめていると不思議に心癒される。」との前置きから、
「…悲しみの向こうの希望、画家の静かな心象風景は、見る者の心を再生、浄化してくれるような気がする。」と結ぶ記事には、以前兵庫県芸術文化協会からの受賞時にも丁寧に取材下さった堀井さんの、私の作品の根底にある想いへの深い理解があり、その心こもった記事が人の心を動かす力があるんですね。
昨日も来て下さった方々に「ぜひこの作品拝見したくて来ました。」とか「ご本人に会えてよかった…」と握手求められ、じんと来てしまいました。
友人が書いてくれた言葉にも…どんな時にも描きつづけてきてよかった…と思わせて貰いました。
感謝でいっぱいです。
| - | 11:14 | comments(0) | - |
感謝…あと1 週間になりました

三木市立堀光美術館での個展、今日は雪が舞う寒い日になりましたが遠く京都からも何組かのお客様。またまた東京からも…そして大阪や姫路や加古川、神戸、地元三木市の方々は何回も来て下さる方もあり、ゆっくりお昼食べる暇もないほど(おにぎり大急ぎでかじり)有り難くも対応に追われていました。
2階会場でのミニコンサートも和やかにいい雰囲気で(私もちょっと紹介頂いてご挨拶)外は寒くても中は温かい空気に溢れていた堀光美術館でした。館長さんスタッフのSさんKさんお疲れ様でした。会期内のイベント無事終了、あとは26日日曜3時まで、まだ見て頂いてない方絵のブルーの世界に浸りに来て頂けたら嬉しいです。画像は会場入口に初日に届いた竹下景子さんからのお花。会場内撮影禁止だからとこのお花と記念撮影される方、「これはあの女優の竹下景子さん?」と聞かれる方よくあるのも楽しい…(もちろんあの方です、有り難いですね)
| - | 23:06 | comments(0) | - |
「月刊京都」2 月号に

縁あって頼まれ書きました。少女時代の心の故郷は神戸だけど、大学6年間(大学院含め)通った京都は学生時代の思い出の地。「わが青春は京都に」という連載、毎回色々な方々が書かれているらしいのですが、今発売中の2014、2月号月刊京都に、京都芸大の移転前の東山七条学舎時代の思い出綴りました。あまりに沢山ありすぎて何を書こうか絞り込むのに苦労しつつ
「今もクリエイティブな仕事で活躍してる人は、丸池の洗礼受けた人が多い気がしている。」と結びました。
提供した画像は、旧校舎の軋む階段や丸池前、在りし日の市電と、大学祭の仮装行列。四条河原町をこんな格好で歩いた若き日を遠く思い出しながら・・・
| - | 20:38 | comments(0) | - |
撮影して頂きました。

三木市立堀光美術館の個展も10日め、昨日は大学、今日は美術館、明日は大学と明後日は美術館講座…といった感じに休みなくで、帰宅後もいつも以上に色々に有り難いメールやコンタクトが入って、夜中の洗濯も日付変わってから…朝はやはり早朝起きで朝食に加え夕食準備、息子のお弁当…かなり疲れはピークですが、遠くからわざわざ見に来て下さる方(今日も東京から日帰りで来て下さった方にびっくり)忙しい中どうしても見たくてと無理して来て下さる方などに、元気を頂いています。
今日は、高校の同級生でプロカメラマンの水野真澄さんに撮影に来て貰って、丁寧に作品それぞれと会場風景を撮って貰いました。水野さんは、春日丘高校の旧校舎がなくなる前にその味わいある校舎のあちこちをアングル、光線…素敵な感性で切り取って「光のカケラ」という素晴らしい写真集に纏めた人です。
遠くまで沢山の重い機材持って来てくれて、逆に三木市にある体に心に優しい食を提供するWhole foods kitchen「 Credo」にランチに連れて行ってもらいました…感謝でいっぱい。
(もっと撮影姿撮るつもりが後ろからのこれだけでバタバタ終わってしまい…ごめんなさい水野さん。右側正方形30号作品は「あの日を忘れないで」)
| - | 22:50 | comments(0) | - |
今日も美術館で色々な想いが交錯

昨日は「加川広重巨大絵画が繋ぐ東北と神戸2014」を見にデザイン・クリエイティブセンター神戸KIITOへ。「福島の復興と日本の明日」赤坂憲雄氏の講演と、高村薫さんとの対談(進行島田誠氏)(穏やかに過激に深いお話でした…)も聴いてきました。そして今朝、早朝に入ってきた、春日丘高校時代元気一杯貰ったK先生の悲しい知らせ。辛いなと思いながら三木市立堀光美術館への長い電車に揺られた朝でした。美術館に着くと、今日も東京からや、あちらこちらから、沢山の来客に感謝……そして午後、アクリルフレーム作りのワークショップ(実技指導講習)に隣の図書館視聴覚室にて突入。定員オーバーでお断りする人も出て申し訳なかったのですが、参加者の方々は楽しんで頂いて、またターナー色彩さんにも絵の具協力頂き、1時半から4時半ぎりぎりまで充実の時間で終える事できました。その間に美術館へ来て見て下さってた方々、お話できずにすみませんでした。…哀しみ喜び色々な想い交錯しながらのとても濃い一日…明日は成安造形大学今期最終授業に滋賀県へ行きます。
(愛知に帰る前の長女が撮ってくれた画像です。次女も二駅乗り過ごしてワークショップに駆けつけ参加。サッカーオフ日だった息子も迷いながら終り頃に美術館へ…子供ら皆館長さんにご挨拶できました)

*なぜか…娘からの画像添付で携帯からアップしたらいつもよりずっと大きくアップされてしまっていました・・(・・;)私はお恥ずかしい・・けど絵はわかりやすいかも。左が「生き方を教えてくれ}120号変形。右は「行くべき道をさがして」130号。です。

*美術館では写真撮影は原則禁止で、私本人と、こちらがOKした方(取材など)のみになりますのでご了解ください。
| - | 21:08 | comments(2) | - |
温かい広がり…
今日も堀光美術館へ行っていました。FMみっきい生出演は緊張しつつも無事楽しくあっという間(パーソナリティーさんのおかげです。有難うございました)に終わり、美術館に帰ると、会場でも流して下さってたのを来て下さってた方々が「ラジオ聴いてましたよ」と温かい笑顔。
その後も絶え間なく友人知人、地元の方、再びお友達も連れて見に来て下さった方もあり、高齢の父も車で乗せて来て頂けて見て貰えて…有難い事でした。
そして、昨日の神戸新聞堀井さんの(とても深い文章で作品空間を伝えて下さっていて私自身じんと来ていたのですが)記事を見て…と、あちらこちらから沢山の方々が来て下さって…あぁ来てよかったと言って頂いたり、閉まる間際までまだいけますか?と駆け込んで頂いたり…何だか温かい広がりに胸が熱くなりました。感謝でいっぱいです。(明日は色々所用もあり美術館へは行けませんが、明後日は1:30−4:30ワークショップを隣の図書館でする時間以外の前後は会場におります)
| - | 17:59 | comments(2) | - |
神戸新聞に…

初日5日に取材下さった神戸新聞三木支局の堀内さんの記事は、早速翌日月曜朝刊に私と絵(13年前加古川市の「川の絵画大賞展」出品作品「そこに残るもの〜River runs forever」)の写真入りで載せて頂いて昨日美術館で頂いてきました。
そして神戸阪神全域での神戸新聞と電子版神戸新聞NEXTに、本社編集局論説委員堀井さんがやはり初日(一番乗りで)取材し書いて下さった記事が、明日朝に載るそうです。(今日確認のお電話とFAX頂きました)
堀井さんは2008年に兵庫県芸術文化協会から賞を頂いた時に家まで取材に来て下さった記者さん。それから転勤で遠方に行かれてたのが去年戻って来られ、こうして私の公立美術館で初の大きな個展を取材頂く事ができて…何だかご縁を感じます。
どちらも私の絵への想いをきちんと汲み取り、ご自分でも感じてくれた言葉でのいい記事で…本当にありがたいなと思います。
| - | 20:41 | comments(0) | - |
今年は七草粥ならぬ三草粥

今日は新年最初の成安造形大学授業でした。寝不足続きで運転にも緊張感が走りました(また事故せんように)
久しぶり元気な面々(可愛い学生ら)とやり取り、来週合評で今年度最終なので色々にバタバタ。朝から夕食おかずは作って出たのでそれは食べてた息子に七草粥一緒にと思っていたら帰りに店に寄ると売り切れ。乾燥タイプの七草も味気ないので、まだあった生のせりを湯がきあく抜き、すずな・すずしろ(かぶら、大根)とご飯と美味しいお塩で煮ての三草粥となりました。
でもずっと毎年してきたから、我が家の3人の子供らは七草をそらんじられる…何の役に立つの?と言われたらそれまでだけど、私はそういう事を子供がまた自分の子供ら次世代へ伝えてほしいと思っています。
| - | 02:41 | comments(0) | - |
個展始まりました

今日は寒くなりましたが雨女は発揮せずに、三木市立堀光美術館個展無事スタートできました。
一番乗りは地元の方々でしたが、私が到着した10時過ぎからあと次々、神戸新聞のFさんの取材、日本海側からの教え子一家や大阪からの後輩達、、昼からも今度の土曜に出演するFMみっきぃのパーソナリティーさんや神戸新聞三木版記者さんの取材、DM見て…blog見て…市の案内見て…色々に来て下さって…感謝でした。
画像は2階の部屋、右から「あの日見つめていたのは
1」「あの日見つめていたのは2」「LongDreaminess」各130号と「LongDreaminess〜長い夢」100S号作品。
実は今日はもう一つ10号1点出品してる展の初日(2014Ge新春小品展、5−19日、阪急宝塚線石橋駅西口より3分、画廊ぶらんしゅTEL072-761-2626)搬入日も重なり作品送ってお任せだったので申し訳なく、せめてオープニングパーティーに遅れてでも終る前に顔出すべく、美術館を3時40分頃飛び出しました。その後で来て下さった方々すみません。
大学の日も行けないので、あとは、8・11・13・15・19・22・25・26に行く予定です。
(11日はAMはラジオ出演、13日13:30−16:30は隣の図書館でワ-クショップでその間会場は不在になります)
| - | 00:02 | comments(0) | - |
いよいよ明後日に始まります

昨日2日はまた明石の父の家、そして叔母の家にも寄り、それぞれ89歳、84歳、いつ何があるか飛んで行かねばならないか心配しつつも(でもこちらもいつどうなるかわからない)今こうして元気でいてくれる幸せ思いながら帰ってきました。そして今日で三が日も終わり明後日は個展スタートです。画像は、右側から2013年制作・130号「行くべき道をさがして」
2010年制作・184cm×92cm「生き方を教えてくれ」
向こう側壁面、1993年制作・130号「時の封印 1」
1階入口入ってすぐの辺りです。2階にも、130号や100号大作に囲まれブルーの空間に浸って貰うべく展示した部屋があります。
「井上よう子〜切なく温かい青の情景」展
1月5日(日)〜26日(日)(6・14・20日休み)10:00〜17:00(最終日は15時まで)三木市立堀光美術館
沢山の方々に見て頂けますように…
| - | 23:46 | comments(0) | - |
2014…新たなる思いで

明けましておめでとうございます。
皆さんに、幸せの多い年となりますように…。
絵がもたらす素敵な力を信じて今年も描き続けたいと思います。そしてそれを伝えたいと…。
後ろを振り向くより前を向いて…失敗はしょっちゅうだけど、失敗は成功のもと、悪い出来事はいい方向へ転換するチャンスと捕えて、後悔が少しでも少ない年にしていきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。
もう4日後の5日から、三木市立堀光美術館での個展も始まります。26日まで「切なく温かい青の情景」展、沢山の方々に見て頂けたら嬉しいです。
| - | 15:45 | comments(0) | - |
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