2006.08.31 Thursday
POLA MUSEUM OF ART
箱根の、芦ノ湖スカイラインから近い緑滴る山の中に、2002年9月にできたポーラ美術館-収蔵美術作品数9500点という多さと印象派やエコールドパリなどの西洋絵画400点がその中核をなすという事、「自然と美術の共生」をコンセプトに建物のほとんどを地下に置いて森の風景に溶け込む設計になってる事など、招待状を頂いて知り、東京からの帰途に家族皆で訪ねてみました。大きな継ぎ目ない一枚ガラスゆえ森林浴をしているかの感覚に陥るcafe空間、地下空間に自然光を取り込むガラスの斜め天井を常に流れる水、地下2階から1階までガラスブロックの壁面と夜間照明を想像させるその背後に設置され透けて見える細く長く連立した照明、その贅沢な空間……と9月17日まで開催中の企画展「ピカソ5つのテーマ」展に、わざわざ足を延ばして行ったかいがあったと思えた事でした。 |