YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
頑張って欲しい…と祈る・2
10日、芦屋美術博物館から飛んで帰り、夕食準備してまた大阪へ。
高校同級生で、数年前から脳腫瘍を患い、手術して体育教師の仕事に復帰したものの、再発を繰り返し、昨年大阪府からもう退職を余儀なくされ、手術後の後遺症、半身不随を抱えつつ闘病する元サッカー部キャプテン。彼を励ます為、高校のサッカー部バスケット部OB・OGが集まりました。
どんなに忙しくても、外せない事はある、と、私はバスケット部の連絡役幹事を引き受け、あの超多忙・モーネ工房主催・Y3仲間の由季子も駆け付けました。
けれど……
残念ながら、主役の彼が、直前に外出自粛のドクターストップ。来れなかった彼からの伝言。『自宅近くで花見なら大丈夫やろし、春までまた頑張るからみんなで花見しよ! 』
急遽色紙やサインペン用意し、集まったメンバーで励ましの寄せ書き。
サッカー部の連絡役幹事だった放送作家のM君が、皆を一言コメントと共に撮影、両方送る事に…。

バスケット仲間のTも、何年も前に自分自身ガン手術をし、何年も抗がん剤を飲み続けてやっと安心になったのに、昨年、ご主人がかなり進行したガンとわかり、今二人で闘いの真っ最中。いつ何が起こるかわからないし、出席出来るかわからないと言っていたのが駆け付けてくれました。

彼女も彼も頑張って欲しい…
何とかいい方向へ向かって欲しい…

私には、心から祈るしかできません。
| - | 22:58 | comments(0) | - |
頑張ってほしい…と祈る
10日芦屋市立美術博物館で「近世大坂文人画の世界〜関西大学コレクションを中心に」展が始まりました。午前中のopeningレセプションは失礼してギャラリー島田へ絵を運び、午後「大坂画壇展望」シンポジウムにちょっとお手伝いしつつ参加。
大坂画壇の研究はまだ途上にあるそうで、大阪の奥座敷と言われる芦屋を中心とした阪神間で、床の間を飾る絵画作品として収蔵され、確認されつつあるそうです。ギャラリー島田さんが火曜サロン(http://www.gallery-shimada.com参照)の参考にされた日本での文化サロンの先駆け開いた木村兼葭堂の文人画も、近世大坂を代表するもので、紹介されています。
芦屋美術博物館の美術館部門は「具体美術」、博物館部門は「大坂画壇」の研究と収蔵をメインに据え(もちろん色々な魅力ある展覧会企画にも、常に取り組みつつ…)運営が大変な状況下頑張っておられます。画像は、はなし家になれそうな流れるような大阪弁で、ユーモア交えてギャラリートークされる明尾学芸課長(この方のトークは面白いですよ)。
1月24日・2月7日・14日各土曜2時からもレクチャーがあります。
皆さん、小ぶりでゆったり落ち着ける素敵な芦屋美術博物館を運営危機から救うため、沢山足を運んで下さい。
芦屋美術博物館運営のNPO・芦屋ミュージアム・マネジメント(AMM)も会員募集中です。
年会費3000円を払うと年間フリーパス券(本人以外1名も有効)が発行されます。ただし初年度は入会費が要ります。(正会員5000円・賛助会員3000円)
詳しくは芦屋市立美術博物館 TEL0797-38-5434へお問い合わせ下さい。
| - | 22:16 | comments(0) | - |
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< January 2009 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE
+ OTHERS
このページの先頭へ