2011.03.19 Saturday
日々、自分のできること考えながら・・・沢山の人が祈ってる
あっという間に震災の日から1週間がたってしまいました。
私も今自分は何をすべきか考えながら模索の日々・・ でも、日常の仕事も家事も、容赦なく、降りかかる・・・それももちろん放ってはおけないこと。 友人が書いていたように、落ち込みかける日本経済のために、今のところ元気で支障なく日常送れる者は、いつも通り、いやいつも以上に働いてモノを買って、飲食もしっかりして、東京以北の仕事の滞る方々の分まで、経済活性化させることも大事なこと。 火曜は、ギャラリー島田のサロンで、無料予定だったコンサートを、急遽チャリティーコンサートにされて、それぞれにできる範囲での募金。 微力ながらお手伝いに駆けつけ、私自身、信頼できるところへ募金したいと思っていたし、助けられた想いで募金・・・・ 来られた沢山の方が同じ想いで、募金されて・・・ 阪神大震災のときもそうだった・・・ こういう、命の瀬戸際、生きるための水や食料、電気・ガス・水道などライフラインをとにかく切望する震災被災者たちの状況下、自分がやっている絵なんてものは、何の役に立てるのか・・とひどく落ち込んだ。 でも、そんな中、被災しながらも、店内ぐちゃぐちゃの中から、現ギャラリー島田社長島田さん(当時、元町海文堂書店&海文堂ギャラリー社長)が、チャリティー展をやります、参加いただけるなら作品提供してくださいの電話を下さって、ああ!自分の絵も役に立てるんだ!と・・もうこちらが救われる想いで、まだ電車も分断状態のところは、ひび割れた道をごろごろ引っ張りながら、作品を運びました。 持っていった作品たちを「心が癒される・・」と買って行かれた話は忘れられないこと・・ (その後、島田さんは[アートエイド神戸」の活動も立ちあげられて、市民の力で文化を救う、たしか市民メセナ大賞?受賞されて、東京で筑紫哲也さんらから表彰されたのです。) もうすぐ4月5日夕方には、[今私たちが、文化で何ができるのか・・」という話し合いもギャラリー島田で企画されました。駆けつけたいと思います。 周りでも、何か今自分たちにできることはと考え・・、海外からも今日も日本経済のあまりの円急騰へ、G7為替協調介入・・などなどあたたかい人間同士の本質に触れる思いで救われています。 (一方で、役所を名乗って震災のための募金にと振り込め詐欺が出てきているニュースに憤り) 中学生の息子たちも、生徒会で企画して募金活動したいという声も上がってるし考えてるねんと・・ (ただ、募金先は色々ややこしいところもあるから、集まったものどこへ託すかなど相談しいやとアドバイスしつつ) 水曜には、夜中に、郵便局に勤める教え子が、思いがけず東北旅行中に巻き込まれた大変談に、無事で本当に良かった・・とじんときながら、仙台の友人に水やら食品送りたいけどゆうパックはまだ東北への便は受け付けてないよね・・。それに応え調べてくれて、時間かかるかもしれないし割高やけど、縦横高さの合計90センチ以内なら、定型外郵便として、受け付けてるし、送ってみはったら・・・ ありがとう!と、さっそくにコンパクトに詰めて(でも悲しいかな4キロ以内だから、水2Lペットボトルは1本ずつしか送れず、それと日持ちする軽い食材とで、何とか3パックを郵便局に運び・・・ 今日はそれが届いたと・・ まだ寒い寒い中、何とか電気が通じたものの水道もガスもまだ。 近くのスーパーでの買い物も、ひとり10分の時間制限で・・モノも少なく・・そんな大変な中で何とか建物無事だった家の片づけ・復旧に追われる親友いっちゃんから、 「ひとつひとつのモノに想いがこもってるのが伝わって本当にうれしかった・・・ ありがとう!」 のメール。また泣きそうに・・ 明日から少しは温かくなるとの予報や、原発の放射線量が少し下がって来てる情報、祈る想いで見つめています。 今日は、アトリエで、5月の京都市美術館「Ge展」に出すための大作の下地作りに格闘・・。 自分のできること、とにかく頑張るしかないと・・そして、寒いアトリエで汗だくになるほど重くて大きなパネル取り回しながら、そうすることで気持ちがしゃんとする自分・・ 友人の素晴らしい仕事にも元気をもらいつつ・・・ 明日は朝から、NHK文化センター神戸教室。 こんな時だからこそ、皆さんに楽しく絵を描いてもらいたい・・と思っています。
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