2009.01.12 Monday
頑張ってほしい…と祈る
10日芦屋市立美術博物館で「近世大坂文人画の世界〜関西大学コレクションを中心に」展が始まりました。午前中のopeningレセプションは失礼してギャラリー島田へ絵を運び、午後「大坂画壇展望」シンポジウムにちょっとお手伝いしつつ参加。
大坂画壇の研究はまだ途上にあるそうで、大阪の奥座敷と言われる芦屋を中心とした阪神間で、床の間を飾る絵画作品として収蔵され、確認されつつあるそうです。ギャラリー島田さんが火曜サロン(http://www.gallery-shimada.com参照)の参考にされた日本での文化サロンの先駆け開いた木村兼葭堂の文人画も、近世大坂を代表するもので、紹介されています。 芦屋美術博物館の美術館部門は「具体美術」、博物館部門は「大坂画壇」の研究と収蔵をメインに据え(もちろん色々な魅力ある展覧会企画にも、常に取り組みつつ…)運営が大変な状況下頑張っておられます。画像は、はなし家になれそうな流れるような大阪弁で、ユーモア交えてギャラリートークされる明尾学芸課長(この方のトークは面白いですよ)。 1月24日・2月7日・14日各土曜2時からもレクチャーがあります。 皆さん、小ぶりでゆったり落ち着ける素敵な芦屋美術博物館を運営危機から救うため、沢山足を運んで下さい。 芦屋美術博物館運営のNPO・芦屋ミュージアム・マネジメント(AMM)も会員募集中です。 年会費3000円を払うと年間フリーパス券(本人以外1名も有効)が発行されます。ただし初年度は入会費が要ります。(正会員5000円・賛助会員3000円) 詳しくは芦屋市立美術博物館 TEL0797-38-5434へお問い合わせ下さい。
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