YOKO'S SCENE

昨日は4月の陽気だったのに今日はまた風が冷たく、家の前、貝類館の横でこんな日に限って遅れるバスを待つ身が凍える。寒空を見上げつつ、「でもよかった・・」と思わずつぶやく。「1次試験受かってた」とのさっきの娘からの電話に心は温かく・・

カエルちゃんの展は期待通り素敵で大盛況、会場で彼女同様料理家平山由香さんのアシスタントから今は自身が料理家として雑誌に載ったり撮影のスタイリングなどで活躍の原さんに「ブログの忙しい時ほど食は大事シリーズいいですね」と言われ嬉しく、久々に食をテーマに。今朝早くから大学入試の実技試験へ行き、疲れ切って帰った長女の為、夕食はチーズフォンデュとコールドビーフサラダ。食いしんぼでチーズ大好きの彼女の顔がほころぶ。チーズは子供ら向けにワインでなくミルクでのばしニンニクはきかせて。茹でたブロッコリーやカリフラワー・人参・ポテト、チーズを絡めるため競って野菜をタ〜ップリ食べてくれ大成功

かつて偉大なる恩師・三尾公三先生が、私が母を亡くし、残されて病床に伏した父の介護と産まれ立ての長女の世話に追われ、生活のための仕事もあり自身体調を崩しながらも、少しずつ、ほんとに少しずつながら寝る時間を削って何とか絵を描き続けようとしていた18年前、もうほんとに先は見えずどん底の思いだった私に、めったにほめても励ましてもくれない厳しい先生だったのに、短い手紙の最後に「努力は必ず報われます、頑張って下さい。」とあり、涙した。
生まれ持った飛びきりの才能がなければ芸術の世界では無理なのかもと思いかけていた私には、世界的大きな賞も受賞され、才能あふれる先生からの意外な言葉でもあった。三尾先生が実に努力の人であったのは、後日次々と知ることになる。
今、必死に頑張っている人達に言いたい。才能きらめく人に比べ、自分はいくら頑張っても無理かもしれないと思ってしまう時もあるだろうけど、人の何倍（これが大事ですが）も努力をすれば、それは必ず何らかの形で報われる、と。
昨日、フィギュアで金メダルをとった荒川静香も練習にはけして遅刻せず練習量は凄かったらしい。村主も。安藤はうまくいかないと途中でやめたり、練習量で言うと二人の3分の一だと苦言を吐くコーチもあったとか。彼女はまだ若い、これから頑張ってほしい。
そして、今日、実技試験を受ける長女。一年間夜遅くまで頑張った努力は報われることを祈るばかり・・きっと、受験するほかの子等皆が努力を重ねてきたであろうことを思うと、こればかりはわからない

ピュアーでセンスよく心優しいカエルちゃんの、料理家としての,体に優しい手作り菓子やジャム・梅干し、小さな陶器や布物達、想像するだけでワクワクする初個展が、明後日25(土)から3／5(日)、芦屋のギャラリーR（tel0797-32-5226 http://www.ryu-ryu.com/r/）でいよいよです.
ぜひたくさんの方に見て頂きたいお勧めの展です。

昨日、3日間の京都みやこめっせでの絵画まつり、無事盛況のうちに終了しました。のべ3500人の方が来場されたそう。見にきて下さった方々、作品購入して下さった方々、ありがとうございました。ブースの設営では陳列した片山みやびさんの作品が、裏側のブースの釘打ちにガンガン揺れて落ちてあわてたり、なんか学生時代の文化祭・大学祭を思い出す雰囲気。会期中ほかのブース巡りもして、ほんとにお祭り気分でした。
調度、すぐそばの京都市立美術館では母校・京都芸大の学生達の作品展をやっており、若いパワーあふれる作品やこれから芽をふくであろう未熟な作品達にも触れ、毎年この時期には皆どろどろになって徹夜もして頑張って制作したなあ・・と懐かしく思ったり、同じくすぐ近くの名門現代美術ギャラリー・ギャラリー１６で京都芸大洋画教授の鶴田先生の個展も開催されていて、みやびさんと立ち寄ると、芸大関係者と次々再会、何かめぐり合わせの不思議を感じたことでした。

ここマリナパークシティーの植栽計画はよくしたものと気付かされるのは冬。冬枯れの風景の中、寒さに耐えこんなにも咲く花もあるんだと寒椿の紅の小道、隣棟前一面の黄色い花畑に癒された。今年も春近づき散り初め・・お疲れ様!

昨日は父を病院へ送り京都みやこめっせへ絵画まつりの陳列。これはハガキサイズの出品作。YUKOの作品もみやびさんのもとても素敵で中村さんに相談され2人を推薦してよかったナアと。今日から三日間、沢山の人に見てもらいたい

音楽好きな父にプレゼントしたくて、何とか時間をヤリクリ、皆の夕食も急ぎ準備し初めての芸術センターヘ。想像以上に贅沢な空間。木がふんだんに使われていて温かい。伊藤ルミさんのピアノとルドウ゛ィートカンタ氏のチェロによるラフマニノフに父、感動。

毎年、チョコケーキやクッキーやら時には子供らも一緒に楽しいイベント感覚で作ってきた。最近は娘達は友チョコを各自作り、私は息子と主人と娘達に。ギリチョコはしない。でも今年はお世話になってるSさんとHさんにも感謝の気持ちを込め・・

Y3展仲間の井上由季子が今夜と明晩、NHK教育・PM9：30からのおしゃれ工房にまた出演します。学生時代からそのアイデアとセンスは友達ながら凄い彼女の真骨頂とも言える身近な素材を使って暮らしをセンスアップし楽しむアイデア満載！

今日からキリンプラザで始まった榎忠さんの大回顧展のトークを聞きに行ってきた。榎忠さんとは神戸・ギャラリー島田の前身海文堂時代から、個展を見に来て下さったりギャラリーの催事で御一緒したり。お話には聞いてたBARローズチューも再現!

昨日は朝から明け方仕上がった作品を車に詰め込み娘も熱が下がって元気になったのを確認して車を飛ばし、滋賀県雄琴の成安造形大学のミーティングに。仕事だけど前日と打って変わって晴れ渡り、名神も湖西へのバイパスも空いていて快適なドライブ。（さすがに帰りは寝不足タタッテ居眠りしそうで辛かったケド）大学院時代は大きなバイクにまたがり京都の山の方や日本海への道、川辺の土手もよく走ったナァ。今の車も四駆でミッションの運転しがいあるタイプ。やっぱりドライブは好き、できれば大自然を突っ走りたい、ア、空も操縦し飛びたい!と思いつつ夕方京都に搬入したのデシタ

一昨日から今度は長女が明け方から吐き下し、高熱に。病院へ連れて行き点滴、帰宅後はリンゴをすってやったりバタバタ走り回リ、搬入直前足りないアクリル板やら仕入れに車を飛ばし今日明け方ギリギリ準備できた10点夕方無事搬入！

Y3仲間(YUKO TAKADA KELLER&井上由季子＆井上よう子）のYUKOの住む国であり、一昨年Y3展と私の個展とを開催してもらい、デンマーク人の温かさ、暮らしを心から楽しみ、子供や老人を皆で大切にする国柄に、滞在中何度も感動した・・そんな愛すべき国に、テロの矛先が向けられている。
イスラム教徒達にとって崇拝するムハンマドを貶めた（しかも偶像崇拝を禁じるモスリムにとってムハンマドを描くこと自体が許されない）風刺画が、言論の自由をことさら重んじるデンマークの新聞紙上に掲載され、それがまたヨーロッパ各国で再掲載されたことから・・ベイルートのデンマーク大使館が焼かれたり、各地でデンマーク国旗を焼いたり・・デモでの死傷者もでてきていると聞いた。
なぜ暴力に訴えるのか、言論での講義、自粛や謝罪を求めるのならわかるけれど・・デンマークの心温かな人々、子供達に危険が及ぶのではないか、また一方で仲良く暮らすモスリム達もいるわけで、その悲しみも、思うと胸が痛い。
連日欧州全般に広がりつつあるようなテロの動きに、とにかく冷静に沈静化してくれることを祈るばかり。
（この件にはYUKOが村上龍主催のインターネットメールマガジンＪＭＭに、グローバルな視点での投稿を寄せています。）

昨日はNHK文化センターの仕事、皆さん熱心に制作され教えがいがある。今日も日曜ながら関わっているNPOの会議、中々制作の時間が取れず少々焦り気味。あと5日、小さくとも珠玉の作品をとの想い込め・・想いが伝わりますように・・

昨日は節分、我が家では毎年子供達と豆まきをする。後の掃除が大変だからとやらない家も多くなったようだけれど、子供の頃から毎年してきた私は、部屋ごとに窓を開け放して「鬼は外!福は内!」をしないと厄がこもるような気がして、仕事から帰ってバタバタ夕食をして忙しい夜、でもするとスッとする。子供らも「節分やー今年は誰が鬼するん？」調子のりの9歳の息子が鬼の面をかぶり豆をぶつけられながら嬉しそうに各部屋走り回って無事終了。そのひとときだけでもささやかに福。

次女が6日ぶりに登校、シーツ類全て洗い布団も日光消毒、好天気持ち良く開け放して掃除に2回の洗濯。でも6人分の布団は1日では干せないなァ。受験生の長女には、画塾に心尽くしのサンドイッチ無農薬野菜タップリで持たせ、午後ヤット仕事。

次女のインフルエンザも、発症から48時間以内に処方してもらえば効く、抗インフルエンザウイルス剤「タミフル」のおかげで40度近くあった熱も下がって来てひと安心。まだタミフルが処方されなかった数年前インフルエンザにやられた時は、A型に3人の子供が順に1週間ずつかかり、症状も重く、看病疲れで最後に私がダウン、その後B型にも順にやられ2ヵ月間悲惨だった。今回熱が下がってからも二日間は休むようにの医師の指示、今夜NHKTV「ためしてガッテン」インフルエンザ特集で、熱が下がってもウイルスは5日め位までおり、タミフルで早く下がって接触すると2日後家族に発症の例。ウーン、次は誰?疑心暗鬼