本日発売です。
装丁画を作家ご本人から依頼頂き描かせて頂きました(後藤正治先生の著作の装画は「節義のために」に続き2作め)
依頼受けた時、目次を辿るだけでじんと来て…こんな素晴らしい本の表紙を描く光栄と共に、そんな本に見合う絵が描けるだろうか…不安もいっぱいで。
できた本が届き感激でしたが、何より後藤先生ご本人が「やはり井上さんに頼んでよかった…」と痛く喜んで下さった事が涙が出るほど嬉しくほっとした事でした。
「言葉を旅する」後藤正治 潮出版社
第一部ひと言の余韻
雲は少しずつ動いている-仲田明美
呼んでくれるものを待っている-石井一男
デッドボールはなかった-王貞治
きちんと生きていくことが恩返し-乾麻里子
普通でいいんだ-藤沢周平
フェアでありたい-国谷裕子
夢中になればなんとかなる-神戸明
私は私でありたい-オノ・ヨーコ
などなど…
著名なノンフィクション作家としてご自身がインタビューされた方々の心に残るひと言たち…
そして第二部・書の解題、第三部・読書日記、第四部・書を評す、第五部・散歩道へと深い内容が続きます。
この装画の原画を見て頂く機会も神様の差配のように6月に神戸で頂き…またお知らせします。
感謝でいっぱい…