YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
天国へ続く道

昨日は大手前大学で朝いちから授業。
一段と寒い朝、来週の最終日合評まで1週間、授業で制作した作品を学生らにアートセンター(安藤忠雄氏設計の建物で、大手前大学のものながら、門を出て道を渡った東側にあります)に展示させるための作業日で、温かく暖房がきいてきた教室から、アートセンターへ行ったりきたり…
やや微熱のある体には寒さが応えたのでしたが、力仕事や走って行ったりきたりに終いに汗ばむほど…
中々自分から動かない学生らに、「ほら、XX君らこの金具運んで」「そこの連中、この箱運ぶよ!」
「はい、キャプション作ってきたから、それぞれ自分の作品展示した下に、貼っていく。」
などなど指示飛ばしながら、でした。

映画「ふたたび」を神戸の街や大手前大学でも撮影された塩屋俊監督が、特別授業決定!の大きなポスターが張り出されていて、前お会いした時に言ってらしたのが、いよいよなんだなと。
受講希望者募集と2月始めにその面談日、そして何回かの受講日。
今回はミュージカル仕立てで震災時に大手前大学で実際にあった感動的エピソードをもとに、全く素人の学生達が短期間にどこまでくらいついてきてくれるかわからないけどやってみると熱くおっしゃってた塩屋監督を思い出していました。
その後京都までまたとんぼ返りで、ギャラリー2軒。今週日曜までの、見ておかねばと思っていた展覧会へ。
名神高速を飛ばしながら、CDを大音量でかけてる自分一人の時間はわりと好き…なんですが、寝不足での高速道路ドライブは、時々意識が薄れて危ない…

この画像は、帰り、大山崎あたりから、一直線に長い下り坂とその先の上り坂が見渡せる箇所で、ずっと見渡す先が、上ってそのまま空につながって見えるので、
まるで天国に続く道のよう…
ぶっ飛ばして(言葉悪くて失礼)行くとそのまま天にかけあがって行けそうな、そんな感覚に…陥るのでした。

昔、芸大大学院のころ、徹夜で制作しての帰り、明け方の誰もいない道を、大きなオフロードタイプのバイクにまたがって飛ばしながら、高速ではないけどやはり大山崎手前辺りの国道で、はるか先まで一直線に見渡せる所があり、このバイクでどれだけ出せるかな…と、ちょっと変に高揚した気分の徹夜明けの頭で、ぶっ飛ばしたことが…(一般道でバイクで100㌔以上出したなんて、公には言えません。いや、もう時効ですね) 何だか懐かしく思い出されました。
でも、あの風になったような感覚は、今も私の作品の中に流れているかも…
ふと思いました。
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