YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
モーネ工房業界紙にー今年の一字

モーネ工房の井上由季子サンから、「業界新聞(モーネの)を作ることにしました。
編集長はワカちゃん、イラスト担当コマッちゃん(昨年、モーネでのこまかないの本出版)部員はグラフィック工芸コース有志。
創刊前の特別零号に、モーネ関係者の今年の一文字を載せるので、特別講師の一人として、お願いします」
とのメールが来ました。

昨日、今日中にと言う事で、色々考え…
今年、自分がこう生きたいということに、
(我が家では元旦の朝、私が家族にそれぞれに今年の自分の抱負を!と、お屠蘇回しながら言って貰ったのですが…)
一文字を当てるとしたら…と、改めて考えるときを与えてくれた気がします。

「風」…時々強風も微風の日もあり、風向きが変わったりもする風…に乗るように肩の力を抜いて自然体で………そして風と光を描いて行きたい…と、思ったり、

「青」…今まで以上に、「喪失と再生の色」ブルーの色々を極めたい、 自分の生き方も、ラピスラズリからできるウルトラマリンのように、澄んで潔くありたい…
と、思ったり……

でもでも、最初にぱっと浮かんだ文字が、「一」(いち)

今年、初心に戻って全力で京都の展覧会も東京での個展も頑張りたいと改めて思う私ながら…、全くの0(ゼロ)ではなく、一回目…初めての時を大切に思い出したい。
初めて一回目の個展、公募展への初入選、
一回目のギャラリー島田さんでの企画展、
大学での一回目の授業、
一回目のY3展、
初めてのデンマークでの展覧会………

一回目に泣いたりした感動の思いを忘れずに、
そして、今年出会う色々なこと一つ一つを…一人一人を大切に…

一対一で向き合う事を大切に。
そして37年来の親友・由季子が言ってくれた、唯一無二…たった一つの自分の体も大切に…

「一(いち)」

今年の私の一文字です。

(画像は、今日、息子の新学期スタート準備の買い物色々に付き合ったあと、また短時間アトリエに走り、ちょっと好きに地塗りを重ねた小さなパネルたち。
まだまだ何回も塗り重ねます。雪も降った今日、冷え切るアトリエで、使い終わった筆と刷毛を冷たい水で洗い続け片付けると、手がかじかんで、帰りの運転にも中々動かず困りました)
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