2010.02.22 Monday
霧のむこうに住みたい
「心に残る荒れた風景のなかに、ときどき帰って住んでみるのもわるくない。」
須賀敦子さんの「霧のむこうに住みたい」河出書房新社 という本を見つけました。 敦子さんの全集は読んで行くつもりでいる私(でも8巻のうち、まだわずか1巻)…その中にはこんなタイトルの本はなかったはず … でも初版は2003年…(4刷が今年) タイトルに惹かれ…帯の裏の冒頭の言葉にまた引き付けられました。 江國香織さんの解説 「須賀敦子さんの御本を読んでいると、どうしてだろう、雨が降っている気分になる。いつも。」 という書き出しも素敵です。 先日、京都の北の方、一乗寺にある素敵な本屋さんに連れて行って頂いたおかげで出会う事ができました。(モーネの由季子サンの本も2種類目立つ形に平積みされてました) ギャラリーへ詰める日に読んでみようと思います。(昨日は読もうと持って行ったけれど、日曜日という事もあり、有り難いことに次々来客で、読めず…来て下さった方々は有り難うございました。)
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