2011.03.14 Monday
涙にかすむメール…
昨日は、朝からNHK文化センター神戸教室。 地震で姪っ子の連絡とれない方は、「すみません落ち着かない…」 「いやどうぞ気遣いなく少しでも連絡入ったら携帯使って下さっていいですから」… 夜中2時半ごろににメール返信がやっとあった東京の友人、朝出る前に電話くれた先輩らの無事に、ちょっとほっとしながら出勤した私だったし、 そして何もできないたまらない時間、せめて絵を描く事で気持ち落ち着くなら…と、できるだけの絵のフォロー… その後明石の父親宅へ、長女の用で走ったり、三宮へやはり娘の用で寄ったりして帰宅。 慌ただしく夕食準備しながらも、またTV画像に釘付け…私達はこんな温かい場所 で温かい食事できて… 仙台の友人は… まだこれほどまでと思わずに地震発生直後に「大丈夫?!」とメールしてしまった… 携帯なんか吹っ飛んで、冷たい中に埋もれ、助けを求めてるのかも知れない… ずっと祈りながらも、壊滅状態の仙台若林地区とかが映し出されるたびに、あぁだめかも知れないと… 私が神戸の小学校から父親の転勤で全く未知の滋賀県彦根の中学へ入った時に、出会ったいっちゃん。 いつも優しい笑顔で、自分の辛い事にはすごく我慢強くて、どんなに助けられたか知れない… 成績優秀で美人で、でもものすごく謙虚で… すごく気があった… 私はバスケット部で、いっちゃんは卓球部で、親友同士体育館内隣で頑張っていた・・自転車二人乗りして中学横の彦根城お堀端を走ったりもしたっけ… また父親の転勤(つまり私も転校…)を聞いた中2の初夏、翌朝、校門横の体育館脇で、いっちゃんを待って抱きついて泣いた…いっちゃんも泣いてくれた… 引っ越してから高校の終わりには、摂津に会いに来てくれて、亡き母親もいっちゃんを大好きだったし、 大学時代は、お互い忙しく会えないままだったけど手紙やり取りはしていて…(今みたいな携帯メールなかったし)、結婚式には呼ばれて行って、研究職の人柄良さそうなご主人にもお会いし… 4年前かな…ご主人の仕事で仙台に行き遠くなっていたけど、娘さんが神戸大学に入ったからと会いましょうと連絡くれて、地元西宮のウギの店で20年ぶり?に会ってランチしながら積もる話しをした… 神戸の個展には自分は行けないけど娘を行かせますと、いっちゃんに似た美人で優秀な娘さんが来てくれて… そのいっちゃんから明け方携帯メールが来ました。 「すごく大変だったけど家族全員無事。家は酷い状況だから、車で寝ています。 近所の方々と頑張ります。ありがとう。」 メール見て、涙がとまりませんでした。 すごく大変な中からくれた短いメールに…こちらが救われていました…、 くれた事に感謝しつつ、これからがまた大変な彼女やたくさんの被災者の方々に、水や、食べ物や、電気や、温かい場所や… 一刻もはやく復旧し、 また余震や津波が起こりませんように… 神様、お願いします…
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