2018.06.28 Thursday
井上よう子展ー光はそこにー
個展、いよいよ来週末からに迫ってきました。ラストスパートに追われる中、先週末土曜は姫路市立美術館と姫路城に学生を引率したり、長女の引っ越しに食事を差し入れたり、父の病院へも変わらず通いながら、バタバタしています。が、作品たち揃ってきました。 以下、案内状に寄せた言葉から・・・ 「存在のはかなさ、切なさ、温かさを、光・風・様々な青の情景に描き続けてきました。青の色がその時の心情で変化したり、光と影も様々にですが、根底に遠い日の喪失感、大切な人の存在を想う気持ちがある事はかわりません。 作風は進化するべきだけれど、変化していく人もあれば、京都芸大大学院を出て35年、変わらずに描き続ける画家もいても良いのではないか(大きな変化はなくても深まる進化はできると)…そう思うようになりました。 色々な事があり、絵を続けられるのか悩み、寝る時間を削るなどしてとにかく描き続けて来て…でも、困難があったから、今、困難を抱える人に絵が寄り添う事が出来る事、自分自身もそれに生かされてきたことを、しみじみ痛感しています。 この30年近く、時に厳しく時に温かく、嘘のない真実の言葉でこの小さな画家の道を照らして下さった島田誠社長に心からの感謝の思いでギャラリー40周年に渾身の作品たちを並べたいと思います。」 沢山の方に見て貰えますように…
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