昨日は石橋の画廊ぶらんしゅでのGe新春小品展最終日でした。
朝から雪との予報もあり、一昨日から心配しつつも晴れてくれて、息子は7時半集合でサッカー試合。
私は家の雑用済ませてからアトリエで(震えながら…おなかにカイロ貼って)制作し、石橋の画廊ぶらんしゅに車飛ばしました。
見に来て頂いた方々、ありがとうございました。
石橋は、家族皆がちょっと辛い日々を過ごした場所でもあり…
何だかやっと向きあえるように…それだけの年月が流れたんだなと思います。
この年齢になっても、自分の気持ちがわかって貰えないだけで、落ち込む小さな私…昨日も…
メールではうまく伝わらない…でも、直接話しても多分うまく言えない…
もっともっと、姉とも話しておけばよかった…でも話しても話しても多分深い心の闇は、私などにはどうする事もできなかった…と。
母のいとこだった須賀敦子さんの全集を、あまりに忙しい毎日に買ったまま途中で置いてしまってたものを、また少しずつ読み進めています。
敦子さんの文章には、逝ってしまった人や、別れてどうしたかその後が心配だけれどわからない…人たちへの思いが、残影があふれている…(私の知る人、祖母やその兄弟なども、よく知る夙川の家も登場して…)
自分の前から去っていった人への、温かく切ない描きよう…その余韻…
私が惹かれてやまないのはそこなのでしょう。