2007.09.17 Monday
たまに親子水入らずのひととき…
14日は神戸西の端、舞子にて、亀井純子基金15周年記念コンサートがあり、音楽好きの父を連れて行ってあげようと、もう7月の展覧会中にギャラリー島田で前売券を購入していました。 車で明石まで迎えに行って帰りも送り、敬老の日のプレゼントのつもりだったのですが、会場のシーサイドホテル舞子ビラ神戸へは、父の方が市民コンサートなど聴きに行き慣れていて、中にある「有栖川」という和食の店に予約を入れてくれていて、逆に夕食をご馳走してくれたのでした。 この店は、かつて母が生きていた頃に来た記憶があり、懐かしいとともに、以前の6階から3階に移ったとはいえ、黄昏れの海を見渡せる素晴らしいロケーション。今は明石大橋を望める場所でもあります。コンサートの前に、素晴らしい風景と美味しい食事のプレゼントにこちらが恐縮していると、「まあ、こんなひと時もなかなかないからな」との父の言葉にちょっとじんと来た私でした。 確かに、我が家に父が来ていても、仕事から慌ただしく帰宅した私はバタバタ夕食作りながら、子供達に片付けや明日の用意を声かけし、父と話しながらも子供叱ったり遅れて帰ってきた主人の食事の配膳にまたバタバタしたり…親子でゆっくり向き合うゆとりが中々ないのですよね…。 いいひと時をプレゼントするつもりが、逆にプレゼントされた感じでした。(行く前と帰ってからは、また大忙しでしたが…) 伊藤ルミさんのピアノと、ミハル・カニュカさんのチェロ、そのデュオコンサートが素晴らしかったのは言うまでもありません。
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