YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
モーネの素敵な仲間達〜1
金曜日は朝から仕事、昼から息子の小学校へ授業参観と懇談会で行き、終わっての夕方、夕食までのとんぼ返りで大阪の画廊へ。芸術の秋、個展案内も今週来週だけで20枚位届いていて、とても全部は拝見できず申し訳ないけれど、できるだけの努力。
昨日土曜日は朝からNHK神戸文化センターで、水彩技法を教え、それから京都へ直行。美術館とギャラリー3軒を駆け足ではしご。
最後にY3仲間の井上由季子と義兄・正憲夫婦主催のモーネンスコンビスへ。
先日、NHKの「おしゃれ工房」にも出演し大好評だった丹羽裕美子さん(以前から、Y3展のニコラスクッションや、モーネの展の北欧風なべつかみやバッグやエプロンなど、縁の下の力持ち的にモーネの縫製部門を一手に担ってくれていた)の作品展、Niwa Style「秋」。彼女なりの、古着のがらあわせアレンジが、ますますお洒落に洗練されてきていて、バッグも小物も今回初の和装に合わせる簡単な帯などの提案も凄く素敵…来年はパリで展覧会やね!との由季子の言葉が、本当に実現を予感させる感じで、モーネの素敵な仲間達が、着実に育ってきている事に、また感動しながら帰ってきました。この展覧会は明日まで。京都へ行かれる方は是非お立ち寄り下さい。

ギャラリーモーネンスコンビス TEL075-821-3477
http://www.maane-moon.com/
| - | 16:12 | comments(2) | - |
先日の記事「祓い」の種明かし
先日毎日新聞の記事を見れなかった方のため、意味深な書き方してしまった「お祓い」の意味、陳舜臣先生の「海の世紀」の今回の内容についてちょこっと概略を書かせてもらいます。
今回は海にまつわる話として、鮭が、3年も4年もアラスカの南水域まで行っていながら、自分の生まれた川に戻ることができる不思議、それが嗅覚によるという説、そして人間は2本足で鼻が地面からはなれた為、嗅覚がだめになり、その弱点を補うために犬を飼い始めた・・三千年以上昔の殷の古墳から、犬・または犬を連れた人間の遺骨が出土するのは、初めて行く所「冥土」にはどんな邪悪なものがいるかわからないし、犬を殉葬してその邪気をはらう事となった・・旅行や遠征の前におはらいをする、そのお祓いの字は、犬に、刀か棒か?1本のを加えて、犬殺しを指す・・・

ということなのでした。

もし、鮭の嗅覚がすぐれていることが大昔からわかっていたら、
われわれの祖先は犬の代りに鮭を殺して、そしてついでに食べていただろう・・とも。

子供の七五三などに気軽にしてもらっていた「御祓い」にも、深い意味があったんだなあ・・とちょっと寒気の私だったのです。
| - | 01:27 | comments(0) | - |
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