2005.10.14 Friday
人の出会いの不思議&すばらしさを思う
人の出会いは運命としかいいようがないのだろうけど、それによって人生が変わることさえあるのだから、その力は不思議で且つ素晴らしいものだなあと最近つくづく思う。私にとって高校時代に出会った井上直久氏との出会いは、医学部を目指しかけた私を本当にやりたいことに目覚めさせ芸大に向かわせたし、芸大時代に出会った三尾公三氏は生活のためにまず美術教師が頭にあった私に作家への道を見開かせた。
そして、社長でありながら、どんな弱者であれ名も無い若者であれまずはかたむける耳を持つ現ギャラリー島田の島田氏との16年前の出会いが、初めての出産と同時に最愛の母を亡くし乳児を抱えて残された病弱の父まで抱えて生活のための仕事もあり一時は作家の道を断念しかけた私を、少しずつでも「継続は力なり」の言葉を信じて制作し続ける力を、隔年の展覧会企画という形での応援で、与えて下さった。先日の大作搬入も、その結実といえる。 感謝してもしつくせない思いがある。 そして、今日、ホスピタルアートのNPO代表森口さんと有意義なパワーランチの(私の誕生日と口をすべらせご馳走になってしまった)ひとときをすごし、自分の関わりたかったホスピタルアートへの出会い、森口さんとの出会いも本当に不思議なご縁を感じたことだった。 |