YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
絵を描くことは祈り
ずいぶん前に、毎日ひと筆ひと筆想いを込めて絵に描いていく行為は祈りに似ていると書いたことがあった。私のブログをいつも読んでくれていて、それにいたいほど共感したと言ってくれた女性は、白血病と闘っていて・・・それからも随分頑張って素敵な水彩画を何枚も描いてから旅立って行かれました。
今も、毎日思いを込めて筆を入れて行くとき、それを思います。

大切な存在を思う気持ち、逝ってしまった人を思う気持ち、色々に心配な事それぞれが良い方向へ向かいますようにと願う気持ち・・・それらを込めて、一心に筆先を見つめて・・・(今日も遠方での美術展審査員の仕事から戻ってから絵に向かっていました)

昨日は神戸新聞に私の描いた挿絵の掲載日。今回の小説(読者が応募された中から選ばれた作品)も心揺さぶられる内容…譲渡候補犬に決めるか否かのジャッジ、それはその犬の生死を決めること。。揺れる心を繊細な表現で描かれた小説で、深く考察を重ねて挿絵描かせて頂きました。

今日の美術展の審査では、1つ1つがそれぞれにその作者が想いを込めて創作された作品達、真摯に向き合わねばと。。

日々、自分自身の生き方を問われる思いで背筋を伸ばしています。

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