YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
「記憶の渚にて」
いよいよ明日6月30日、白石一文さんの「記憶の渚にて」単行本が、、
壮大な物語が、美しい本になって、書店に並びます。

2014年10月〜2015年12月、ちょうど息子の手術入院、父の入院も重なり怒涛の毎日の中でのスタート、夜中ひたすら「記憶の渚にて」の世界に浸りながら描き続けた・・・ある意味その時間に救われていた気がします。
色々が蘇ってじんと来ながら、、届いた本をまた読んでいます。

単行本には絵は載りませんが、来月出る電子書籍版に、連載した挿絵の中から20枚が掲載されます。
KADOKAWA「記憶の渚にて」白石一文特設サイト がインターネット上に開設されていて、その最後に、挿絵の事も、8月29日から銀座の個展で原画展示することも紹介下さっています。
http://www.kadokawa.co.jp/sp/kiokunonagisanite/
(KADOKAWA記憶の渚にて で検索すると出ます)

| - | 00:39 | comments(0) | - |
Now's the time to go

やっと、少しづつ体調が戻ってきました。
ご心配下さった方々、ありがとうございます。

薬飲み終えてもすぐ通常同様動くのはだめ、2週間は気を付けるようにと、医師から言われたので、もうしばらく気を付けながら。。。
昨日は父の病院と大学授業と、、今日は小さな作品に向き合って、、でした。

夏の恒例、ギャラリー島田・ミニアチュール神戸展。今年のテーマは「Now's the time to go いまこそわたれわたり鳥」宮沢賢治の言葉から・・
7月23日~8月3日。約150名の作家作品が集う展に、今年も3号1点出品すべく、銀座の個展に向けての作品と並行して少しづつ制作。

無心に絵に向き合う時間が、私には何より心身を癒してくれます。




| - | 21:33 | comments(0) | - |
いのち 大切に・・・
今こうしている間にも、命にかかわる病気と闘ってる友人がいる。病院の父も有り難くも落ち着いていてくれるけれど、毎日が命と向き合う思い。

そんな私も、ちょっと危うく・・命にかかわることになりかけました。
ずっと一昨年昨年今年と、公私ともに気も張り詰め頑張ってきて「忙しいのに元気ですね」見た目は言われてたけど、やはり蓄積疲労で抵抗力が落ちてきてたのかもしれません。
微熱も続いてたのですが、木曜朝からさらに体調不良、何とか大学授業こなして父の病院も行って遅くの夕食後にさらに体調悪化。水曜に出してもらった薬を飲んでのアレルギーショック(アナフィラキシー)を起こしてきたらしいことがわかったのは、金曜しんどくて半日休んだ上で、蕁麻疹や瞼の腫れがひどいしとかかりつけ皮膚科に行ってからでした。
「もっと早く来ないと」と言われ、とにかくこの薬すぐ飲んで、もし今後もっと息苦しくなったらすぐ救急車よぶように、明日朝受診するようにと。「明日はNHK講座が・・」というと「井上さん、今は血圧も安定してるようだから帰ってもらうけど、入院するかどうかくらいの瀬戸際の状態なんですよ!体中蕁麻疹もでてるし、血圧下がってきて呼吸困難になったら、、大変なことに本当になりますよ!」と諭されて・・
出された薬をせっせと飲んで体調少し落ち着いて、朝受診、このまま無理しないようにとのことで、楽しみに待って下さってるNHK講座には行ってきて、早めに帰宅し休み。。今日は父の日のささやかなプレゼント持ちまた父の病院へは行けて。

アレルギー体質だけど、今まで食事でも薬でも何も起こったことなかったので、驚きました。身体の抵抗力落ちてると、、(アナフィラキシーはひどい場合短時間で命落とすことにもなるそうで・・)怖いですね。気を付けねば・・

| - | 01:20 | comments(0) | - |
6月の雨
土曜は病院の父の92歳誕生日でした。
緩和ケア病棟で迎えられるとは思わなかった2回目の誕生日・・・帰って来れた娘・息子と病院へプレゼント持って行ったら、看護師さんボランティアさんらにも寄せ書きや花束貰い嬉しそうな父の笑顔でした。
皆さんよくして頂いて、感謝感謝です。

それから地元西宮の大谷記念美術館で京都芸大先輩・川村悦子さんの展初日へ。3月神戸の個展へも5月Ge展・Breeze展にも見に来て下さった有り難い憧れの先輩の懐かしい作品から新作まで一同に地元で見れる幸せ。
トークショーでは懐かしい三尾公三先生とのやりとりも語られ胸熱くなりました。(展は7月31日までです)

日曜は叔母の3回忌へ。須磨海浜公園を見晴らせる国民宿舎の一室、我が家から見えるヨットハーバーの海とはまた違う、白砂青松の海もやはりいいなあと見つめながら、「葬儀・四十九日・一周忌・三回忌ときてちょっと七回忌まで一段落ですね、昔はこれで喪が明けると言いました」とのお寺さんの言葉に、ホッというより寂しげに見えた84歳の叔父の横顔でした。

しばらく見に行けてなかった明石の父の家へも帰りに走り、雑草に覆われ、手を合わせた仏壇の横の土壁が崩れて・・飾ってあった母と姉の写真を車に積んでまた父の病院へ走るフロントガラスがかすんで見えた・・6月の雨・・・
| - | 11:23 | comments(0) | - |
そこから生まれるもの
日曜日に≪Breeze≫展も無事終了しました。
近くからも遠くからも、忙しい中時間さいて来て下さった方々、ありがとうございました。
月曜はまた朝一からO大学授業(来週合評に向け制作頑張る学生達に、それぞれの個性も鑑みながら指導)夕方までフルにこなして、父の病院へも走り、それから後輩の店へ、、、デンマークから帰国中の親友アーティストYUKOと会うために、数人が集まりました。
其々に第一線で活躍する芸大仲間たちには、とてもいい刺激を貰います。

今日はアトリエで制作後、ギャラリーあじさいへ走り、先月のグループ展後も常設展示下さっていた作品引き取り、ギャラリー島田の火曜サロン「ひとびとの精神史」(岩波書店)刊行記念トークを聞きに。
「言われなくてもするけど、言われてもしない」と言われてたという草地賢一さんについて、島田誠さんが≪神戸からボランティア元年を拓く≫のサブタイトルで書かれています。
「主権在民」「自然災害は民主化を促す」草地さんのそういった言葉に出会ったという野崎氏は、草地さんを「宗教者」「アナーキスト」「悪ガキ(の会)」などと語られていました。
草地夫人は、大学1年の時に草地氏に出会い、その波乱万丈の生い立ちを語られ困惑したこと、信念の人だった=家族は振り回されたと。
村井氏は、意外な横顔などのエピソードを。
そして、島田さんは「ボランティアがチャリティー(慈善)にとどまることなく、ジャスティス(公正)の実現のためになってほしい」との草地氏の言葉(本の中にも書かれています)などを紹介されていました。
| - | 00:48 | comments(0) | - |
6月になりました。
京都市美術館でのGe展は、先週日曜日に無事終了しました。
見に来ていただいた沢山の方々、ありがとうございました。
京都市美術館大改装のため向こう3年は使うことができず、兵庫県美ギャラリーなど(そちらもすでに予定の展がいっぱいで難しいらしいですが)Ge展開催場所模索されるようです。

ギャラリーaで開催中のBreeze展は、日曜日までです。
こちらも見に来て頂いた方に感謝・・そしてまだの方、残り3日、ご高覧下さると幸いです。

先日来、大学授業のない日に京都へ。会場内は良いのですが、外はもう夏がやってきたような暑さでした。今日は爽やかな風の1日でしたね。、父の病院へ行ってからO大学へ。
今年も早や6月。。折り返し。
今年もう10か所での展覧会こなしてきたことになるなと(チャリティー展やグループ展と個展)。大学仕事、父の病院へもあり忙しい毎日ながら、あちこち呼んで頂いて作品発表が続くこと、感謝せねばと思います。(他にも、絵の画像使って頂く仕事も進行中)
そして、今月父は92歳の誕生日を病院で迎えられそうで、、そのことにも感謝・・・


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