2020.06.22 Monday
小さな絵から広がる世界
依頼受け、ひときわ小さな絵を、何枚か描いています。 新聞連載小説「記憶の渚にて」白石一文さんの小説に挿絵を描いていた毎日は、葉書より少し大きいくらいの絵を毎晩… それよりは大きいけれど、葉書2枚よりは小さい、でも大作と同じくそこには私の世界が広がります。 小さな絵を依頼されても、それは自分の作品として出すのだから、手を抜いてはいけない・・・亡き恩師・三尾公三先生の言葉を思い出しています。 土曜はNHK講座で、また真摯に頑張る皆さんを指導。それぞれに絵に向かう姿は、そのまなざしは、とてもまっすぐで、やはりこちらも元気を貰うし、絵がもたらす素敵な力を感じます。こんな社会状況の中、なおさらに。 (日曜は、朝から地域の防災部会、夕方からはマンションの理事会、間にも雑用に追われ時間はあっという間に…) そして今日は朝から大学授業、午後からも合評会に。マスクに換気、教室前後にはアルコール消毒、気を使いながらも、真剣なまなざしで絵に向かう学生らには、こちらも真剣にアドバイス。(それから私もアトリエに走り制作) 其々に、小さな絵から広がる世界は、一人一人はてしなく大きい・・・ そう思います。
| - | 23:47 | comments(0) | - |
|