2010.05.08 Saturday
かつて芸大があった場所
長谷川等伯展をやっている京都国立博物館は、東山七条。かつて京都市立芸術大学美術学部があった所はそのすぐ近くでした。 阪急電車で四条河原町まで行き、鴨川渡って当時はまだ地上を走っていた(今は地下)京阪電車に乗って四条から七条まで、鴨川を眺めながら……そして、ここの前の道(七条通り)を、毎日通ったなぁ…と、懐かしくなりながら、芸大のあった場所まで行ってみました。 東大路を南へ曲がって少し行き、また左へ曲がるとすぐ。曲がり角にあった喫茶店「かおり」…まだあって、曲がって行った先に懐かしい校門。その前に、山田大雅堂とエビス画材の看板もまだあって、ちょっと感動… 木々の向こうに校舎だった建物(改装されて使われている?)も垣間見え… この門入って坂道上がりかけに、プレハブでバスケット部の部室があって、そこでもミニコンパしてたなぁ… 戦前から病院だったとか(はっきり確かめた事はない)の古い風格ある石造りの建物は私も含めモチーフに描いた人は多かった…校舎の向こうが果てしない風景になってたり、部室前の坂道に日がさす風景も、最初の個展に出したはず。 当時大学祭に、何か目玉商品のイベントがあって、2年か3年の時に桑名晴子のコンサートに人が並んでたのが記憶にある(音楽に疎い私は誰?と聞いて、軽音楽部の友人に桑名正博の妹やんと教えて貰った)のですが、今親しくさせて貰ってる年上の友人が、枝雀さんの落語聞きに芸大大学祭に行ったよと。 1年の時の芸大祭に来てはったかのような…微かに記憶にあるような気もして… 遅くなる時は親にお小言言われながら、大学近くに下宿していた今はデンマーク在住のYUKOの下宿によく泊まらせて貰ったなぁ… 色々な思い出が去来し、大学時代と今との繋がりやら色々に…、不思議な感覚に捕われながら歩いていました。
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