YOKO'S SCENE

まだやり残した事いっぱいながら、もう大晦日になってしまいました。
時々止めたくなるけれど、時は止まってはくれません。

でも、それでいいのでしょう。

だから、後悔したり、切なくなったりもするけれど、そのひとときを大切にしたり、時間に間に合うように努力もするし、間に合った達成感や、過ぎ行く時を愛おしくも思える…

そんなこと思いながら…また忙しくも本当に沢山の思い出…嬉しかった事や悲しかった事や悩んだ事…こんなに色々悩み迷った年もなかったくらいだった2010年振り返りつつ、ゆうべは年賀状を明け方3時半までかかって書けるだけは書きました。（去年頂いていても書けてない人もまだまだ沢山…ごめんなさい）

今日は朝からささやかに手作りおせちを何品か作り、今から父親にも届けに行きます。
糖尿の父親の身体に優しい、薄味の、お砂糖控えた（日持ちはしないけど、一泊旅行に迎えに行く2日朝まで食べられたらそれでいいし…）筑前煮やごまめ、柿なます、酢レンコン、焼き海老などなど…
拙い料理に気持ちだけはいっぱい込めて…

夜がどんなに遅くなっても、朝は早朝から起きなければならない毎日で、どうしても睡眠不足続きになってしまっていたのでしたが、今朝は久しぶりに自分の仕事も息子のサッカーもなく・・9時まで・・8時間たっぷり眠りました。
いつも眠る時間や、起きる時間や、明け方何度か起きてしまったりしましたが、やっぱりよく眠ったあとは少し元気がでて、今日は色々にたまった雑用を精力的にこなすことができました。まだまだ、家の色々な整理、アトリエの片づけ・・年を越してのことになりそうではありますが・・

日曜は、Ｇｅ新春小品展の搬入・展示作業後、京都・ギャラリーaさん20周年記念展最終日打ち上げに呼んでもらって京都へ。
最終日ぎりぎり祇園の画廊での三輪君（京都芸大同期、バスケットのキャプテン同志でした）の展覧会にも滑り込みで寄り、久しぶりに彼の日本画作品と元気そうな笑顔に会えてよかった・・・それからギャラリーaさんへ。
京都画壇の大先生方ながらいつも温かく「よく頑張ってるね」と声かけてくださる・・そして尊敬できるいい仕事されてる大先輩画家さんたちと、オーナーＭさんとで和やかに・・・
こういうメンバーに加えて呼んでくださることに心から感謝。

月曜は、マンション大改修の中の、玄関扉塗り替えで、終日ドアを開けて、塗って乾かしてまた塗りに来られるのに立ち会わねばならず、家に缶詰の間に年賀状を少しは書かないと・・と頭をひねった挙句に、化石になりかけの［プリントゴッコ」ひっぱり出して、鉛筆スケッチによる風の風景を刷ってみたり・・・

昨日・火曜は、やはり朝早くから午前中は、まだ玄関ドアの上塗りなどで在宅せねばならなかったのですが、息子がサッカーから戻り、午後出られるようになってから、昨日最終日だった個展二つ、高校恩師・井上直久先生の娘さんの井上菊子さん（京都芸大洋画後輩でもある）の個展に茨木市のギャラリーまで、、、京都芸大同期の現代美術作家/山部泰司氏の個展に大阪・福島のＬＡＤＳギャラリーまで、時計と競争するように綱渡りぎりぎりで拝見（最終日は5時までなので）。
梅田で銀行からアトリエ家賃を振り込んだり、お歳暮頂いた方にお返し送る手配を込み合う阪急百貨店で何件かしたり・・・

それから、いつも、火曜限定で神戸王子公園で開店する、友人イラストレーター尾中哲夫氏のパスタ屋Tetzへ。
私がいつも火曜日は滋賀県の大学へ出講で無理で、春休みや夏休みに行けるかなと思った日には、やはり大学の仕事が休みの間にと宮古島に尾中氏が仕事＆遊びで行ってしまって閉店してたり・・・なかなか行けないので、今日しかないかも・・と。
目の前で作ってくれる美味しいパスタと、気を使わない友人との楽しい会話。しばし心癒されるひととき・・・（ありがとう・・・）
来年の芸大卒業30周年同窓会の相談もしたりして、思いきって（慌しく夕食もまた作って）行ってみてよかった・・・

同い年や年下の友人が急に亡くなったり・・・・姉や母のなくなったときのことを、「ノルウェーの森」を読んで思い出したり・・
今、会える時に、会える人に会っておきたい・・・最近そういう気持ちが強くなっています。
もちろんまた会えるかもしれないけど、何時会えなくなるかもしれない・・
そんな思いにかられて、時間ない中、友人の展に走ったり、東京や京都や、行った先々で少しの時間にも、色々な人と会う時間を無理しても作ろうとしてしまったり・・・の自分がいます。

画廊ぶらんしゅで午後から展示作業風景です。
著名現代美術作家さん達の作品たちは、小品でも、ずらりとならびだすと圧巻…個性のせめぎあいが火花を散らすよう…でした。

一昨日土曜日は、
朝から病院へ…ちょっとした痛みが年末年始の休診時にひどくなってはと、薬を貰っておくくらいの気持ちで行ったら、…気になる数値があるから定期的に検査に来るよう言ってたのに…と長らく行かなかった事叱られつつ血液検査。その結果聞くのと甲状腺のエコー検査を新年早々1月4日に予約入れられてしまいました。時々続く微熱も関係あるかもと・・ちゃんと診てもらいます。（命に関わる事ではなさそうなのでご心配なく）

それからアトリエへ走り、翌日に今年最後の搬入控えた絵と格闘。
中々思うように行かず、パールブルーなど何回も重ねるも思う色にならず気持ちもブルーになりながら…とりあえずフレームを塗り替えたくなって（逃避？）、既に塗装されてる上に水性ペイントが塗れるようプライマーを下塗りして乾燥させてからブルーに塗り…

それから今年最後の差し入れ届けにギャラリー島田へ。
本当は前日のクリスマスイヴに、昨年同様に私の定番バナナケーキを焼いてささやかなX'masプレゼントとして届けたかったのですが、それができなかったので、せめて…最後の搬出作業やら忙しいだろう島田さんやスタッフさんや作家さんにつまんで貰えるようにドンクのプチパン4種類をそれぞれ数個ずつと、コーヒーとを…

車が渋滞し予想外に時間がかかってしまいましたが、島田さんウグイスさんT君、今年はまた個展やそのあとＲ社への絵の搬入やＴ社への送付や沢山沢山お世話になりました！
その思いを届けられてよかった…

帰宅後大急ぎで夕食をしてから、また雪の舞う中アトリエへ走り、ちゃんとした暖房設備まだない制作室は底冷えしたけど深夜まで制作。
それでも額装まで至らず、昨日朝早くからまたアトリエとんでいってなんとか仕上げ、額装もしてお昼に池田市石橋の画廊ぶらんしゅへ持ち込み搬入に間に合いました。

今年最後の色々も…やっぱりバタバタ綱渡りばかり…

来年はもう少しゆったりと行きたいものです（無理だろうなぁ）

「やっぱりクリスマスにはチキンやな・・・］昔からクリスマスイブには鶏の足を焼く我が家・・（鶏嫌いな方ごめんなさい）娘・息子がそうつぶやきながら美味しそうに頬張り、、、
忙しい中飛んで帰って、バゲットでのカナッペ何種類かとサラダとを作り、チキンを焼いて、ささやかにメリークリスマスでした。

サンタさんしていたころは、もっと忙しかったクリスマスイブ・・

また忙しかった昨日の夕方、バス停に立ち…
黄昏れかけるヨットハーバーの風景を眺めるのも何だか久しぶりな気がする…

あまりにもバタバタと過ごす毎日で、バス停に立つ時もスケジュール帳見たり、携帯メールしたり（あ、携帯は修理に10日間出し、その間代機貸してくれてて勝手が違いましたが、やっと元に戻りました）…

季節にうつりゆく目の前の風景を眺めるひとときも大切だな…冬至の柚子風呂を前夜にし、一年経つ早さしみじみ…でも本当に色々な事のあった一年でした。

また色々な出会いがあり、色々な温かいつながりが繋がって、世界がまた少し広がった気がします。

昨日も、思えば今年になってから初めて行ったのに、もう長いお付き合いみたいにホッとできる豆腐ときらず(おから)料理のお店「よしみ亭」にまた連れて行って貰いました。日替わりのお店で週2日だけされてた店を一戸のお店として念願叶って10月に開店、そして、雑誌Meetsにも掲載され、「あまから手帳」にも取り上げられました。凄いですね。
でも当然の流れなのかも…鯖きずしのきらずまめしやお豆腐のサラダや鰻豆腐や…見た目にも美しく美味しく身体に優しい…物凄く忙しかった一日の疲れをそのひとときで癒して貰え明日への元気を貰える…そんなお店なのでした。

そして、不思議な人の繋がりが絡みあってもいて…

もう30年以上の付き合いの芸大同期のスポーツイラストレーター尾中哲夫くんがパスタ屋Tetzを週一回火曜日に開店する（私は滋賀県での仕事日で、今年1月始め冬休みに初めて一回行っただけ）場所が、今開店される前によしみ亭さんがされてた同じ場所で…お互いマスター同志付き合いがあり、その店に私を連れて行って下さったのが、ミュージシャンで著述家でラジオ関西パーソナリティの中村よおさん。尾中くんもよおさんも王子公園近くに住んでいて、パスタ屋Tetzにはよおさんも行かれた事もあって…ギャラリー島田での9月の個展オープニングパーティーでは、、島田さんから言われて、来て頂いてた方々紹介に、大事な友人として 紹介させて頂いたお二人で…そのパーティーでは、ギャラリー島田を通じて知り合った渡辺仁さん、よおさん通じて知り合った村上知彦さん、お二人は私たちの学生時代の貴重な情報誌だった「プレイガイドジャーナル」編集長だったり、「神戸から」の編集長だったり・・・、村上知彦さんは、マンガ評論家でありながら、具体美術の紙破りパフォーマンスで有名な村上三郎さんの息子さんとわかってびっくりしたり・・（友人画家・マツモトヨーコさんと中村よおさんが濃い友人つながりがあったり・・・）の本当に不思議な色々な…いつも会うたびエール下さる武内ヒロクニ画伯とサホリさん夫妻も来てくださってましたし、（ヒロクニさんのパーティーでよおさんとお知り合いに・・・）とても温かい人と人との繋がりに感謝しつつ…
月曜は大手前大学授業後に、色々な仕事関連で帰国しているデンマークのＹＵＫＯ　ＴＡＫＡＤＡ　ＫＥＬＬＥＲと、モーネ工房の井上由季子と私、まさにＹ３メンバー・親友（なんと17歳の時から35年のつきあい）三人でわずかな時間ではあったけれど集って・・・
人は、こういう温かいつながりによって生きられる・・・
大げさな言い方みたいだけど、大げさではなく、実感しています。

昨日は成安造形大学授業後に、神戸・ギヤラリー島田の今年最後の火曜サロン〜持ち寄り忘年X'mas会へ、かなり遅れてでも少しでも参加しようととんでいきました。
準備のお手伝いもできないからせめて…と、早朝から簡単なカナッペ（クリームチーズ&スモークサーモン&ブロッコリースプラウト、
スクランブルエッグ&マヨネーズキュウリの2種類20個あまり）を作って、林檎を剥いて切ったものとともに、滋賀の大学へ向かう前に反対方向へ走って届けたのでした。（画像はその、大急ぎで作った感あふれる？カナッベの一部）
Sincere partyと銘打たれたパーティーは、そのタイトルに相応しい温かい空気が、人と人との間に流れ、私が駆け付けた時には、冷たい雨の中、たくさんのギヤラリー関係者であふれんばかりでした。

Sincere…
偽り（表裏）のない、心からの、誠実な、

私の大好きな言葉です。

以前にも書いた事ありますが、どんな生き方をしたいかと問われて、ちょっと考えて、
誠実に美しい生き方を…
（それができているかは別にして）
と答えた事がありました。今でもそうありたいと願っています。

今年私は、人に対して自分自身に対して…誠実にきたろうか…
考えてしまいながら…。

こちらは、現代彫刻家、富樫実先生の作品群。
やはり琵琶湖を望むカフェの横で…

成安造形大学の創設メンバーでもある富樫先生は、京都芸大の大先輩でもあり、いつも火曜の出講日が同じで、研究室で楽しくお話ししてくださいます。
大の阪神ファンで、話しが合うのでした。
（年齢的には80近い?はずですが、とても若々しくていらっしゃるのでした）

昨日は大手前大学、今日は成安造形大学で今年最後の授業でした。
画像は、グラウンド端から琵琶湖を望む、現代美術作家で、具体美術の最若手メンバーで（10代で参加されたという・・もちろん今はもう60歳超えてられます）、成安造形大学教授の今井祝雄先生の作品。

マンション大改修工事の為に、8月末から足場が組まれネットで覆われていたベランダ（洗濯物も夜間しか干せず、ベランダに人が入るので、日中カーテン締め切ってた）が、やっとベランダ側は改修終わりネットシートも足場も外されました。
本当にすっとしました。
まだまだ眠い…辛い…とか思いつつ早朝にお弁当作りながら、明け方の空と海が眺められる幸せを改めて思いました。

今日は息子のサッカー公式戦、朝7時半集合でお弁当持ち。
とにかく朝食とエール込めた心尽くしのお弁当作り送り出して、試合時間に間に合うように中学へ駆け付けました。

1試合めは、昨年全国大会へ行った強豪・塩瀬中学。押しつ押されつハラハラドキドキの試合展開、いつもディフェンスのかなめのH君のまさかのオウンゴールで相手が先制点、でも皆がその雪辱をはらすべくすぐに得点返して1−1で折り返し後半へ…せったあげくに１点入れられー再三惜しいシュートが決まらず、2−1で負け。午後からの山口中学には3−0で勝ちました。

途中、あれ？と思う凡ミスや足の縺れる息子に、なにかおかしいな…とは思っていたのですが、また膝が痛みだしたかな…くらいに思っていました。

私が所用に夕方少し出かけ夕食準備に戻ったら、試合から帰って寝ていた息子が起きてきたもののいつもの試合後よりものすごくしんどい・・・というので・・・でも、今日の動きが悪かったからもっと自主トレするとかするように先生に言われたり友達からもいつもと違う、動きが悪かったと言われたということで、落ち込んでるせい？精神的なものかなと思って、とにかくしっかり晩御飯食べてお風呂入って寝たら？と言って大急ぎで夕食作ってやったのでしたが・・・夕食後しばらくして顔も赤くなってる気がして、私の微熱の手で額あててみてもわからなかったのでしたが計ってみたら38度越していて・・・
「そんな熱あったら、そりゃいくら頑張っても体動かんわね・・」
とにかくすぐ寝るしたくさせてかけ布団も1枚増やして寝させました。

ノルウェイの森読み終えました。

色々に辛い記憶と重なりあって・・心に刺さる事、心揺さぶられることはいっぱいだったけれど…

心に残った言葉…

「直子の死が僕に教えたのはこういうことだった。

どのような真理をもってしても愛するものを亡くした哀しみを癒すことはできないのだ。
どのような真理も、どのような誠実さも、どのような強さも、どのような優しさも、その哀しみを癒すことはできないのだ。
我々はその哀しみを 哀しみ抜いて、そこから何かを学び取ることしかできないし、そしてその学び取った何かも、次にやってくる予期せぬ哀しみに対しては何の役にも立たないのだ…」

（村上春樹・著　ノルウェイの森　下巻　より）

一週間が本当にあっという間です。先週土曜日の朝は東京へ向かってたなぁ…と思いながら、今年最後のNHK文化センター神戸教室へ向かっています。寒さは少しましかな…

昨日朝はとても空気が冷たく、朝早くから大学へ飛び出すのが（寒さとともに学生の遅刻者も増えるし） 苦痛だったけれど、この画像〜アトリエ棟の南向き廊下は、温室効果でとても暖かいので、それに寒いほどに澄んだ陽射しがまばゆく…学生たちがくる前の、しばしの静寂と心にも暖かい光…でした。

昨日は大学後、夙川から大阪のギャラリー白（芸大同期の友人現代陶芸家・京都芸大準教授でもある重松あゆみさんの個展）に寄り、京都へ。
奥さんが大病を闘われでも元気に復帰された新制作の作家・一居夫妻の二人展にも東山で駆け足で寄り、京都造形芸大へ。
三尾公三先生の展覧会実行委員会。
リーフレットデザイン、載せる情報やギャラリートークなど付随イベントの決定などなど、皆さん忙しい中集まっての大詰めの会議…皆の気持ちのこもったいい展覧会になるのは間違いありません…で、長引いて……、お誘い頂いてた神戸の古本屋さんでのちょっと不思議なユニークなイベントには終わり頃にほんの少しだけの参加となりましたが、それもまた、個性的だけど温かい方々に出会わせて頂いて…

終日過密スケジュールで忙しかったけれど、心は温かくなった一日でした。

先日病院での待ち時間に、86歳の父が言った言葉、
「村上春樹の本読んだことなかったけれど、‘ノルウェーの森’読んでみたんや・・よかったわ。」
・・そしてちょっと沈黙してから、
「主人公のまわりで、みんな・・自殺していくんや・・お姉さんのことちょっと思い出してな・・こんな気持ちやったんかな・・とか」

その言葉が心に残っていて、東京から帰りの新幹線に乗る前に、売店横のブックストア目立つところで文庫本を見つけ（今まさに映画がロードショーされたところでＴＶや新聞でも話題になっていますからね）日常の中で本を読む時間が中々とれないし新幹線車中なら読めると思い購入。
そうしたら思いがけず新幹線が事故で止まったりで、読み進み、今日、遠く成安造形大へ行き帰りの長い電車内で、とりあえず上巻を読み終えました。

読み始めて・・、主人公ワタナベくんの親友キズキの17歳での自殺。地元神戸を離れての進学や物事を深く考えないようにしようとした・・（そうしなければ、喪失感に飲み込まれそうな自分がいて）主人公の気持ち。
キズキの恋人だった直子の喪失感の深さ。
直子の療養所生活からの手紙・・・

私の姉の17歳での自殺と、その前に何とかその精神を回復させるべく色々なところにかかった挙句の遠い地での療養所生活（九州の山中の思春期病棟・・かつてチューリップの財津和夫さんも入ったことのあるところだったため、チューリップのファンだった姉は行く決心をした）
その九州の病院に入る前も、京都でも入ってみたところもあって、母とともにつきそって行っていた私は、いまでも、京都の美術館に絵を運んだりする時、東福寺近くのその療養所の前を車で通るたびに、ちょっと胸が苦しくなるのです。
そこからくれた姉からの手紙と重なる思いで読み進んだら、上巻後半で直子自身、姉を、姉さんが17歳の11月に自殺で失い、その姿を見てしまった体験・・・
17歳・・11月・・亡くなった姉の死斑の出たあまりに変わり果てた姿の壮絶な記憶・・・重なることが多すぎて・・・記憶がつぎつぎフラッシュバックされてきて、帰りの電車内で胸が苦しくなった・・・

でも、下巻も、しっかり読んでしまいたいと思います。
村上春樹さんは、身近にそういう方がいたのだろうかと、そのリアルな。。でも人に対する優しい目線での文章に。。

私の絵に漂う大切な人の存在感・どうしようもない喪失感は、やはりあの、壮絶な思春期で起こった・・消しようのない記憶

東京でのギャラリーテラスからの銀座の眺めや、千葉に11月にできたばかりの具象絵画専門の美術館の画像や、色々に報告日記を書く予定が、携帯が壊れてしまったようで、どないもなりません。。。（・・；）

東京から帰りの新幹線が事故で止まってしまったり、先日はせっかく描き上げたドローイングはさんだスケッチブック落とすし、今日は携帯を置き忘れて・・（忘れた場所がはっきりしていたからまだよかったもののすぐ取りにいけず、午後7時から9時は娘やら色々連絡メールが入ってくる時間帯で気になり、情けない思い）

やっと取りに行けて手元に戻った携帯、３件入っていたメールに返信しようとするとなんかおかしい・・
ゆうべから、送信したメールが「送信できませんでした」と出て、何回も送ったあげく友人には実は何回も届いていたり、壊れたかと不安になっていました。
返信のボタン押しても、新規作成モード押しても、メール書く画面が出てくれなくなり、取った写真を添付でいつものようにこのブログに送ろうとしても、携帯画像メールもうんともすんとも動かなくなりました。

携帯での連絡やりとりに依存状態になっているから、携帯が壊れるとそういう時に限って大事な連絡やメールが入って来てるんじゃないかと、とても不安になり・・・明日、Ｓ大学行く前にｄｏｃｏｍｏショップで診てもらえたら・・と。

落としすぎて壊れてきた気がします・・・天罰かな・・・

木曜日、父親の検査結果もとりあえずは心配ない（足は痛そうですが）と聞いてホッとし、そしたら昨日金曜日は息子が熱を出して…
でも今朝下がってきてたので、心配しつつも、予定通り、今東京へ向かっています。

先日送った絵を出品中の展覧会拝見しつつ、来年秋に企画して下さる個展の打ち合わせに。
オーナーには神戸で何回かお目にかかりながらも、ギャラリーまだ拝見したことなかったので、一度見に来て下さいと言われていたので…。

展覧会の告知も、ちゃんとしてなくてすみません。もう先週から始まってますが、
「枝香庵のクリスマス」
12月4日〜13日会期中無休11:30〜19:00（日曜日、最終日は17:00まで）

東京都中央区銀座3−3−12銀座ビルディング8F（東京メトロ銀座駅C8出口1分・A13出口3分）
Tel050−3452-8627

ギャラリー枝香庵

私も含め27名の作家のクリスマスのプレゼントに相応しい小さなアート作品たちの展覧会。近くへ行かれる機会がある方は、ぜひ覗いてみて下さい。

画像はそれとは関係なく、火曜に行った成安キャンパスで見つけた某制作室の扉。
学生がマスキングテープや切り抜いた紙など貼付けてのクリスマスのディスプレイ。肩に力入ってない、自然で普段着感覚（自分たちが楽しんでる）なのがいい感じで思わずパチリ。
こういうの見ると遠い芸大生時代を思い出します…

月曜朝は、いつも寝不足の頭で、早朝からお弁当と朝ごはん作って大学へ飛んで行き、朝から夕方までびっしりの授業に突入するのですが、一昨日の月曜は、朝から急ぎの大切なメールが携帯に入り、それをまた転送したり電話確認したり、授業開始前や昼休みに、あたふたしていました。

来春からの芦屋市立美術博物館の指定管理者問題で、また美術館がその存続も含め色々に揺れています。
先週毎日新聞阪神版にも載っていました。
その件で相談受けられたギャラリー島田さんの、月曜日に発信されたメールマガジンに、今現在の経過・状態、そして、公平に皆に開かれた形での決着を（そしてもちろん美術館の健全な存続を）望むとのご意見が書かれています。
私も全く同感です。
ぜひ沢山の方に読んで頂きたいなと思います。

火曜日はまた滋賀県雄琴の成安造形大学へ。
来年度の事や、休みがちになってきてる学生の事や、授業時間以外も話し合わないといけない事多く、やはりバタバタ。

今日は大手前大学で授業後アトリエでしばし制作。
成安・大手前ともに、来年度もほぼ同じくらいの出講オファー頂いて、忙しいながらも有り難い事…と思います。

クリスマスもお正月ももうすぐとは思えないバタバタとした日々があっという間に過ぎてゆきます。

明日は父親の先日の検査結果を聞きにともにまた病院へ。
祈る思い…

一昨日、神戸・垂水の叔母からまた、叔父が作った沢山の無農薬野菜が届きました。

お花も添えられていて…、バタバタした毎日の中、食卓に花を飾ったのもなんて久しぶり…

どっさりの、身体に優しい野菜達が傷まないうちに、サニーレタスやサラダ菜は、洗ってタッパーやジップロックに入れて冷蔵庫に（早速夕食のサラダや、朝食のオムレツやソーセージの付け合わせに）ほうれん草は湯がいてあく抜きし、切って冷凍しておき（お弁当や忙しく帰った日の副菜のおひたしなど助っ人に。バター炒めやチーズオムレツにも。）
白菜と人参は今夜八宝菜に…そしてまたお鍋にも、クリーム煮にも、豚肉と甘辛く煮てもいいし。
大根はたっぷり葉っぱ付き。スーパーで売ってる大根は、葉っぱは傷みやすいから切られていますが、大根葉はビタミンAやカルシウムやら豊富に含まれるスグレモノ。
アクがあるから細かく刻んで塩ゆでしてザルに上げて絞って、小分けにして冷凍しておくと、煮物やお味噌汁の青み、チャーハンの具に、またそれだけでゴマ油とお醤油で炒めても美味しい…美味しくて身体にいい助っ人になってくれます。

あと、買物では、他にもいっぱい抱えてると重くなって困るお芋類も有り難い…
それぞれ袋に入れたり新聞紙に包んだりして、これだけの野菜類を段ボール詰めして宅急便にするのも手間な事、体に優しい無農薬・旬の元気な野菜達での温かいエールに心から感謝でいっぱいになりながら…
ゆうべはまた色々と思い悩む事もあり、とにかく体を動かして気分を変えようと、夜に一気に（冷蔵庫野菜室に入り切らない野菜達も新鮮なうちにと）先に書いたように洗ったり茹でたり下処理して冷蔵庫・冷凍庫にストック。
忙しい日の朝食夕食準備の素材が、いくつかスタンバイできました。

朝一からアトリエへ行って、最後の筆を思わず入れてしまったりしてから、額装し、梱包して明日2時までに届くよう送った作品たち・・

昨日から12月に突入…
今年もあと1ヶ月もないなんて、とても思えない状況で、とにかく目の前の事をこなすべく走りまわっています。

月曜日は朝から夕方まで大学で授業してから、一旦帰って夕食準備し、すぐアトリエへ…のつもりが、息子と色々話し合わねばならない事があって（珍しく向こうから話ししかけたし）二人でじっくり話しあってから、何とか遅くにアトリエへ。
でも何とか東京に送る5作品の目処がついて、12月1日までに知らせる事になってた作品リスト（タイトルやサイズ、画材）のメールを真夜中に送信。

火曜は夕食準備して飛び出して、滋賀県雄琴のキャンパスへ。
クレパス画のモチーフを教室6ヶ所にセッティング。
私も以前車で運んだワインボトルに加え、布や林檎や重いのどっさり抱えて行ったのですが、学生たちグループごとにあぁでもない、こぅでもないと、自分たちの描きたいイメージに熱心にモチーフを組み合わせている様子は、中々芸大らしいいい雰囲気でした。

そして帰りには、20年来のO大学での私のボスであり共に授業もする、4つ？5つ？上の先輩先生、独立美術会員の、廣田政夫さんの個展オープニングへ。
大学で色々な役職に忙しくされてるのを側近く見ているので、1・2階合わせての会場にあれだけ沢山の作品群、よく描かれたなぁ…と感心しきり。
見に行かれた方は、2階も忘れずに！
沢山の小品がずらり並ぶのが、抽象のやり過ぎない色彩がすごくきれいです。
京都・寺町三条上がる、ギャラリーヒルゲートにて今度の日曜日５日までです。

水曜日はまた朝から授業後、微熱の身体があまりにだるくてアトリエ行きはあきらめて休息、少しの休息もやはり大事だなと痛感。
スペイン人のシエスタ（短い昼寝）を尊重する長い昼休みは、ほんとに利にかなってると思いながら、元気復活して夕方から夕食後に仕事こなし…

今日、無事明日2時までに届くように送らねばならない作品たち、無事東京に発送しました。

今週末のオープニングには行けないけど、来週末、東京に、出品する展覧会の様子拝見と、来年の個展打ち合わせ兼ね、東京銀座・ギャラリー枝香庵さんへ行ってきます。