2012.03.11 Sunday
たったそれだけの勇気…
たったそれだけの勇気がでなかった自分に落ち込んでいます。
今日の午後2時46分、友人と歩いていました。 ラジオをイヤホンで聴きながら歩いていた友人が「時間だ」「え?」聞き返す私に、「震災のあった時間になりました…」 あぁ、昨年成安造形大学卒業式を大津プリンスホテルで終え、専攻ごとに部屋に別れた時、長〜く揺れを感じたあの時刻。 晴れやかにパーティーに向かう沢山の学生と、東北から来ていて実家に連絡取るよう言われ電話が繋がらない学生と… 明暗が別れたのです。 立ち止まって黙祷しましょうか… その言葉が喉まで出かかったのに、 「黙祷なんかしたくない」そんな被災者の言葉を聞いた事があって… 友人は、阪神大震災での被災者だから… 一緒に…というべきなのか、躊躇するうちに歩きつづけてしまった。 したくなかったかも知れないけど、時間を私に告げたのは、逆に共に祈りたかったからかも知れない… 聞いてみる…そんな小さな勇気がでなかった私が、情けない… 今日は、東北仙台で、1・17から3・11へ、竹下景子さんの詩の朗読と音楽のコンサートもあり、(明日の息子の早朝発の高校受験がなければ…、真剣に一度現場に行こうかと時間を確認していました) 忙しい中でも朝から仙台へ行かれるギャラリー島田・島田さんに身体気をつけて頑張って来て下さいメールしたり、 友人と会う直前には、遠くから竹下景子さんの集いにエールを送るツイッター書き込みもしていたのでした。 これからも、自分が今すべきこと、迷ってばかりだけど…、小さな事でも自分にできる事、していけたらなと思います。亡くなった沢山の…一人一人かけがえのない命に…、祈る思いずっと忘れずに…。
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