YOKO'S SCENE

東京銀座ギャラリー枝香庵の「ブルー展」は今日終了（行けずすみません）初日オープンと同時に駆け付けて下さった方見て下さった方々、そしてお世話下さったオーナーに感謝。
3号作品出している神戸・ギャラリー島田のミニアチュール神戸展は6日まで開催中、若手からベテランまで140名ほどの大競演を楽しみにお出かけ下さい。1階・クボタケシ展も素敵です。
そして8月4日〜11日のやはり東京銀座.ギャラリー枝香庵「枝香庵サマーフェスタ2014」へ出品するF3号作品何とか完成。
「光はすぐそこに」
「星とつながる場所」
額装・梱包して明日発送します。

水曜日に有り難くも盛況に個展終え、ホッとする間もなく翌日は朝から県展の審査へ。沢山の方々が思い込めた作品達と向き合いました。兵庫県立美術館長、大阪市立美術館長他怱々たるメンバーに私も加わらせて頂いての審査は、責任重大でとても緊張して臨んだのでしたが、気持ちよくクリアそのもの、私自身団体や派閥や、全くしがらみない立場で物言わせて頂いて、納得の審査となりました。
勉強にもなり感謝。そして何百枚の沢山の絵を審査の段階ごとに移動したり経過記録したりの美術館ボランティアの方々（美術館講座で教える生徒さんの顔も）、博物館実習に来てた大学生達（S大学教え子も）、段取り仕切り走り回ってた学芸員さん、お疲れ様でした！
昨日は美術館講座（皆さん熱心に頑張ってくれて）、今日は審査で休講にした授業の補講に大学へ。それからトアロード画廊・岸本吉弘氏の個展拝見し、ギャラリー島田で今日からスタートのミニアチュール神戸展（約140名作家作品が並ぶギャラリー島田恒例夏の祭典）へ出品作家の一人として、オープニングに遅れて参加。
私の作品がどこにあるか？沢山の個性の競演の中探してみて頂けたら幸いです。ホッとゆったりする暇もないのも幸せな事…と感謝しつつ

個展終了しました、有り難くも最終日終了間際まで沢山の方々来て頂いて、今までで一番沢山の方々遠方からも来て頂いた気がします。本当に有難うございました。（私が不在の時に来て下さった方々、お話しできずすみません）
人と人、人と絵の温かい出会い、繋がりがまた新たに色々にあって、時に一緒に涙、時に一緒に笑い、絵に明日への希望を見てくれた事にこちらもまた元気を貰い、頑張って描き続けなければ…と思わせて頂きました。忙しくも幸せな12日間でした。感謝で一杯です。
明日から以下の展覧会に1点ずつ出品の後は、秋から始まる挿絵の仕事の準備にかかりたいと思います。

ミニアチュール神戸展、ギャラリー島田にF3号「星流る…風が変わる夜」今の不穏な国の流れが変わる祈りを込めて…7.26(土)-8.6(水)12:00−19:00火曜日は18:00まで最終日は16:00まで

ブルー展、銀座・ギャラリー枝香庵にF4号「星降る場所で（いつかきっと想いは届く）」7.24（木）-31(木)11:30−19:00(日曜日最終日は17:00まで)

枝香庵サマーフェスタ2014、同じくギャラリー枝香庵にF3号（今まだ制作中）8.4（月）-11(月)11:30−19:00(日曜日最終日は17:00まで)

向き合ってる方がいました。
昨日、ギャラリーで、この絵を見つめ…静かに涙していた方（東北の実家で被災された）の…心の慟哭が痛いほど伝わって…
突然に大切な存在が逝ってしまった大きな喪失感は、何年か経ちはたからは見えないようになっても小さくなることはないのです。
経験があるから、わかるからこそ、何年経っても身体が震えるほどの、癒える事はない哀しみの心にも、ゆくてに希望の光を見て欲しい。明日へ向かって…祈っています。

12日土曜にスタートした個展は早くも5日めとなりました。
初日ギャラリーの開く2時間も前から遠方から来て待って下さった方もあり、頭が下がりました。そして土日在廊中、本当に沢山の方々遠方からも近くからも来て下さって（97歳高齢婦人もお一人で！）来客重なり何もお話できなかった方ごめんなさい。搬入までも個展突入後も公私ともバタバタが続き寝不足の頭は抜けてる部分だらけ（いつもですね）せっかく来て頂いて行き届かないあれこれ恐縮しつつ…にも関わらず今回の新作たち見ての嬉しい感想やエールが届いたりもして、元気を頂いています。
月・火は大学で不在でした（大学もそれぞれ前期授業あと2週で終る正念場、しっかり締め括るべく学生にも頑張って貰っていて）昨日はまた遠方から来られる連絡頂いて授業後滋賀県雄琴キャンパスから車飛ばしましたが間に合わす、申し訳なく…でも嬉しい感想頂き感謝。
今日はギャラリーに詰めていて、色々な出会いにまた感謝です。
（銀座のギャラリー枝香庵での「ブルー展」7/24−31、とサマーフェスタ8/4-11、神戸・ギャラリー島田「ミニアチュール神戸展」7/26−8/6に出品する小品それぞれ1点ずつ個展中も、描いています。）

逝ってしまった人達、残された人達…はかなく、切なく、温かいたくさんの想い、そして明日へ向かわねば・・の思い、それら思ってひたすら描いた作品達が、見に来て下さった方たちの心に、何かを届けられますように・・・

井上よう子展ー明日へー
2014.7.12(土）−23(水）12:00-19:00 火曜18:00まで、最終日17:00まで
ギャラリー島田
神戸市中央区山本通2−4−24リランズゲートB1F,Tel/Fax078−262−8058
http://www.gallery-shimada.com

ギャラリー島田HPのブログに会場風景アップと報告してくれています。感謝。

今日、台風を気にしながら朝からギャラリーに搬入。半分展示してスタッフに後お願いし大学授業へ走り、授業終了後またギャラリーへ走り、キャプションつけやらして完了。明け方ぎりぎりまで作品リスト作成や最後の雑用に追われてで、何とか間に合ったとホッとしています。と言ってもまだ個展中に搬入のミニアチュール神戸展（ギャラリー島田）、ブルー展（東京銀座・ギャラリー枝香庵）の作品描きあげないと…ゆっくり眠れない日々は続く…出品依頼頂くのは有り難い事。でも個展終了後は、新聞連載小説の挿絵に全力投球するので、出品依頼をいくつか、先日もお断りし…申し訳ないのですがご理解下さい。
昨日はまた悲しい知らせに残された哀しみの中にある人に（でもしっかりと寄り添われた知らせに温かい思いにもなりながら）思いを馳せていました。
4月に逝ってしまった方とその方の為に祈りながら描いて七夕の日に仕上げた「星に願いを…忘れない」「星に願いを…いつかきっと」の2点を展示しながら…

今朝の神戸新聞文化面に、先日大学から私が帰るの待ってアトリエ来て取材下さった記事が載っています。
三木市立堀光美術館での「井上よう子〜切なく温かい青の情景」展の時、初日一番に丁寧に取材して書いて下さった記事と作品写真に心動かされ、見に来て下さった方々がとても多く、限られた文字数の中、深い想いを的確に汲み取り伝えてくれた上質な記事の持つ大きな力を思いました。
今回も色々お話した中から、私の新作への思いを、簡潔に、でも深く、書いて下さっていて有り難いです。