2012.03.28 Wednesday
懐かしのオリンパスOM-1 で撮影
高校時代、何とかお年玉やお小遣貯めて買った一眼レフカメラ「オリンパスOM-1」 もちろんデジカメではありません。 小さくてシンプルで、でもレンズがいいからと…当時バスケット部コーチに来てくれてた写真専門学校生で自宅が写真屋の先輩に相談して進められ、ちょっとまけて貰った上、まずついている標準レンズを外して(もう少しお金貯めて必ず買うからと置いといて貰って)欲しかった望遠レンズを先に着けて買うなんていうわがままをさせて貰い買ったカメラ。 17歳の頃だから、あれから30数年、一眼レフにしたら小さく手に馴染む…と言ってもコンパクトカメラよりはずっとかさばるけれど…本当にあちこちに持って行き、しばらくして標準レンズも、大学入ってからはアルバイトして広角ズームレンズも買い足し、アーネスト佐藤先生の写真集中特講で何百枚の白黒写真撮りまくったのも(その中から暗室で大きく伸ばした房総の海の写真など今もあります)、卒業旅行で皆で格安でヨーロッパ駆け巡ったときも私の片手に。 2004年初めてデンマークでの展覧会の時は、もうデジカメ主流でカタログ用画像もデータで送り、沢山のスナップもコンパクトデジカメででしたが、展覧会会場やモチーフに使いたい風景はこれでと持って行き、オートマティックでなくマニュアルならではの「この絞りでこんなシャッタースピードでギャラリー内で撮れるなんて!」夏のデンマークの光量の多さに感動したりもありました。 しばらくしまい込んでいたけど、昨日久しぶりに130号作品撮影に引っ張り出して(「現代の洋画」依頼の掲載画像はできればポジの方がいいようで)、リバーサルフィルムを巻き、動きにくくなってる内蔵露出計も電池入れかえ何とか時々けなげに動き…、 私がよく落とすから傷だらけのボディにも、愛着と沢山の思い出がフラッシュバックしてしみじみしながら… 3時間睡眠で何とか仕上げた130号作品を撮影していました。
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