2006.06.25 Sunday
芦屋美術博物館 存続の危機は続く・・
昨日土曜も朝から芦屋美術博物館でのAMM(芦屋ミュージアムマネージメント)会議に、まだゆっくり寝ている子らを片目に食事用意してバタバタ飛び出し、魅力ある美術館にしていくために…人が沢山来てくれるよう…かつ少ない予算でどうやりくりするか…などなど、いつもながら予定の12時には終わらず熱心に話し合う。一昨年芦屋市が財政難を理由に民間企業への売却か委託先が無ければ閉館もやむなしとの方針を打ち出してから、芦屋の文化的資産をなくしていってはいけないと市民有志が立ち上がって、関学教授の角野先生を筆頭に皆さんもちろん報酬などなしでの、忙しい本職をこなしながら美術館運営の業務委託を請け負ってのNPO活動、大手前の可愛い教え子二人もアルバイトに、時給は安いけれど勉強になるだろうしと来てもらっていて、美術館職員も予算が大幅に削られて、最低限の人数でのローテーションで、学芸員がギャラリートークに出てる間一人で事務所を守ってたYさんはトイレにも行けず、私が会議中にコピーを取りに行った間に「ちょっと居てもらえますか?」と飛び出す厳しい状況、でも皆前向きに頑張っている。皆さん芦屋美術博物館へ出掛けてみて下さいね。こじんまりした心地よい空間で、2階には画集などをゆったり座って見れるスペースもあり、私は大好きなんで、色々な人の心癒す空間として元気に存続してほしいと心から願っています。
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