YOKO'S SCENE

画家・井上よう子のNEWS。
節分に手作り寿司
昨日は節分、子供の頃から豆まきは、寒い中各部屋窓を開けては、真剣に鬼を追い出して福がくるように気合いを入れてやっていた気がするけれど、お寿司の丸かぶりはやっていなかったし、寿司業界の思惑には乗りたくないな、と思いつつも、「今年はどっち向いて食べるん?」「巻き寿司食べるんでしょ?」とか、結構楽しみにしている子供らに、家で手作り。鬼よけの鰯の塩焼きや小松菜のお浸しなどおかずも作ったし、具はシンプルに…無農薬チシャ菜と貝割れ(子供は辛くないブロッコリー新芽スプラウト)と蟹風味蒲鉾のサラダ巻きと、明石の穴子の焚いたんがNHK神戸の仕事帰りにデパ地下で安く出てたのでそれときゅうりで穴きゅう巻き。海苔は有明海のいい焼き海苔を九州・大牟田の親類が毎年送ってくれるので、それをさっとあぶって…。
紫がかった黒だった海苔が、いいあぶり加減で緑がかった海藻色にパリッと変わる…不思議ですよね。それ以上あぶるとこげたり火がついたり…大きな海苔を慎重に回し、全体満遍なくあぶっていくのを息子は横から面白そうに眺め、「焼きたて海苔美味しそう!このまま食べていい?」と、10枚焼いた中の2枚もバリバリ食べてしまいました。
ちょうどお寿司全部巻き終わった所へ帰って来たダンナと家族揃って北々西向かってかぶりつき、食後は豆まきもして、特に受験生2人に福が来ること祈り、縁起担ぎの我が家でした。
息子が小さい頃は鬼が怖くて、保育園の豆まきで鬼に扮装した先生見て大泣き。家ではお姉ちゃん達が大きな紙袋で手作りした鬼の面被って、キャッキャと豆まきしてまわる後ろから、気がつくとヨチヨチ歩きでまかれて落ちてる豆を次々食べて行っててお腹こわすよ!と慌てた事もあったなあ…
毎年、忙しい中でも、日本の季節ごとの行事は我が家なりに子供達に伝えて行きたくて…色々なお正月や節分がありました。
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