YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
次に向けて…明日はもう水無月
一昨日、無事盛況のうちに京都ギャラリーaでのBreeze展終了しました。
見に来て下さった沢山の方々ありがとうございました。オーナーMさんにもまた、本当にお世話になり感謝で一杯です。

なんと最終日は台風も近づく大雨でしたが、
東日本大震災で被災し心配していた親友が、実家の彦根と、お嬢さんが下宿する神戸とに、やっと新幹線に乗ってやってこれて、ギャラリーにも寄ってくれて再会。その元気な姿に…、
「オハセ事故したらあかんやん!」と逆に心配して怒ってくれる姿に…
涙がでそうでした。
ありがとう…いっちゃん。まだまだ大変だろうけど頑張りすぎずに頑張ってね。これから長い闘いを続ける東北の方々に、また何か自分が自分らしくできる形で役立てる事、考えて行きたいとずっと思っています。

昨日は朝一からまたO大学での授業、そして昼休みは食事もそこそこに午後久しぶりのヌードモデル描写のため教室準備。
なんだかまだ肌寒いから電気ストーブでモデルさん周辺温度調整したり、初めてモデルさん描く学生らへのマナーの徹底やら(ポーズ中の出入り厳禁、写真撮るのも厳禁だから、携帯を触る事ないようになど)もあり、夕方までずっと気を抜けない時間の連続でした。
でも、学生らもしんと集中して頑張ってくれて、いい雰囲気でした。

今日はまた伊丹キャンパスでこれから準備。
本当に一週間があっという間…

次の展覧会は7月2日からデンマークのYUKO TAKADA KELLERとの「星に願いを」展モーネ工房にて。
またY3のいい展覧会にしたい…
YUKIKOのモーネ工房で、YUKOは北欧の光や風を孕んだ空間作品を、私YOKOは平面作品を…
きっと素敵な展覧会になると…

まだ肋骨は時々痛むけど、気持ちは元気に前へ…頑張りたいと思います。
| - | 12:25 | comments(0) | - |
三尾公三先生と…

皆さんが退場された後の偲ぶ会会場 、先生の遺影を片付ける前に、横に並んで………

三尾先生ありがとうございました…
まだまだ、恩は返せていないけれど…
| - | 12:10 | comments(0) | - |
三尾公三先生偲ぶ会

昨日、怒涛のような一日が終りました。

朝早くから子供らの夕食段取りなどして飛びだし、ギャラリーに2時間ほど詰めてから京都造形芸大へ。
中原史雄先生と、岐阜県美術館学芸員・廣江さんとの「三尾公三を語る」講演会3時から4時半までの前半だけ拝聴して「偲ぶ会」会場ロイヤルホテルに4時すぎには入り、ホテルの方の会場設営をチェックしながら実行委員で受付準備などして…。

5時過ぎから続々来られた懐かしい先生方や先輩方、作家さん…東京や名古屋から来られた方々もおられて対応に追われながら、約150名の出席者で6時から会はスタート、8時半まで…

和やかに、時に盛り上がりながら…最後のスライドショーでは三尾先生との思い出にしんみりと…

私も、京都芸大での最後の教え子として、同期作家3人と共にステージに上がらされて少しお話しもさせて頂きました。

画家としても人間的にも尊敬できた三尾先生は、没後10年を経ても、こんなに沢山の方々の心に鮮明に生きてらっしゃる…すごいな…色々な方々とお話ししながら、思った事でした。
| - | 12:07 | comments(0) | - |
アトリエへゆく道で

木曜、金曜と、色々な雑用こなしてからアトリエに行き、7月の展覧会のために制作。
車が使えなくなって、時間ない時についぱっと車で走っていた道も、歩くしかなくなったら、道沿いのちょっと変わった花が目に止まりました。
蔦のように壁をはった緑の合間合間に、ガーベラにちょっと似た、白と紫の花。
これは何ていう花だろう…
少し前にこの道の桜の若い木には白い桜がけなげに揺れていた…
その木は新緑に変わり、気が付けは2ヶ月くらい経ってるんだ…

今、走るのはもちろん、急ぎ足もまだ胸が痛んだりだから、ゆっくり歩く…
それで見えてくるものもあるんですね。

そして、車運転しないと、ちょっとアトリエ帰りに友人と会ったりしても、ビール飲む事もできるんだなと。

不便は色々あるけれど、こんな日々も悪くない…
空を見上げて前向きに、そう思えた事でした。



今日はまた京都へ。
明日まで出品中のギャラリーaに顔出してから、造形芸大の三尾展会場へ行き打ち合わせ、夕方からRホテルでの三尾先生を偲ぶ会…約140名三尾先生ゆかりの方々、教え子や美術関係者集まる予定…に実行委員の一人として受付やら参加します。

明日は展覧会最終日、会場にいます。(搬出は6時から)
仙台で震災被害にあって大変だった友人が、少し関西に里帰りする中で、寄ってくれるのが嬉しいです。
| - | 11:13 | comments(4) | - |
没後10年三尾公三のまなざし展

今日は快晴の中、JRで滋賀県雄琴へ、成安造形大学へ向かっています。

屋外写生日和…
今、成安では、「キャンパスが美術館」キャンペーン始まっていて、学内のあちこちのギャラリーで展覧会が開催されています。

そして今日からいよいよ、昨年来何回も実行委員で一から立ち上げていった、三尾公三先生の没後10年記念展が、こちらは京都市内北白川、上終(かみはて)町にある京都造形芸術大学 ギャラリーオーブにて始まります。
大学帰りにオープニングに寄るつもりです。

一昨年から、岐阜県美術館での展覧会後巡回する場所を、先輩らは京都の美術館や博物館にも、私も地元兵庫県立美術館や大谷美術館、館長さんを知る倉敷市立美術館などにあたってみたり…新聞社や美術評論家や色々な方々に相談したりして…
やっと実現の京都での展覧会

感慨深いものがあります。
今でも全く古さを感じさせないあの三尾先生のたくさん作品たちに、
大作にも、FOCUS表紙原画たちにも
早くまた逢いたい…。

6月14日まで開催されますから、皆さんぜひご覧下さい。
| - | 12:34 | comments(0) | - |
雨上がり、新緑のキャンパス

雨の二日間を経て、朝早くはまだ肌寒い感じ…が、晴れてくると本当に爽やかな天気になりました。
キャンパスの緑も雨の後で一層目に鮮やか。

今日は伊丹稲野キャンパスで授業でした。
1年生造形基礎オムニバス授業。
3週ごとに絵画・デザイン・立体造形・工芸が取れる授業で、既に1クールは終了し次のメンバーにまた自分なりの個性溢れる自画像描いて貰う課題。
前のメンバーでは、頭の中がアニメでいっぱいと(髪の毛の部分にアニメタイトル文字をあふれんばかりに)描いてくれた子や、
大きな目が飛びだして、目玉がキタロウのお父さんよろしく足があってそこらにいるなんて絵を描いてくれた子も。

生みの苦しみに長く悶々とする学生もいるけれど、
本当に色々な個性を発揮してくれて面白いです。

昨日は雨のせいか、あるいは日曜も京都から遅くなり、続けて朝いちから終日ハードな授業だったからか、事故後遺症残る胸や膝が痛みましたが…、
今日は快晴になるにつれ体調よく、今は重い物持てない私を手伝って授業で使う絵の具や鏡の入った箱運んでくれた学生、授業後のホッとできたひとときにも、元気を貰いました…

そんな、さりげなくも、元気でいさせてもらえる日に感謝…

大学行く前には、ニッサンに寄り、大破したまま預けてる愛車の廃車手続きをしました。
| - | 21:19 | comments(0) | - |
忙しさ自粛しつつ今日も京都へ
朝から凄い雨…
今、京都へ向かう電車の中です。

早くも京都市美術館でのGe展は今日が最終日、4時までです。
ギャラリーaでのBreeze展は来週日曜まで、月曜休み…
どちらもたくさんの方々に見て頂けますように…

金曜日、病院行き、肋骨に2ヶ所ひび入ってたのわかり(事故後10日経っても痛いはずですね)湿布と痛み止めで1〜2ヶ月は無理せずに…(とほほ)…気をつけて過ごすようにと。

で、今日も他のギャラリーや、この金・土・日曜日やってる京都アートフェアや、心斎橋で友人イラストレーター尾中氏出品のラグビーの展駆け巡りたいのを自粛して、(走れないし)自分が出品しているギャラリーaさんへと、そしてその後美術館へ搬出立ち会いにだけ行きます。

と言いつつも、昨日は朝からNHK文化センター神戸教室で大好きな絵を描こう講座に12時半まで出講してから、芦屋市立美術博物館へ飛んで行き、1時からのAMM総会に遅れて滑り込み出席。
忙しかったけれど…、
元学芸のKさんも来られていて、率直な質問や意見交換聞く事ができてよかったと思いました。
今、どういう状況か…
可能な情報公開をそのつどしていくのは大事かなと思います。

雨、やんできました。
もう京都、河原町駅到着…
| - | 12:12 | comments(0) | - |
京都市美術館にて…

今日は・・数少ない、大学やNHKの仕事がない日だし、もちろん次の展覧会の準備もあるけれど、出品している京都市美術館会場に半日くらいはつめなければ…と詰めていました。
お約束していても、先日の事故後の体調不良で行けなくなるかもと、告知もせずにでした。

案内状出せないまま始まってしまった展覧会に、この4月から京都市美術館館長になられたs先生や、元毎日新聞社学芸部から大学教授もこなされたY先生、大阪府立現代美術センター館長こなされたI女史のお名前などなど芳名録に見つけ、感謝でいっぱいでした。

忙しい時間を割いて来てくれた友人にも、美術館出てから貴重な…自分が心休まる …ひとときを頂いて感謝。

先日の事故に今命落としていたり、入院していたら、こんな時間もないのだと…神様に感謝…明日はまたちょっと病院にも行ってきます。

それにしても、京都市美術館南半分で開催中の親鸞展は、団体バスで各地から…凄い方々でした。
| - | 21:34 | comments(0) | - |
Breeze展にも…

Ge展同様明日搬入の作品、3点、何とかほんとにぎりぎりで仕上がり、何とか額装も完了。

10号「遥かなる道へ」

3号変形「あの日のトワイライトタイム…in Denmark」

4号変形「忘れない…」

Ge展の大きな作品らは、昨日土曜に他の出品作家の方々も順に美術運送に集荷してもらいましたが、事故もあったりで今日ぎりぎりまで制作かかってしまったこれらの作品は、明日直接持って行って搬入します。

「Breeze・2011」展

赤松玉女さん(かつて京都芸大1年後輩で現在京都芸大油画科・準教授)
荒牧陽一郎さん(嵯峨美大卒・ウィーンのハウズナー工房でも学んだ精鋭フリーの画家)
奥田輝芳さん(かつて京都芸大同級生・現在京都造形芸大教授)
日下部直起さん(金沢美大卒・現在二紀会会員)
それに私の5人のメンバーでの展覧会。

同世代で爽やかな風(Breeze)をギャラリーに吹かせてくれるメンバーでとの、ありがたいギャラリー企画展です。

5月17日(火)〜29(日)12:00−19:00(最終日は17:00まで)

ギャラリーa(京都・寺町二条下る東側2階、TEL075−241−4056)

どうぞご高覧下さい。
| - | 00:32 | comments(0) | - |
Ge展

明日美術館にて展示作業、火曜から始まるGe展。

学生時代から、第一線で活躍する現代美術作家集団の展覧会として、憧れてもいたGe展、亡き恩師 ・三尾公三先生も出されてたその展覧会に3年前に推薦して頂いて、今年で3回めの京都市美術館での展覧会。

ご高覧頂ければ幸いです。
17日から22日9:00−17:00まで。
最終日は4時まで。
京都市美術館本館にて
(大人500円学生300円の入場料が要ります)

私はベニヤ板一枚サイズ横長(92×182cm)の
「はかない刻(とき)〜忘れない」

同じくベニヤ板縦サイズ(182cm×92cm)とB全(103×73cm)パネル2枚組作品
「はかない刻(とき)〜帰りたい」

を6〜7mの壁面に展開します。
| - | 00:09 | comments(0) | - |
思いがけない…でも必然?…の事故
月曜は朝から夕方までO大学さくら夙川キャンパスにて授業後、アトリエへ走り制作して帰宅。
火曜は午後伊丹キャンパスで授業で、その前にアトリエへ寄って少し制作。
大学授業後は、ギャラリー島田での火曜サロン「痛ましい自己告白-ダリ初期作品におけるエロスの表現」を聴きに行く。
そして水曜、やはり朝から少しでもとアトリエ寄って制作してから、滋賀県雄琴のS大学キャンパスへ、降りしきる雨の中、車をとばし、名神高速を降りて湖西道路に入って…

そこで事故は起こりました。
雨の道、スピードが出過ぎていたのか、寝不足で注意散漫だったのか、時間に追われて車の中でも色々気を巡らせながらのせいか…

とにかく一瞬ハンドルを取られ危ない!と逆ハンドル切って…スピンして壁に激突。

これを読んだ方々心配なさらないで下さいね、車は壊れたけど、私は無事です。
今日もアトリエで搬入が明日に迫った絵を描いています。
先日来会いたがる私を天国の母が迎えに来たのかと思いましたが、逆に助けてくれたのでしょうね…

警察の方々も、ぶつかる様を見た後継車の方も、このぶつかり方で大怪我なかったのは奇跡的と。

後の車が玉突き事故起こさないで止まって下さったのも…

そしてその車の方々が、動かなくなった私の車を道の端まで押して下さったり、警察呼んで下さったり、スピード出して次々くる車がぶつかって来ないよう発煙筒焚いてくれたり…
パトカー着いたのを見て去って行かれた見知らぬ方々の温かい手助けに、車から出られなかった私はちゃんとお礼も言えないまま…
本当に今も感謝でいっぱいです。

車はJAFの方に来て貰って大学近くのニッサンまで運んで貰い、私自身はニッサンのスタッフに大学へ運んでもらい、連絡入れてたけれどかなり遅れて少し授業もしました。
うちの近くのいつも定期点検して貰ってるニッサンに昨日車運んで頂き、今日改めて前後左右の壊れ具合説明聞きながら見て…、
ちょっとぞっとしました。
修理不能の全損壊に近く…愛着ある車ながら、廃車にするしかなさそう…

セレナは対事故実験などで一番優秀な5つ星だそうで、私は車にも守って貰ったのかも知れません。

自分の運転への過信、分刻みのスケジュールなど、色々に反省…
ちょっと心も身体も痛い私でした。
| - | 19:35 | comments(4) | - |
人を信じる気持ち

土曜は朝からNHK文化センター神戸教室、ちょっと精神的に疲れていた中でしたが、元気に前向きに絵に取り組む、10代から70代までバラエティーにとんだ生徒さん達にまた元気をもらう思い。私のアドバイスや問い掛けをぐんぐん吸いこんだり考えたりして、そこから新たに色々な方向に芽を出して行かれるのです…
春からの新しい方2人も頑張ってられるし、家庭の事情でやめられてた方2人がまた復帰したいと連絡あったようでそれも嬉しい事でした。

その日はそれから明石へ父親を迎えに行って、舞子ウ゛ィラでの震災復興支援チャリティーコンサートへ。
毎日TV報道で東北の被災地に胸を痛めているという父親を、好きなクラシックコンサートに連れて行けて東北への支援にも繋がる…、搬入直前の絵の制作も気になりながら、大切な事には時間をさかないとと…。

画像は、東北の被災地へ行ってきての思い、アートエイド東北への思い、を開演前のステージから語られた島田誠さん。

奇しくも神戸と仙台での公演を定期的にされてきた
チェロとピアノのお二人の演奏も思いのこもった素晴らしいものでした。

帰り道、送っていく車で父親が、
阪神大震災の時、
戦争から帰ってきた神戸港で見た変わり果てた故郷の風景と重なった…、
でも今回のは津波と原発問題が重なり(戦争を体験してる父親から見ても)本当に悲惨…と。
「体験したことないあんたらにはわからんやろけど、戦争は本当に酷いものやったんや…」

そんな話しをするうち…
ふと、
「お母さんは本当に心の綺麗な人やったな…
私はお母さんと出会えたおかげで、また人を信じる事ができた…」

前を向いて運転しながら、フロントガラスの風景が滲んでしまいました。

色々な想いを胸にまたアトリエへ走り、深夜まで制作して…帰ったら日付変わって母の日に。
24年前の母の日は、生まれて2週めの長女抱いて母の病室で…多分最後にまだ母が話せた時…
その1週間後、母は逝ってしまいました。
この頃よく母の夢を見ます。
| - | 17:20 | comments(0) | - |
気持ちのコントロール
ものすごく落ち込む事があると途端に体調も悪くなる…その事が自分が悪くて引き起こした事だと思うと、自分が嫌になったり色々な事に自信が持てなくなって自己否定のラビリンスに迷い込み抜け出せなくなる…
(端から見てる人には、カラ元気に動いてるし気がつかないようですが)

「そんな時は全く別の事、なるべく関係ない楽しい事考えて、気持ち切り替えるんや」
すぐに真剣に悩んだりする私に、大学時代にアドバイスしてくれた先輩かいました。

悩んでる学生や、長女が高校時代結構長く精神的に悩んでた時期に、とにかく話しを聞いてやりながら、同じようなアドバイスをして、気持ちを立て直せるように寄り添ったりもしました。
友人にもそうだし、時に大先輩に対してでも、大変な状況の人に対峙しているときは、自分でもとてもしっかりと適切な物言いしてきた気がします。
思春期に姉が心の病で悲しい事になったから、もう誰もそういう事にはなって貰いたくない、そういう切実な思いで、強くなれた所があったのかもしれません。
それなのに、自分の事になると今だにだめで…

情けなくなります。
| - | 23:53 | comments(2) | - |
時の儚さ(はかなさ)

時のはかなさを思い、ひとときひとときを愛おしみながら、大切に過ごしたい…
最近なおさらにそう思いながらも、中々思うようには行かず、ついつい日々沸き起こる沢山の雑用に押し流されるように時間は過ぎてしまいます。

もう搬入まで2週間を切った京都市美術館での「Ge展」に出品する大きなパネル3点(ベニヤ板大が2点B全パネル1点、うち2枚は組み合わせ作品なので作品としては2点)と、
京都のギャラリーaさん企画のBreeze展への10号と小品2展、
昨日も今日も、家事こなしてからアトリエに飛んで行って制作、でも大切な外せない事もあり、集中して3時間ほど制作してまた飛び出しました。

今夜はギャラリー島田で、先日実際に被災地に行かれて、アートエイド東北立ち上げに向け現地関係者とのミーティングや現場の視察されてきた、島田さんと、建築家として同行し写真など撮られてきた息子・島田陽さんによる報告会。

定員50人を越す参加者と、最後のフリートークで、今、ご自分たちがやってられるアートや文化的な事からの震災被災地への支援活動や、阪神大震災からやってきたこと、それに対する思いなど、沢山の方々が熱く語られもして…

お手伝いしながらも参加できてよかった…

色々な思いがあり、色々な考え方があり…、
皆それぞれに、自分が今できることは…?、何かしたい…、という思いは同じでも、全く正反対のやり方もあったりするわけで…
その相反する言葉もバランスよく資料に取り上げられてる島田さんの配慮に敬服…

デンマークのYUKOがすぐにチャリティー企画立ち上げに向こうで動いたとき(とにかく彼女はどんなに忙しくても、こんなときすぐ動かないといられない性分で)売名行為みたく言われたりもして、ちょっと待とうと情けなくも思ったと聞きました…

人の善意は、考え方や生き方が違うように方向性は様々に違うのは当然で、
それを尊重しあって・・・、
足を引っ張りあうようなことが、けしてないように・・・と祈ります。

画像は制作中の作品「儚い刻(はかないとき)〜帰りたい〜」の一部分。
| - | 00:01 | comments(0) | - |
初任給

この春京都芸大卒業し、プロダクトデザインで就職、愛知の会社近くの寮に入った長女が、ゴールデンウィークで帰ってきました。
と言っても、いつもマイペースの長女、昨日も一昨日も友達と集うのに忙しく、家は日付変わる頃に寝に帰るだけ。

でも…

一応初任給が入ったから…と、弟妹にお菓子。
親にはスパークリングワイン。
それと来週やけど母の日のプレゼントもと、画像の小さい方の瓶、飲むローズヒップの酢(??)

私も初任給で両親にプレゼントしたり、自宅住まいやからとこれから毎月お金入れるからと渡した事思い出しながら…、
「私らも初心忘れたらあかんね」の友人の言葉に納得。

ま、先日来送って欲しいとこちらに頼まれ事したり、ゆうべは帰りにもう駅からバスないから(土日祝日は最終バスが早いのでした)免許取ってまだ初心者マークの次女に「駅まで迎えに来てくれへん?」

あともう少し自分の行動への自己責任の感覚が身につくといいな…
そう思う母です。

顔合わすとこちらが苦言言って喧嘩してばかり…でもやっぱり、少ない初任給から、気配りを見せた長女の成長は、親バカながら嬉しかった事でした。
| - | 01:58 | comments(0) | - |
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