YOKO'S SCENE

オープニングパーティーの画像に映っているお花は、フラワーアーティストの徳市さんが、私の絵画空間をイメージしてアレンジしてくれたもの、パーティーをグレードアップしてくれました、さすがですね、ワインをお願いしたギャラリー近くのワインセラー今井商店も、ブルーな絵画空間に合うワインをとのリクエストに、コルクも深いブルーの、美味しくリーズナブルな赤ワインを配達してくれ、色々な分野での素敵な感性に感動していた私です

沢山の方に来て頂き、励みになるメッセージも頂き、和やかにオープニングを終えることができました。娘達のピアノの先生が私の絵に合う曲を生演奏して下さって、絵とピアノのコラボも実現、有難うございました。

芸術生活社の「自己表現」という月刊誌7月号に、ここ新西宮ヨットハーバーまで来て取材してくれた人間ルポが5ページに渡り載っています。私の思いを拾い上げた本文と副題「失ったからこそ・・・」記者のMさんに感謝

個展の作品搬入は終わったものの、細かな準備作業などあり、家族が寝てから進めるうち鳥の鳴き声とともに夜が明けてきた、明けるのが早い最近、久しぶりに明けゆくブルーの海を見て得した気分、でも少しは寝ます。

28日からの神戸・ギャラリー島田での個展のための作品22点、搬入・陳列が無事終わりました、スタッフの皆さん、飛び入りで手伝って下さったＭさんもありがとう！塗り替えたばかりの壁に作品のブルーが映えていました

海老ブロッコリーも我が家の定番、ピーマンが苦手な息子も娘も、これは「おかわり！」緑黄色野菜がたっぷりとれるのがうれしい、時間差で一緒に湯がけば手軽にでき、塩胡椒とニンニクマヨネーズ。いよいよ明日は搬入

送ってもらった玉葱で、今夜はタコのマリネ、タコ大好きな息子も喜ぶし、ワインにも合うのでした。ビネガーにオリーブオイル・塩・粒こしょうに、ニンニクとスパイスを効かすのがみそ、全くの自己流家庭料理ですが。

可愛いお豆をうれしく眺め、豆ご飯にしようか迷ったあげくに、さっと湯がいて八方だしで煮て、彩りのきれいな卵とじにしました。おじさんありがとう。

個展搬入が迫り寝る時間もあまりない日々、でも忙しい時ほど家族が健康を害さないように野菜ふんだんにと、仕事から帰っての夕食作りに気合いが入る、そんな所へ和歌山のおじから沢山の野菜が届いた。その中お豆。

デンマークはユトランド半島の北の方にある、Dronninglundという街のKunstcenter（芸術会館）http://www.drunninglund-kunstcenter.dkで、６月１９日から、「Contemporary visual art and crafts from Japan and　Denmark」が始まり、私の作品50号〜10号５点も　YUKO TAKADA KELLERの作品も出ています。現地に行けない私の作品搬入・陳列は、全てYUKOがやってくれて・・また感謝。
田舎のいい空間で、訪れた人達はカフェで食事などしながら、森を散歩してまた戻って来てお茶して、その合間にアートの鑑賞をするといった、デンマークらしいゆったりした時間が流れているのだそう、
８月１４日までなので、この夏デンマークへ行かれるかたは是非足を伸ばして見てください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

事故のあったJR宝塚線が今日から再開された、でも、周りが元に戻りゆく中、大切な人を失った喪失感や心の傷は逆に深まったりもする、忘れないで・・と、言うかのごとく、あの日の頃に小さな芽を出した露草が花開いた

日曜は息子らのサッカーの世話当番に。暑さをものともせず目を輝かせてボールを追う小さな選手達、休憩には駆けて来て氷水で冷やしたタオルとお茶に歓声をあげ、5分もおかずまた飛び出す、未来の輝きを信じたくなる

イエローの花は幸せを呼ぶと、スウェーデンの作家さんから送ってもらった事を思いだし、夕べは父の誕生日祝いの心づくしの夕食に、仕事帰りに買ったこの花を添えた、早くに逝った母や姉の分まで幸せにと・・

昨日ここ新西宮ヨットハーバーに、無事堀江謙一氏が帰還、夢を成し遂げた人の笑顔は子供にも大人にも元気をくれる、「夢を夢として終わらせず、チャレンジする素晴らしさを若い人達に伝えたい」って言葉も素敵でした

画像が悪くてわかりにくいかもしれませんが・・真っ暗になる前、ヨットをつなぐポールが点灯し、それが海に映り、光とブルーの溶け合うひととき。

表記タイトルの映画がありましたが、我が家のリビングからの眺めも私のお気に入り、早朝のお弁当作りも明けゆく海の色を見ていると得した気分。このヨットハーバーに堀江謙一氏がもうすぐ帰還されるのも楽しみです。

３人＝Ｙ３展のもう１人、YUKO TAKADA KELLER (http://www.yukotakada.com)、彼女も芸大同期生、そして流行のドラマではないがアネゴ的存在、自身も国際的に作家活動（今現在もベルギーでの大きな展覧会にメイン作家として招待され会場設営とオープニングのためベルギーに。また、昨年は住まうデンマーク・北シェーランドの名誉ある芸術賞も受賞）しながら、日本の作家をデンマークに紹介する企画展を自らキュレートし、作家がデンマークの会場に来れるよう費用の助成を財団に申請したり、自宅に作家達をステイさせたり・・デンマークと日本の芸術の橋渡し役に、子育てもしながら奔走している。尊敬せずにはいられない・・・、作品からもその姿勢からもいつも元気をもらっています。
そして前述のモーネ工房でも、由季子の仕事と人柄に魅かれた若いピュアな才能達が集い、由季子が彼女達の芽を上手に引き出している。
その１人、城野さんが、私の思いを形にしてくれて、このＨＰが完成した。
城野さんありがとう！

デンマークでの3人展の事をメンバーの一人井上由季子が表題の本に書いてくれて今書店に出ています。彼女のセンスは友人ながら尊敬していて、その工房モーネhttp://www.maane-moon.comの仕事には素敵な空気・季が。

授業が終わる頃に来た学生が、「先生、母が急に狭心症で倒れて・・」と心配そうな顔、元気を取り戻すのを見届けて出てきたそう。
そんな時もあるよ。
私も母が倒れた時・その後残された父が急に具合悪くなっての入院・３人の子の誰かが急に大けがや高熱・・そのたび自分のスケジュールは吹っ飛び、何でこんな辛い目にと思ってしまったりするけど、最近もまたそんなことあったけれども、そんな時もあるから少しの良い事がとても幸せに思えたりもする。幸せな日々ばかりだとわからないかも・・・きっといい日もあるよ、がんばって！

おいしくて安心なバターや卵、無農薬小麦粉・バナナに精製されてない砂糖控え目で作るケーキ、素人の手作りですが隠し味のブランデーの香りに、亡き恩師三尾先生も「美味しい」と、ブランデーを下さった思い出も。。

忙しい合間を縫って完熟したバナナに引き寄せられバナナケーキを焼いた。私の定番。3人の子らが帰るとその焼けた匂いだけで「バナナケーキ！」と喜ぶ、その笑顔を見て私も元気をもらう、バナナケーキの力。

個展のために描いているデンマークの海・空。果てしない海が遠く光るさまは、その向こうにいざなわれるような、明日への希望に似た温かさを、心に与えてくれる気がする。それを伝えられるよう奮闘中です。