YOKO'S SCENE

10数年ぶりに九州・福岡へ行ってきました。
無理かな…いやこの日曜なら行ける…行ける時に行っておかないと…
直前に決めて早朝に発ちました。
ずっと気になっていたのです。
亡き母は一人娘、その娘の私も一人で、母方の祖父母には孫は私一人きり。母亡きあとは何かある度に、赤ん坊を抱えてでも九州に飛んで行っていたのだけれど、祖父母が亡くなり納骨もしてからは、父も大変になってきて、日々の仕事、子供らの世話、父の事、そして子供のいない叔母の事…目の前の事に追われ続けて、10数年が経ってしまっていました。
向こうで再会を喜んでくれた母のいとこも、高齢に。このひと時も一期一会だと…。
会えてよかった…祖父母の眠るお寺へ参れてよかった…

翌日帰る前には、博多から福津の海へ。
ダメもとで訪問した「うえやまプロ」でクッキングパパうえやまとち先生にも再会できて（ずっとこもりきりで締め切りに追われてられる中、温かく対応いただき感謝でした💦）
行ける時に行っておかないと、会えるときに会っておかないと、、そのひと時ひと時の大切さを痛感したことでした。

土曜はNHK講座に、久しぶりに手術や療養から復帰されてのお二人が来られて、笑顔にホッと。
一人一人が、其々のペースで好きな画材、自分らしい画法で描かれる「大好きな絵を描こう」講座。密にならないよう定員減らしているのに、一人一人にゆっくりしっかり対峙してると、時間がいつも足りなくなってすみません…なんですが、短時間でも絵を本当に楽しんでられるあの時間は、皆さん穏やかな笑顔で…心にも体にも良いひと時である事、実感しています。

その後明石へ。お彼岸の三連休で渋滞でしたが、何とか、父・母・姉の眠るお墓へ。
綺麗にしてお花〈母と姉が好きそうな洋花選んで、白いマーガレットも入れて、お墓のお花らしくはない物でしたが、私一人だけが参るお墓だから良いかな）とお線香手向けて手を合わせて…田んぼ道を帰りかけると、それまで降っていた雨がやんで空から光が差して・・・「ありがとう」と言ってくれたような気がして、暫し空を見上げていました。

日曜は、滋賀や京都、後輩や教え子の展覧会を駆け巡り、月曜は次の制作構想練りながら(6月にギャラリーaで「Breeze展」京セラ美術館で「Ge展」、9月銀座で個展)久しぶりにちらし寿司等作って娘宅へ届けたり、火曜は思いがけない遠方のギャラリーからの個展依頼に北の地を想いつつやり取りしたり・・・
大学授業が休みの間に片付けたい事も山積みなんですが、毎日があっという間に過ぎて行きます。でもそれはとても幸せな事。そういう日常が失われたウクライナの人達…戦禍が、1日も早く終わりますように・・・

阪急うめだ本店でのART in JAZZ展、盛況のうちに無事終了しました。
来場いただいた方々、ありがとうございました。
皆さん本当に楽しんでられるのがわかり、私も連日JAZZに浸らせて頂きました。
澤野工房さんとブースお隣で、色々にお話しさせて頂いたら、お互いに繋がり在る河内厚郎先生(文化プロデューサー）とのやりとりで話がはずんだり、最終日には、澤野工房レーベルで私にと選んで下さったブルーの空のジャケットのCDに感激。
ラジオ関西　KOBE JAZZ-PHONIC RADIOのCD曲から描いた絵を出品すること知ったIさんが動いてくれての、広瀬未来さん、高橋知道さんのLIVE演奏実現も、私の絵の前で生での迫力に圧倒されながら聴く事が出来、感動。
出品者仲間の方々とも（芸大大先輩の川端紘一先生や）、時々お話しする中で温かい連帯感が生まれたり、来場者に少しでも元気貰ってもらえたらと言っていた私自身が、沢山の元気を頂いた６日間でした。
無事搬出作業完了し、ホッと休む間もなく明日はまた大学の補講授業ですが、頂いた元気で頑張ります。

＃阪急さんに感謝　＃マーノクリエーションさんに感謝　＃ラジオ関西さんに感謝　KOBE JAZZ-PHONIC RADIOの番組はこれからもずっと聴きます。　＃澤野工房さんに感謝　

明日、阪急に向けて発送します。
タイトル通り、ジョン・レノンの作ったImagineを、ジャズバージョンにしたものを聴きながら描いてる絵。
語り掛けるような歌詞が、今まさに、この世界の中で起っている事に重なり心に沁みる。

想像して…
天国も地獄もなく、私たちの上にはただ空があるだけで、
すべての人はただ、今日のために生きてること
想像してみて…「国」なんてないと。
難しいことじゃない
そのために殺すことも、死ぬこともない
全ての人が平和に生活する事を、想像してみて…
…　…　…


ウクライナでもうこれ以上の犠牲者が出ない事、ロシアが侵攻を止めることを、心から祈っています。