2010.02.23 Tuesday
純粋な問いかけにはまっすぐに応えたい
今日はまた京都・ギャラリーaの会場に詰めていました。
作家さんや、近くの方や、見に来て下さる方は色々。 終わり近く6時頃に見に上がってきた若いカップルに、何か制作活動してはるのかなと尋ねたら、私も教えに行ってる成安造形大学の彫刻とテキスタイルの学生でした。 教えてはいないけど、キャンパスですれ違っていたかもねと話すうち、彫刻の富樫実先生(京都の街中にも、京阪三条駅にも美術館前にも、あちこち作品が設置されてる著名な彫刻家)が、出講日が私と同じ火曜なのでいつも色々仲良くお話し下さってるし、私が基礎造形の授業に使うモチーフ探しに富樫先生の木彫の授業教室にお邪魔して、木ぎれを頂いたりしたと言うと、「あ!あの飛び込んできはった先生…僕あの時後ろで木を削ってました」と繋がって…会ってたんやんと。 長い春休みになって、色々見ておかなあかんかなと今日はギャラリー回っててという彼。春からは4回生、卒業制作が忙しくなるけど…真剣な眼差しで、芸大出てからの作家活動ってどんなふうにされてるのかと、質問を投げ掛けてきました。 みんな学生時代からばんばん受賞されたりとかなんかなと言うので、そんなことない、皆こつこつ努力を重ねてきてやっとの今がある、継続して頑張り続けてきた人が残って来てる。 だから、自分の信じる作品をぶれずにとにかく沢山の努力をして頑張り続けること、今造形芸大教授になってたり、イラストレーターで活躍する友人らも、卒業後何年も、アルバイトしながらとか不安定な生活しながら頑張って制作し続けてきての今があるんです。それは大変だけどね、根性はいる・・・ とてもまっすぐに、純粋な眼差しでの問い掛けに、とても清々しいものを感じながら、こちらもつい一生懸命話しをしてしまったのでした。 明日は、ギャラリー島田さんを通じて私の作品が設置されることになった、兵庫県たつの市の東栗栖小学校まで、作品設置に立ち会うため、島田さんや作品を乗せて、車で走ります。
| - | 22:44 | comments(0) | - |
|