YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
天使が舞い降りた朝・・・神様に感謝
今朝、天使が舞い降りてくれました。
母子ともに無事元気で…神様に心から感謝でした。
そして、早朝からずっと娘に付き添って、出産時もずっと腰をささえさすってくれたりしながら立ち会ってくれた、優しい旦那さんにも感謝。

母が亡くなった時に生まれた娘が、父が亡くなったすぐ後に男の子を生んで…
何だか不思議な気持ち。

そして、小さな小さなbabyは、その存在だけで、皆を温かい笑顔にしてくれるんだからすごいですね。

天国で父も喜んでいる気がします(大きくなった長女のお腹を触って、「お前がお母さんか・・」と目を細めていたのです)
見守ってやってね…
帰宅してまた今日も父に手を合わせながら
私も、(自分の時には母は逝ってしまったから)見守っていってやりたいと思います。
育児はこれからだけど、とりあえずは出産という大仕事を無事やり終えた娘にご苦労様!でした。


| - | 22:30 | comments(2) | - |
遠い日の想いから ホスピタルアートへ
私が初めてホスピタルアートという言葉に出会ったのは、32年前、母が余命3か月の宣告を受け、もう助けられる手段は無いとの絶望の日々の中で、せめてお腹の中で育ちつつある長女が生まれる日まで延命できる何かを模索し仕事と病院へ行った帰りに書店で本を読みあさっていた時でした。
アメリカやイギリスでは、病院にも芸術作品を展示したり、絵を描くアトリエがあって、そういうホスピタルアートの取り組みは、緩和ケア‐として、延命の効果ももたらしているとあり、その後もう重篤な状態になった母には(そして私も無理がたたって切迫早産で入院し)かなわなかったけれど、自分が関わっている絵を描く仕事が、あの毎日見つめ続けた病院の寒々とした壁にも、患者さんや病院にいる人たちの心にも、役立てることがあるかもしれないとの思いは、自分がその後どんなに過酷な状況下になっても、絵を描き続けたいと思える力の元にもなってきたように思います。
そんな思いををギャラリー島田の島田さんにも伝えたり、個人的に知り合いの病院に請われて設置したり、今、頑張ってられるアーツプロジェクトさんがNPO法人として立ち上げの時には、亡き木村重信先生らとともに賛同人に名を連ねたり…そのアーツプロジェクトのディレクター森合音さんが担当された四国の病院のホスピタルアートには沢山の作家さんと共に指名頂いて数点の絵で参加させて頂くなど、ささやかに関わらせて頂いてきました。

昨日、クッキングパパの漫画家うえやまとち先生(大手前大学客員教授)から、もうずいぶん前に九州・久留米医大病院に収蔵設置頂いた私の100号と50号作品を見つけたと、ともに写った画像と嬉しいお便りが届き、もう感激するとともに、そんな色々な事が思い出されていました…
「…い〜い絵ですね!白と青のスーッキリした色使い、外来できたボクたち患者の不安や弱気をすっきりとした気持ちにさせてくれます。・・・」
今も大切に飾って頂いていて、患者さんらの心に少しでも役に立てているならこんな嬉しいことはありません。じんと来ながら拝読、締め切りに追われるお忙しい中わざわざ報告下さったうえやまとち先生に感謝。

*現在、神戸三宮のセンタープラザ東館2階ギャラリーあじさい新春展に、10号と3号を出品中、明日までです。
*そして、同じく神戸三宮北のギャラリー島田コレクション展「人間・風景・記憶・旅」に、「ゆくべき道をさがして」シリーズ青いデンマークの雪原の絵を飾って下さってます。30日まで。

| - | 14:46 | comments(0) | - |
個展無事終了 そして 父の忌明け法要
15日火曜に無事個展は終了し、最終日まで本当に沢山の方−遠くからも近くからもー見に来て下さって感謝の連続でした。
大きな哀しみ苦しみ乗り越えて来たり、あるいは今も闘っている方が、絵から何かを感じてじっと涙して見つめてられる事が、今までにもあったのでしたが、今回もそういう場面が何度かあり、こちらも思わず涙ぐんで…絵のもたらす力をまた感じたり(私が不在で会えなかった方もスタッフがその言葉を伝えてくれて)
そして、今回は父の思い出を語って下さったりもあり、会場で作家がボロボロ泣いているわけにもいかずどうしよう…と思ったり(それも有り難いことで…)、
それらはすべて温かな力となって、またこれからも頑張って描いていこうと思わせて頂きました。

水曜は運び込んだ荷物をアトリエで片づけ、木曜は大学授業、そして金曜は父の四十九日法要を明石のお寺で、息子と次女と叔父や従姉妹など内々で(出産目前の長女は自宅待機)何とか滞りなく済ませることができました。
3月の百か日の時に納骨することなどもお寺さんと相談してきました。
父がお世話になった方々ちゃんと把握できてなかったり、何も恩返しもできないまま、申し訳ない思いです。

今日はNHK神戸講座でモデルさんの描写。初めてバレエのコスチューム頼んでみたら、薄いブルーの衣装が美しく、生徒さんらのモチベーションも上がって…また今年の秋の展覧会目指して一緒に頑張りましょうねと。
| - | 01:07 | comments(0) | - |
温かい出会いの連鎖に感謝
今日で個展5日が無事終了、連日沢山の方にご来場いただき、新しい出会い、懐かしい出会いに、今日も感謝の連続でした。

会場スタッフさんに「先生1時間くらい休憩されては?」「食事に出られては?」など声かけて頂きながらも、一人でも会場にいらっしゃるとやはり申し訳なく(最初からアポイントあった初日や三日目金曜は夕方退出させて頂いたし)、昨日も今日も20時まで休みなく接客、でも、遠方から来て頂いてたり、先生の記事見つけたからとの25年前教えた学生との思いがけない再会もあり、以前神戸のギャラリーで見て頂いてからブログを追っかけて来て下さったりとか…
身体はさすがに疲労感。でも、心は温かくなることの連続で・・・

何回も来て下さってる方がまた友人達連れて来て下さったり、高校のバスケット部先輩がOBラインに個展情報流してくれてそれで見たからと何人もの先輩がそれぞれ別個に来て下さったり、恩師・井上直久先生のファンの方が直久先生との繋がりに興味を持たれて見に来て下さったりもあって、
そんな色々な温かい出会いの連鎖に感謝。
| - | 00:17 | comments(0) | - |
個展無事搬入完了 いよいよ明日から
昨日、アトリエから作品たち発送して、今日、阪急百貨店7階美術画廊で展示作業、無事完了しました。
帰って来てからもまだ、会場に掲示するメッセージを打ったり、準備完了とは行きませんが、会場の方はいい感じに設営できて、明日からの展覧会が楽しみですと、企画下さったH氏にも言って頂き、ちょっとほっとしつつ・・・
動いて下さったスタッフたち、手伝ってくれた息子と次女にも感謝。
沢山の方に見て頂けますよう…そして、心に何かを届けられますように…

(私は、木曜は大学授業の為画廊には行けません。金曜も授業後に2時半頃までいけませんが、それ以外の日の午後はだいたいギャラリーにいる予定です。)

| - | 23:22 | comments(0) | - |
2019年 今年もよろしくお願いします。

2019年は、個展の準備をしながら迎えました。

「井上よう子洋画展−愛おしい時の彼方へー」

2019年1月9日(水)〜15日(火)日〜木曜日午前10時〜午後8時、金・土曜日午前10時〜午後9時・最終日は午後4時終了
阪急うめだ本店7階 美術画廊

ブルーを基調にした静かな風景に込められた、大切な人や大切なことへの想い。

また、ベッドで毎日ギャラリーでの様子の報告を楽しみにしていた父の事も思いながら、、、朝な夕な父の好きだった物を供えお線香灯しながら祈る思いで頑張っています。
直前になったのに、いまだ案内状を少ししかお出しできていませんが、沢山の方に見て頂けますように・・・。

そして、今年がすべての人に少しでも良い年になりますように・・・
今年もどうぞよろしくお願いいたします。



| - | 02:29 | comments(0) | - |
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