2013.03.27 Wednesday
デンマークの思い出その2 - 小さな素敵な美術館
2年前、東京で展覧会あったけれど関西には来なくて見れなかったデンマークの画家ハンマースホイ。特に人物不在なのにその気配を感じる光差し込む室内風景に、自分の作品に通じる何かを勝手に感じ、その作品を描かれたデンマークの空気の中で見たいと思っていました。今回のデンマーク行きで私の思いを汲んで、着いた日すぐに美しい森の美術館(建築・デザインしたフィン・ユールの住まい兼展示室も併設)と、帰国直前にコペンハーゲンの小さな私立美術館にも、YUKOに連れて行ってもらい、数点ずつ、ハンマースホイの作品に対峙することができました。 もちろん美術館では写真撮れずこれは買って帰った図録の多分日本にも来た妹を描いた絵がある部屋の画像。森の美術館には大きな作品もあり、人の温かい気配や光の作品も、北欧の冷たく厳しい空気や憂鬱も、私には痛いほど伝わって、じっと前に立ち尽くしたひとときでした。
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