2016.11.12 Saturday
冬の星に想う
画廊とアトリエと病院との1日の終わり。
少し寒さ緩んだベランダで大量洗濯物干しながら見上げた夜空に冬の星座オリオン座が輝いていました。 昨年もああまた冬が来たなと、ベランダから見上げて思ったのを思い出し、なんて早い1年・・・ 去年の今頃は、白石一文さんの連載小説「記憶の渚にて」が最終章に入り、その深い内容と驚くべき急展開に感動や驚きや、時に鳥肌をたてながら、しっかりいい挿絵を描いて納得いくしめくくりができるように、白石さんにも満足して頂く絵で最終回を迎えられるようにと、変わらず父の病院へ毎日通いながらの夜中に必死で描いていた・・ 12月に無事終えて、今年になって、待っていてくださった個展を3月に神戸・ギャラリー島田、9月に銀座・ギャラリー枝香庵。間にグループ展もいくつか。 自分でもよくやったなと思いながら、今は年明け1月末から2月の京都・ギャラリーなかむらの個展に向けひたすら制作。 絵を描く時間は悩み苦しみもあるけれど、それよりも描ける喜びの方が大きく、それは、その時間がとても危うくかけがえないものであることを、長年痛感してきたから(予定している時間も、急な父の病気や入院、子供の病気・ケガで吹き飛んでしまう。それは予想できないし、いつも突然やってきました) 楽しみに待ってくださる方からのエールや、企画下さる画廊に感謝。。星を見つめて思っていました。
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