2019.04.27 Saturday
緑の季節に
火曜、美術科教育法(中学・高校の美術科教師目指す学生らの)授業で鑑賞教育実践に美術館へ引率。(いつも何かとお世話になるO館長が、今回もまた学生らにレクチャーをして下さって感謝)
この授業では、私が中学校専任教員から始まって永年様々な学校で教えて来た経験からの、一人一人の生徒の個性を尊重し伸ばす(それが中々難しいのだけれど)大切さを伝えて行きたいと。(画家としての技術や感性を伝え自分自身のそれを伸ばしてもらう絵画実技授業とはちょっと違い…でも根底に流れる物は同じ) 赴任する学校によって本当に様々で、マニュアル通りにはいかない事、美術を教える以前の問題に対峙せねばならない事、など厳しさももちろん伝えて… そんな中、最初になぜ教員を目指そうと思ったかに、中学高校時代、悩んだ時に寄り添ってくれた先生との出会いがあったからと語った学生の話に救われる想いでした。自分もそういう先生になりたいと。 きっとなれるよ、頑張って…。 昨年度にこの授業を取った学生は、この5月6月に教育実習へ行くのもあり、具体的授業計画でちょっと相談したいとメールしてきた子がいて授業後に相談に乗ったり…ドキドキだろうけど、頑張ってほしいなと課題のアイデア出しにちょっとアドバイス。 とにかく私は、私にできる後方支援で、ひたすらエールです。 さて、今日からは世間はゴールデンウィークに入ったようですが、Ge展(5月21日〜26日京都市美術館別館)も迫って来てそれに出品する大作の制作にこの土日も追われ、月曜火曜も大学は祝日でも普通に授業があるので、行き帰りの交通機関や街中の混雑に息苦しさは感じるけれど、普段と変わりなく…制作も教える仕事も頑張ります。 あ、でも、休める方はしっかり休んで、休みを楽しんでくださいね。 自分も仕事だと言う方は、共にがんばりましょう(^^;)
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