YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
養老天命反転地 4

5つめは見つける事できませんでした。
怪我する人も多いとかで、高台から見守っていた警備員さん、その人に質問した女の子達数人が「えーそれはわからないわ〜!」と歓声を上げているのが遠く響いていました。
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養老天命反転地 3

日本地図が5つ隠されているという反転地、地面に大きなのと小さいの、建物の屋根が日本列島になっていたり、壁画によく見れば……
で、やっと4つは見つけたのですが…
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養老天命反転地 2

平衡感覚や普通の物の見方、距離感覚・運動感覚などを問われながら、戸惑う大人達と違い、躊躇わずにずんずん突き進むニコラスとガク。 荒川修作&マドリンギンズ夫妻は、そういう無垢な子供の感覚を取り戻す事を求めていたんでしょうね。
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雷雨の中最終授業終え- 養老天命ヘ

昨日は本当に急激な物凄い雨、雷も響き渡り、大学最終でまた伊丹キャンパスで授業しながら、学生も怖がるほど。息子達が外で遊んでるんじゃないか、クラブに自転車で長い距離を高校へ向かう娘は大丈夫だろうかと気にしながら、夜8時前まで……、無事最終講評を終えました。神戸市内の川が10数分で氾濫し、学童保育で来ていた子供が流され亡くなった事を今朝の新聞で知り、胸が痛くなりました。本当に自然災害は怖いとつくづく……

今日は、デンマークから来ているYUKOとニコラス、井上兄夫婦と私と息子で、岐阜にある「養老天命反転地」へやってきました。
現代美術の巨匠、荒川修作と婦人で詩人のマドリンギンズがプロデュースした、哲学的思考満載の、自然の中、平衡感覚や普通に見る感覚が問い直される不思議な公園。地面と天井に迷路があるリバーシブルの建物、斜めの地面を滑らないよう踏み止まりながらの外の迷路。かねてから来てみたかったところなのですが、子供達も大喜びでした。
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炎天下・サッカーと芦屋美術博物館へ
日曜もクラクラするような猛暑でした。
その炎天下、息子達のサッカー練習のお世話当番。
立って見てるだけでもジリジリ妬けつくよう…熱中症を心配し、皆水分補給をこまめにするようコーチ達も声かけて下さってたけれど、やはり気分悪くなった子が出て、見るからに普段と違う顔色に、念のため持って行ってたたくさんの保冷剤で首筋や額を冷やさせ、日影で休ませて見守りました。程なく顔色も戻ってきて事なきを得ましたが、今後もこの猛暑の炎天下での練習や試合は、心配だなぁとあらためて思った事でした。

そして、終わるやいなや芦屋美術博物館へ駆け付け、芦屋市から予算も人員も削られ大変な状況下。頑張ってられる学芸員加藤さんが、ずっと関わって来た具体美術の作家達に関するスライドレクチャーにちょっと遅刻して参加。
以前にも紹介した、現在開催中のコレクション展に関連して、やはり頑張っている若手学芸員井須さんが企画した、リレートーク3講座の最終回。あまりの暑さにか参加者が少ないのが勿体ない、充実した内容でした。
海外からの問い合わせや、作品貸し出し依頼は多くなっていることや、実際海外での大きな国際展、ベネチアビエンナーレやドイツ・カッセルでのドクメンタ展での、具体の作家のコーナーの評判が他のコーナーに比べても抜きん出ていた事などまた聞くにつれ、芦屋市など行政が、もう少し、それだけの価値あるコレクションを持つ芦屋美術博物館に、予算や人員を、せめて以前のように増やしてはくれないものかと…思ってしまいます。
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でも残念!

ウ゛ィッセルの方が、シュート回数や惜しくも外れるシーンの連続だったのに、呆気なくジェフユナイテッド千葉に入れられた1点に勝敗が決まってしまいました。残念!
でも応援していますよ〜
隣に座ってた少年二人が、息子と同じ位だったので話しかけてみたら、やはり同じ少6のサッカー少年。しかも同じ西宮から来たと。
で、所属チームを聞いてみたら仁川FC。昨年ライオンズ杯の準決勝で敗れなかったら決勝戦で当たったはずの強豪チーム。「またライオンズ杯お互い頑張って勝ち抜いて、決勝戦で会えるといいね」と言って、別れました。

ウ゛ィッセルは残念だったけど、笑顔爽やかなサッカー少年達との出会いに感謝。本当に決勝戦で再会果たせるといいな…
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チョット無理してミニアチュール展とウ゛ィッセルヘ

まだ微熱残りながら、朝から大学の成績集計に頭悩ませ、朝から小学校のプール開放に友達と行っていた息子が12時半頃帰宅して、リクエストのざるうどんと胡瓜・蟹カマのサラダの昼食作り。(暑い時は素麺やうどんの冷たいのがやはり子供らも食欲でますね、そしてやっぱりゆでたてのこしのあるのを思い切り氷水で冷やしてが最高!)
午後まだ少ししんどい体を引きずって、家族の夕食準備もして、4時前、暑〜い日差しの中、息子と出発。まずギャラリー島田のミニアチュール展オープニングに少し顔出し、昨日の展示作業手伝えなかった事わびて…、また三宮へ下り地下鉄で約20分。総合運動公園のユニバー競技場へ、ウ゛ィッセル神戸と千葉の試合観戦に行きました。
息子所属のサッカークラブから申し込み、抽選でラッキーにも当たった指定席券2枚。楽しみにしていた息子の為にも没にはできず、ちょっと無理して行ったのでしたが、ハーフタイムに花火が上がり、自然豊かな中のスタジアムだからか、なんと蛍も何匹も暗くなった夜空に見る事ができ、元気出して!と励まして貰ったようでした。
先日、芦屋の花火は、おじの死でそれどころでなかったし、この夏初の花火。しかも指定席に座って、涼風に吹かれながら…贅沢させて貰ったナァ…と。
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発熱-蝉の声降る大学で授業- 眩暈
やはり気の抜けない1日も休めない日がずっと続いたせいか、昨日父を送り娘の懇談が終わって暑い中帰って来たとたん凄い悪寒…、計るとやはり熱でした…。
次女の三者面談はやはり普通30分以内なのに1時間以上…長引きました。でも熱心に進路に迷う娘への選択肢・それぞれによって3年でとるべき選択授業のパターンなど話して、夏休み中も「お互い部活動で毎日登校してるし、いつでも相談に来い」と娘に言って下さった担任K先生に感謝でした。
夜中中、寝汗と悪寒の連続でしたが、今日は大学の金曜授業の最終合評、学生に頑張って作品ファイルとボード作品を必ず仕上げてプレゼンテーションするよう言ってるのに私が休むわけにはもちろんいかず、朝一番から既に夏休みの息子の朝昼ご飯の段取りして出勤。
大学で車を降りたら、朝から物凄い蝉の声が降って来てクラクラしました。

でも、学生たち、よく頑張ってくれたナア…(一部のもっと頑張って欲しかった最後まで遅刻の数人除き…)工夫して作品として仕上げてくれたファイル、こなしてきた各技法をコラージュしてのイラストボード作品、思いのこもったプレゼンテーションに、熱を押して来たかいがあったと思えた私でした。
合評長引き、午後から授業のある学生は昼食もそこそこに飛んで行き、私も昼食取る暇もなく2時前まで、後から診断書携えて来た続けて欠席していた学生などの対応に追われました。

ただ、その後に途中からでも駆け付けるつもりだった、ギャラリー島田のミニアチュール展の展示作業(物凄い数なので、毎年出品作家有志も集まってギャラリースタッフさん達とアートのお祭りスタートといった感じでの展示作業なのです)は、とても動けそうになく、謝りの連絡入れ、申し訳なかったけど休ませて貰いました。
おかげで夕食準備まで3時間ほど寝させて貰ったら随分元気復活しました。

ミニアチュール展 皆さん お出かけ下さいね。

ギャラリー島田ホームページ参照
http://www.gallery-shimada.com
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完成〜YUKO の新作品「草の舟」

外した前作は白色。新作は淡いグリーンで、庭のオリーブやレモンの木々の緑と呼応して素敵でした。

明日は早朝からラジオ体操の息子、夏期講習の娘たち、仕事の主人を送り出し、それから父を病院へ9時までに車で送り、戻って来て滞る制作を少しはして、息子・娘の昼食作り、そして午後は気の重い三者懇談に次女の高校へ…担任の先生と娘と3人で、進路の話しをしてきます。
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続・ウギの店で…

ウギ(=ウーパレゴーデン)は今日定休日。それでも引っ切り無しに電話が入っていました。
今、北欧にいるかのようなウギのレストランで、手作りの披露宴(人前結婚式として式自体を含めての方々も…)の受注も増えて来ているそうで、2階コーナーにはウェディングドレスやテーブルセッティングしつらえてあり、とても素敵でした。

「結婚せえへん」とうそぶく、うちの娘達が、こんな純白のドレスに身を包む日がいつかは来るんだろうか…としばし見入ってしまっていました。
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ウギの店で…

作品設置中、カードで遊ぶ、ニコラスと息子・岳。
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怒涛の3日経て-YUKO の作品設置に
20日は昼食にサンドイッチと飲み物携え明石の叔母宅へ。先日会った時と変わらず、まるで生きて眠っているかのような叔父、好物だった西宮のお酒を枕元に置いておじに手を合わせ声かけていると、叔母が「今、目が動いたみたいに見えたわ、あなた!あなた!」と、まだ信じられずに声かけるのが、また悲しく……
でも遠方から親族も来られ、嬉しくも悲しい叔母をサポート。

21日お通夜。でも朝から息子のサッカー試合が3試合あり、前日私が明石へ行ってる間の試合は他のお母さんに送り迎えもお願いしてたしサッカー少年数人乗せ芦屋の小学校へ行きサポート。1時すぎ試合終了と同時に飛び出して乗せて行ってた子供らを送り届けて、汗だく息子をシャワーあびさせ着替えさせて明石へ急行。お通夜の事前準備からお通夜まで。私は家族帰した後も叔母に付き添い泊まり込み、お線香絶やさないように…、叔母ともうひとり泊まり込んでくれたおばが、疲れて眠るのを時々様子見てみたり…、朝まで中々1時間毎起きてで眠るどころではありませんでしたが、22日は朝から葬儀。斎場へ運びまた2時間後にお骨拾いに行きその後初七日法要、本当に怒涛の3日間でした。さすがにゆうべ遅く帰宅後は、今日泊まりに来る父のベッドの寝具を整えたりだけで精一杯でダウン。今朝早朝から山盛りの洗濯でした。

そして、今日は、デンマークのyukoの作品設置手伝いに朝からウギの店へ。開店から来年5周年、店のシンボル的YUKOの作品も、厨房からの油煙でかなり汚れてきたので、今回新たに新作と架け替える事に。で店の定休日の今日、YUKOの息子ニコラスと遊んでおいて貰う為に息子も連れ行ってきました。

画像は旧作品を高い足場で忍者のように天井から外していくYUKOです。
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7・19息子の Birthday…おじの死…
今日は息子の12回めの誕生日、朝からNHKの仕事、そしてギャラリー島田に絵を搬入して2時頃帰ったら、お誕生日に買って欲しいプレゼントを買いに行く約束でした。ギャラリー島田を出たところで、携帯に思いがけないおじの緊急入院の報せ。
明石の実家隣りに住むおじ夫婦は、子供がいないし、85歳と79歳の高齢になっていて、明石に行くたび顔出すようにはしていました。先日来、父の入院で何度も明石に車で走った時も訪ねて、足腰を痛めているおばと、一段と痩せたおじを心配しながら帰ってきたのでしたが、それでもおじは普通に話しして、「で、お父さんは大丈夫なの?」と心配してくれていたのです。慌てて帰宅すると「さっきおじいちゃんから電話あって、青木のおじさん亡くなったって」と困惑気味の息子がいました。
高齢とはいえ、先日あんなに変わらぬ穏やかさで話したところなのに…

残されたおばは余りに急で、何が何だかわからない状態だと…、今は気は張ってしっかり口調だけれど、あとが本当に心配です。
そして、父も垂水のおじおば夫婦も、今日は対応に追われてたようで、皆高齢なだけに、父はまた今度の水曜には我が家へ来る事になってるけれど、疲れがでないか心配なのでした。

お通夜は明後日、葬儀は明々後日になり、とりあえずささやかに息子のお誕生日を、色々な連絡で遅くなった(サッカーの試合に明日も明後日も何人か乗せて車を運転する約束してたので別の人の手配や乗る人の連絡やり取りなどもあり)夕食やっとで祝ってやりながら、心配な事が山盛りです。

今日は芦屋浜の花火大会でもあり、ここ西宮浜からは間近に対岸に見れるので辺りは凄い人。例年は子供ら連れて、花火の見える海辺までぷらっと行くのでしたが、今年はその喧騒を遠く虚しく聞きながら…
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ミニアチュール神戸展2008joie de v ivre
先日、制作途中でちらっと載せた作品「穏やかな-とき-」も何とか完成(画像上)。画像下の「Vacation〜光と風に包まれて…」
とともに、今日、NHK神戸文センターでの仕事を終えたあと、ギャラリー島田に搬入してきます。
ミニアチュール神戸展は、現代美術界・大御所の、元永定正先生や堀尾貞治さんから、若手新人作家まで、約120人の作家の200以上の新作小品が、壁面ところ狭しと並ぶ、アートの夏祭りです。
見応え十分、是非覗いて私の作品を見つけてみて下さい。なにせ凄い数です。

詳しくは、ギャラリー島田HP http://www.gallery-shimada.com

7・26(土)〜8・6(水)12:00〜19:00(火曜は18時まで、最終日は15時まで)
神戸市中央区山本通り2-4-24 リランズゲートB1F。

今年は特別に島田さんの深い思いから、「生きる喜び」というテーマが皆にかせられ、私もそのイメージを温め、上記2点となりました。
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夏の雲

ベランダから望む新西宮浜ヨットハーバー上の空に、まさにもくもくと夏の雲。
小学校時代、夏休みの自由研究に、毎日雲の観察をして、色鉛筆の絵と文で綴ったのを思い出しました。

梅雨明け宣言もされて、いよいよ夏本番!
大学の授業はまだ月末まであるのですが、今日は子供らの小学校も高校も終業式。
成績はどうやろか…まあ、今のところ、元気に前向きに生きてくれてるし多くは望まず…
バスジャックみたいな、とんでもなく人に迷惑かける事しなければそれでいい…と、心で呟く母でした。
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夜の大学

一昨日、授業を終わって外へ出た時の、大手前大学伊丹キャンパス・M棟。
pm8時前だけど、今の季節はまだ少し空の青さが残るのが救い。
でもやはり、この時間までの授業は、学生も疲れてきていて…こちらも疲れているけれど、教師がしんどそうでは、学生も余計やる気出ないだろうし、とにかくカラ元気!で学生に声かけて行きます。
クロッキーの授業で、学生一人ずつ順次モデルに立って貰い3分から2分でクロッキー、後半は2人組モデルにして(2人描くので4分)、線の強弱だけで、より遠近感やら出して貰うのでしたが、出席順でモデル台にあがる二人に、「約束に遅れてひらあやまりの彼と、フン!って腕組みしてそっぽ向く彼女なんかどう?」などと、ポーズのシチュエーションを提案していくと、結構皆乗ってきて、男の子二人が、「去って行こうとする彼に足元に追い縋るシーン」とか、女の子二人が「お互い剣を抜いて差し違えるシーン」なんて勇ましいのやってくれたり、「縁側で将棋する二人」なんて和み系もあったり、楽しい雰囲気で、皆、描きたい場所に積極的に移動もして描いてくれて…
いい雰囲気で夜の授業終え、「お疲れ様でした〜!」と帰っていきました。よかった。
皆が元気で頑張ってくれた後は、こちらも元気に帰れるのでした。
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土の日用品- 素敵な陶器たちの展
既に始まっているのですが、ギャラリーモーネンスコンビスで、「土の日用品」という展覧会が開催されています。
作家のseiken工作所/井上正憲というのは、何を隠そう私の義兄。Y3仲間で親友の井上由季子のダンナさんです。
幼い時にお父さんが亡くなり、以来ずっと、女手一つで3人の子供を育てる井上母のため、悩天気な弟・妹達のため、何かと我慢を重ねて来た義兄……
そんな彼が、昨年家電メーカーの職を早期退職し、由季子と共にモーネ工房の寺子屋やギャラリー・モーネンスコンビスを始めた時、初めてのことだらけで、しかも苦しい自転車操業で、物凄い大変な忙しさの中でも、「こんなに毎日楽しいと思ったことはない」とモーネンスコンビスのオープニングで語った言葉…
思わず涙で滲んでしまったその姿はきっと一生忘れられません。

(私が初対面から今のダンナの人格を信じてしまったのは、この義兄〜バスケット部の先輩であり、親友のダンナさん〜への絶対の信頼があった事が大きいのでした)

DMの画像は、「五重丸」。重ねて収納できる、サイズ違いの5枚の丸皿セットで、北欧調で素敵な上、買った方々には、この五重丸をこう使って…と料理家の平山由香さん他・・が登場の、魅力的な小冊子がついてくるそうです。

由季子とともに何度か北欧を訪れ、実用的で且つ美しい「用の美」を、二人の感性の相乗効果で育み、家電の工業デザイナーとして培った感性や、もともと手作り大好きの手先の並外れた器用さで、素敵な陶たちが生み出されました。
五重丸のほか、ピッチャー・片口・切りとるカタチ・ペーパーウェイト・・暮らしで使う土の提案。。
是非、たくさんの方に、見てほしい展です。

seiken工作所/井上正憲
土の日用品

7月11日(金)〜21日(月) 12:00〜18:00 火・水・木曜は休み

ギャラリーモーネンスコンビス
京都市上京区堀川丸太町下る下堀川町154−1 エーワンテック3階
Tel 075-821-3477
http://www.maane-moon.com/
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芦屋の美術館も頑張っています
日曜日は、京都の教え子宅でのPartyに招かれていたけれど、この春からの忙しい毎日の貯まりに貯まった疲れが、夏休み近くなり出てきた感じで、日曜日家事の雑用や食事の段取りして飛び出し京都まで…のパワーが出ず…無理して行ったら翌日月曜からまた夜遅くまでの授業に差し支えそうで断念。謝りのメールを入れました。
彼女は女子大だった頃の大手前大学の教え子で、今は東京住まいながら、実家に帰って第2子出産。
その実家というのが、あの有名なねね(豊臣秀吉の本妻)の寺、京都・高台寺の塔頭(たっちゅう=本寺の境内にある小寺)。
ドイツ人の旦那さんと結婚して、披露Partyも、観光客で賑わう東山の実家のお寺のお庭で、音楽あり映像ありの大きな開かれたPartyでしたが、今回、ベビーお披露目のPartyも音楽生演奏ありインド料理ありと趣向を凝らしてのようで、何とか駆け付けて、かわいらしいハーフの子供達(上の坊やは4年前東京での個展に連れて来てくれランチをご馳走し対面済みですが、大きくなったろうな…と、そして5月に生まれたベビーはまためちゃ可愛いだろうなと…)に会いたかったのでしたが、本当に迷ったあげくに体を考え断念。またきっと会える日を楽しみに、ささやかなお祝いだけ送ろうと思います。

で、京都に行くのを諦めたので、暑い中、サッカー練習から戻った息子に冷たい素麺をしてやってから、芦屋美術博物館の講演に1時間半だけせめて参加。

このblogでも何回か書いていますが、財政難で予算も削られ、人員も削って何とか頑張っている芦屋美術博物館。運営を受託している市民有志のNPOメンバーに声かけられて、私も好きな芦屋美術博物館が元気で存続してほしい思いもあり、できる時だけながら、微々たるお手伝いをしている私。
小さい美術館ながら、世界に誇る具体美術の収蔵品、洋画家・小出楢重や、写真家・中山岩太、ハナヤ勘兵衛など、芦屋のアーティスト達の貴重な収蔵品のある芦屋美術博物館、役人さん達がもっとその価値に気付いて欲しいものです。

今、その素晴らしいコレクションの一部を展示する展覧会「3つの柱-コレクションの底力」展を開催中で、それに合わせて、立ち上げから学芸課長として具体の作品収集に奔走された河崎晃一氏(現在兵庫県立美術館勤務)の講演が先週あり、中山岩太など写真家の作品収集に関わられた山本敦夫氏(現在・滋賀県立近代美術館勤務)の講演がこの日曜13日に。
「今、勤務する滋賀県立近代美術館の方が、規模はずっと大きいけれど、海外からの問い合わせなどは芦屋博物美術館の方が比べものにならない位多い」
と言われたのが印象的でした。

再来週、27日日曜、pm2:00〜3:30、
このシリーズ講演の最後に、現在も芦屋美術博物館で頑張っている学芸員・加藤瑞穂さんが講演されます。安い観覧料(大人300円・大高生200円・中学生以下無料)のみで、講演は予約なしに無料です。
具体の田中敦子さんの展覧会企画で、アメリカで大きな賞も受賞された加藤さん(日本でなく、アメリカでの受賞というのが、今の日本の美術界を象徴するかのようです)。ずっと具体の作家に関わられてきた生のお話しは、とても貴重なので是非沢山の方々に聞いて頂きたいです。
(昨年は、大手前大学の絵画の授業にも特別講義に来て頂きました)
| - | 23:27 | comments(0) | - |
兵庫県立美術館からギャラリー島田へ

一昨日・土曜は、毎日夜中に洗濯していてもなお、どうしてこんなにあるの〜とボヤキながら朝から山盛りの洗濯。ま、この暑い日差しで乾きがいいのは有り難い事…と暑さもポジティブに考える事にして、休みの息子や娘に久しぶりにフレンチトースト(バターが高騰・品薄になり控えていました)やサラダもブランチに作り、ぎりぎりまで絵を描いて、3時頃飛び出し兵庫県立美術館へ。

「冒険王・横尾忠則」展
6・27〜8・24 月曜休み(21祝は開館、代わりに22火曜休み)am10:00〜pm6:00
金曜土曜は8時まで。
兵庫県立美術館
http://www.artm.pref.hyogo.jp

横尾忠則は、私達の芸大時代に既にカリスマ的オーラを放つグラフィックデザイナー&アーティストで、あまりにエロティックで私などは引いてしまってたけど、彼は天才だと崇拝する友人もいました。その後、画家宣言をして、熱くタッチを残した油彩やアクリル画を描き出した時には、あの口数少なく真実を語る恩師・三尾公三先生に、「一旦ある種の仕事でトップを極めたら、何をしても許されるんだよ」と、冷ややかに言わしめたのでしたが、今回の展覧会で、グラフィックデザイナーとしての、緻密な版下の数々や、膨大な数の挿絵やドローイングに、あらためてやはり天才的な物を感じてしまいました。
初めて見た、アンリ・ルソー崇拝の、パロディー風作品の数々も、本当に細やかな配慮で描かれていて、とても愉しく見れました。
今、逆風厳しい公立美術館。みなさんどんどんおでかけ下さいね!今回のは確かに見応えあります。

そしてそこから、三宮はハンター坂のギャラリー島田へ。学芸員・Oさんとお会いしたので、一緒に見に行きませんか?と誘って、(あそこからだと歩いて電車乗って歩いて…より、タクシーだと早いし、なにせ時間のない私、割り勘でのつもりで言ったのでしたが…)
美術館の車でとんぼ返りで乗せてっていただきました。Oさん、本当にありがとうございました。

島田さんでは、1階スペースで「大竹茂夫展」、地下1階では、「根垣睦子 展」がスタート。画像は、作品に登場するきのこや、冬虫夏草の実物標本を解説する大竹さん。芸大の先輩で、在学中から「芸大のボッシュ」と囁かれた、その気色悪〜かわいらしい不思議な大竹ワールド…に浸りに行ってみてください。
地下の根垣さんの作品も、イタリア留学でまた何かを得られたようでした。

ギャラリー島田
http://www.gallery-shimada.co

ウグイスさんのblogに、会場風景も載っています。
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ウ゛ィッセルサッカースクールの楽しみ

昨日金曜は、また朝から大学。まだ夏休みまでには残すところ2週の授業。息子の小学校も娘の高校も、もう来週には終業式なのに、以前と違い、今は大学の方が休みに入るのが遅いのです。母親としては、ちょっと困るところ。

夕方はまたウ゛ィッセルサッカースクール深江浜校へ。昨日は若手現役選手が2人来るとの事で、何にサインして貰おうかなとワクワクの息子。
試合にはまだ中々出る機会が少ないようですが、ホームの試合でのパンフレットに確かに載っていた若手選手二人、年齢は長女と同じ…競争の激しいプロサッカーの世界で、一軍に在籍する事は本当に大変な事なんだろうなと、母目線で見てしまっていた私でした。
サインを貰ったり、キットカットを貰ったり、ちょっとお楽しみが厳しい練習を愉しくさせた、ゆうべのウ゛ィッセルサッカースクールでした。
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ギャラリー島田・毎夏恒例ミニアチュール展に

先日来、京都での小品展続けて2つをこなし、次は来週搬入の、ミニアチュール展。
ギャラリー島田の毎年恒例の、夏の一大イベント、アートのお祭りです。著名大作家から若手新人作家まで、100人以上の作品が壁面を覆い尽くします。
今それに出品する小品を制作中です。
今年はギャラリー30周年という事で、特別にテーマが…

「生きる喜び」

大病を患う奥様を家事なども引き受けて支える島田さんを思うとき、テーマにもとても深いものを感じます。
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7・10pm7:20- 日が長くなりました

週の中で唯一家で制作できる木曜も、なにかと出て行かねばならなかったりで、何だかとても久しぶりの家でのデイタイム。山盛りの洗濯は毎日夜中なのが今日は日中に、その他にも雑用色々…やっと制作していたら、もう息子も帰ってきて、おやつに葡萄を洗ってやったりあっという間の一日。なんでこんなに時間が経つのが早いのでしょう…もう少しゆっくり流れてほしい…切実に思う私でした。

夕食準備でき、帰りの遅い長女と主人の分はとりおいて息子・次女と共に夕食。今日の学校の出来事や、作って持ち帰った土器・エプロン(どちらも少6の息子)など話題にしながら、ふとベランダの向こうのヨットハーバーに目をやると、もうpm7時20分なのに、まだこの明るさ…一番日の長い季節ですね…
でも、12時近くまで明るいデンマーク(息子のニコラスが中々眠らないと、デンマークのYUKOがぼやいていました)には比較になりません。
この夏、デンマークでの4年ぶりの展覧会も、来月に迫ってきました。
初めて息子も連れて行くので、ちょっと緊張です。
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大原雄寛先生の個展
この春、長く貢献された成安造形大学・イラストレーション群教授をを退官、まだ非常勤では出講して下さってるものの、イラスレーション専任教員の要としての超多忙な生活からは、少し時間に余裕もできたと、大原雄寛先生が、京都・ギャラリーマロニエで昨日から個展をスタートされました。
私は昨日大学へ出講する前の僅かな時間に、(土日もまた息子のサッカーやら色んな所用で昨日しか行けそうになかったので…)ギャラリーが開く12時早々に駆け込みました。でも一番乗りかと思いきや、成安短大時代の教え子さんらが既に…。さすが大原先生…と。
沢山の作品たちも、お人柄を彷彿とさせる、「うるうる」「ぷるるん」「むくむく」「ぴょんぴょん」などなどタイトルも楽しく、モノトーンのコンクリート打ちっぱなしのギャラリー空間に、カラフルな色彩が鮮やかでした。
画像で、腕組みしてられるのが、その大原先生です。

Maronie space5
京都・中京区河原町四条上る塩屋町
tel075-221-0117
12:00〜20:00 最終日18:00まで
13日・日曜までです
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昨日も走り…今日も走り…
ガソリン代も上がったし、そしてエコの為にも、なるべく車に乗るのは控えたいと思いながら、どうしても時間ぎりぎりスケジュールを熟す為に、土曜も日曜も車で湾岸線を飛ばす事に…でも、湾岸線、大阪方面へ走る時も海が見渡せて気持ちいいのですが、神戸方面へ南芦屋浜から乗って少し走ったところ、高度がぐっと上がって、深江から魚崎の辺りに画像の真っ白い橋梁があり、遥か海を見渡せる上に、この空高くそびえ立つ白い橋梁が何だか別世界に誘うようで好きなのでした.

土曜は、朝からJR神戸駅前のHNK神戸文化センターへ。息子や娘のお昼のおにぎりなどしてとびだして、湾岸線とハーバーハイウェイを飛ばし・・午後2時からのサッカー親睦会準備に何とか間にあうように、教える講座が終わり次第とんぼ返り・・(それでも遅れてしまいました)
今回は子供らで野菜切って炒めて・・カレー作りや、焼きそばなど、今年の役員さんが子供らをなるべく動かそうと工夫してくれて、バーベキューも少しやり、花火も・・と、もりだくさんに楽しんでいた息子たち。5時スタート〜片付けは予定の8時を大幅に回り10時ごろまで。

役員のかたがた、本当にお疲れ様でした、ありがとうございました。


                                                              
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ブルーベリーが色づいて…

ベランダのプランターの小さなブルーベリー…、一昨年、植えたての時は白い可憐な花の後に、1年目はまだ実はつかないはずが10個位実がなって、とても嬉しかったのに、昨年は花が咲いた後、同じプランターになぜか別に延びて来て黄色い小さな花を咲かせ、プチトマトのミニミニサイズのような形の黒い実をつけた(つい花も可愛くて放置してた)植物のせい?大学の先生仲間が、それは毒のある何とか言うやつかも…抜いた方がいいですよと、待てど暮らせど実が全くつかなかったのです。
それで今年は、冬を越して新芽の出てくる春、プランターに別に出て来た芽はしっかり抜いてやって、5月に花が咲いた後、日々祈るように見つめながら水やりしてきたのでした。
そうしたら、花びらの落ちた後膨らんできた可愛い実たち。色づいて来ました! 日々少しずつ変わりゆく、このニュアンスブルーもとても好きです。
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懇談-父の退院-京都の展またスタート
今週も月曜から土曜まで、木曜以外フル出勤…、なので昨日木曜に指定させて貰って、息子の学期末個人懇談に小学校へ行ってきました。
いつも懇談は、何言われるかとドキドキです。が、「時々調子に乗るのが玉にきずだけど、勉強も係の仕事も、積極的に頑張ってくれてますよ」との、厳しくて有名な担任の先生の言葉にホッ…。

それから大急ぎで父の病院へ。無事、検査入院で済んで、とりあえず退院の決まった父。翌朝のサラダや茹で卵など食材を準備して、父と沢山の荷物とともに、また明石の家へ車で運びました。心配下さった方々、有難うごさいました。

行き帰りの運転中、寝不足か目の疲れか、涙は出るし見えにくいし、高速飛ばしながら、なんどかドキッとしました。危ない危ない…

実は、それが無ければ、木曜からまた新たにスタートした、「京都アートフェア2008」会場へも、出品者の一人としてちょっとは行くつもりでした。
日曜までの4日間しかなく、案内状も出さないまま・・・
それぞれあまりに忙しい事が続いて、新作は間に合わず、1月の阪急の個展にも出した10号「風の物語」をぎりぎりで送った私ですが、京都で活躍する…あるいは京都の芸術大学出身の、ベテランから新鋭作家まで、ジャンルも日本画・洋画・版画・陶芸・染織・漆芸・現代美術と幅広い250作品が一同に見られます。
お近くへ行かれる機会のある方は、覗いてみて下さい。

「京都アートフェア2008-京の芸術家たち現在そして未来」
期間中は入札による販売を実施。一部収益金は環境保全活動に寄付されます。

7月3日(木)-6日(日)
みやこめっせ1F  入場無料
京都市左京区岡崎
京都会館の南側・京都 国立近代美術館の西隣です

(実は今、その会場へ向かう電車内です。今日はまた朝一番から大手前大学で授業、夕方のサッカースクールまでにぎりぎりとんぼ返りで見てきます。
土曜日曜もスケジュールビッシリなので、出品していて全く会場見ないのはいけないな・・と、この僅かな時間を利用し…間に合うかな……)
| - | 13:45 | comments(0) | - |
つづき…

そしてこれは、石田裕理さんの、ミニミニレターセット。5センチ位の袋に、ミニミニ便箋と封筒。ちゃんとステンシルでの柄も入っています。

小さきものに心惹かれるのは、人間の習性?
| - | 23:51 | comments(0) | - |
風鈴のような…紙のオーナメント

先日紹介した、「小さな土と小さな紙」展の、石田裕理さんの、小さな紙風船に短冊が下がって(七夕の願い事を書いて下さいと)、まるで風鈴のようなはかなげなオーナメント、素敵でした。
フレームの下辺に、高木さんの豆粒のような陶の動物たちがまた可愛い。
| - | 23:44 | comments(0) | - |
「小さな土と小さな紙」展
昨日せっかく京都まで行ったので、時間は本当になかったけれど、モーネンスコンビスで27日からスタートした、高木葉子さんの小さな小さな陶器と、石田裕理さんの小さな紙にステンシルの紙風船や豆レターセットなどの、初めての展覧会に駆け足で…本当に小雨の中地下鉄の駅から走り走り…立ち寄りました。
モーネ工房の展覧会や、井上母のテディベア展も、ずっと裏方で支えてくれたり、仲間として出品してくれた高木葉子さんは、昨年思いがけず病を得て入院〜手術。無事復帰して、いつもと変わらぬとびきりの笑顔で向かえてくれて、こちらが元気づけられるのですが、どんなにか不安もあったろうと、その笑顔の向こうに抱えるものを思います。
その小さな陶の、犬や牛、アシカや家なと゛の可愛いオブジェの数々…そのラッピング用につくられた「ここにいるよ」のミニシール、…何だかそのメッセージが、ご自分の存在を確かめているかのように思えてじんと来ていた私です。
石田裕理さんは、私のHP作成や、展覧会案内の更新などお願いしているおなじみJ嬢。いつもまっすぐな瞳で、ものごとを見ている彼女、この春の私の受賞時には、涙ぐんでともに喜んでもくれて、感激でした。
昨年の七夕飾りのお願いに、「家族が増えますように…」と書いたら、本当に赤ちゃんがお腹に…。本当によかった・・・。今、6ヶ月の安定期。ステンシルの優しい色合いと、小さな紙風船が、赤ちゃんを優しく迎える雰囲気に溢れ、私達まで幸せな気分にさせてくれます。

二人の小さな・・初めての展覧会
お近くへ行かれたら是非のぞいてみてください。(定休日に注意して)

高木葉子x石田裕理
小さな土と小さな紙

6月27日(金)〜7月7日(月)ギャラリーモーネンスコンビス
12:00-18:00
火・水・木曜定休日

tel075-821-3477
http://www.maane-moon.com
| - | 00:15 | comments(0) | - |
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