2011.05.04 Wednesday
時の儚さ(はかなさ)
時のはかなさを思い、ひとときひとときを愛おしみながら、大切に過ごしたい… 最近なおさらにそう思いながらも、中々思うようには行かず、ついつい日々沸き起こる沢山の雑用に押し流されるように時間は過ぎてしまいます。 もう搬入まで2週間を切った京都市美術館での「Ge展」に出品する大きなパネル3点(ベニヤ板大が2点B全パネル1点、うち2枚は組み合わせ作品なので作品としては2点)と、 京都のギャラリーaさん企画のBreeze展への10号と小品2展、 昨日も今日も、家事こなしてからアトリエに飛んで行って制作、でも大切な外せない事もあり、集中して3時間ほど制作してまた飛び出しました。 今夜はギャラリー島田で、先日実際に被災地に行かれて、アートエイド東北立ち上げに向け現地関係者とのミーティングや現場の視察されてきた、島田さんと、建築家として同行し写真など撮られてきた息子・島田陽さんによる報告会。 定員50人を越す参加者と、最後のフリートークで、今、ご自分たちがやってられるアートや文化的な事からの震災被災地への支援活動や、阪神大震災からやってきたこと、それに対する思いなど、沢山の方々が熱く語られもして… お手伝いしながらも参加できてよかった… 色々な思いがあり、色々な考え方があり…、 皆それぞれに、自分が今できることは…?、何かしたい…、という思いは同じでも、全く正反対のやり方もあったりするわけで… その相反する言葉もバランスよく資料に取り上げられてる島田さんの配慮に敬服… デンマークのYUKOがすぐにチャリティー企画立ち上げに向こうで動いたとき(とにかく彼女はどんなに忙しくても、こんなときすぐ動かないといられない性分で)売名行為みたく言われたりもして、ちょっと待とうと情けなくも思ったと聞きました… 人の善意は、考え方や生き方が違うように方向性は様々に違うのは当然で、 それを尊重しあって・・・、 足を引っ張りあうようなことが、けしてないように・・・と祈ります。 画像は制作中の作品「儚い刻(はかないとき)〜帰りたい〜」の一部分。
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