2012.07.20 Friday
昨夕は空が綺麗でした
今日は雷もなって凄い雨ですね。夜中に干した沢山の洗濯物を明け方慌てて取り込みました。 でも昨日は夕方空がとても綺麗で…、運転しながらついパチリ。 そして帰宅後、昨年銀座での個展に来て下さったHさんから届いていた手紙…読み進むうちに涙でした。 「…略…ギャラリー枝香庵で初めてよう子さんの絵を見せていただき、つい涙してしまいました。若かりし頃から大好きだった海や風そしてあお空。それら全てが描かれて目の前にあるというのに、しんとさみしい切ない感じが心に深く入り込み最後に夫と歩いた湘南の海を思い出していました。夫は毎日新聞の記者で仕事熱心な人でした。ガンがわかった時にはすでに手遅れで余命一月…」 Hさんは私より少し上くらいの線の細い清楚な女性で、後藤正治先生の「奇蹟の画家」に石井一男さんの絵に癒されたエピソードで登場されていて、昨年お会いした時も、3年経ってもまだまだ大きな悲しみの中にある感じでした。 今回の私の神戸の個展には来れないから、せめて画集が買いたいとギャラリーに申し込んで下さって、届いた画集を見てのお便りでした。 「…まだつらい気持ちで画集をながめてしまいますが、その中に失くした時間があるようで…。おかしな表現かもしれませんが、よう子さんの絵は、私にとって心のリハビリのような感じです。……よう子さんの絵にこめられている想いに共鳴してしまうのだろうと思います。 ありがとうございました。…」 Hさんこちらこそありがとうございました。 一昨日からまたちょっと心が痛かった私は、丁寧に3枚に渡りしたためられたお便りに、私の絵が少しは役に立ててることに、じんときてしまいました。
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