2011.08.26 Friday
晩夏
そんなタイトルのユーミンの歌があった… そんな事思いながら空見上げると、晩夏とは思えないような真夏日の雲。 晴れてよかった… 今日はアトリエへ、家に残る私の作品や画材道具・木材など、自分の車では運べない大きな物たち、赤帽さんに運んで貰うよう頼んでいた日。 昨秋、アトリエ何とか借りてから、車で行くたび色々運びつつも、目の前の展覧会次々への制作や、大学やらの仕事に追われ、しっかり運び出す日が中々取れずに来てしまって、家で描いてた小さなスペースを(大作は春休みや夏休みの大学でパネル作ったりさせて貰って来ました)、身体大きくなってしかも受験生になった息子に、提供すると約束していたから、早くちゃんとすっきりアトリエに運んで明け渡してやらないとと気になりながら、どんどん日は経ち… 個展も段々また迫り… 思いきって日を決めて、昨日アトリエから早めに帰ってからは、運び出せるよう荷造り。 かなり運んだつもりだったのに、色々出てくる出てくる…、 これは処分、これは持ってく、仕分けにもかなり時間かかり、大物も梱包傷んでいたものはまたしっかり巻いて紐かけたり、汗だくになりながら、日付が変わっていました。 今日積み込む時も、赤帽さんも「こんなにありますの…」と一緒に来てくれた息子さんと汗だくになりながら、うちの息子も手伝ってもちろん私も運んで… 何だか引っ越しなみの作業でした。 ゆうべは3年前のデンマークでの展覧会の写真(カメラマンのアランが撮ってくれたしっかりしたもの)が出てきて、またちゃんとファイルしないと…と見入ったり… 恩師・三尾公三先生亡くなる前に、震える文字で書いて送って下さった手紙やFax、私が留守の間に下さってた留守電の声を、消せなくて、録音したテープ。 そんなものも出てきて、思わず涙ぐんでしまいました… お元気だった頃の沢山のお手紙(こちらが書いた手紙への返事)、差出人見なくても一目でわかる個性ある懐かしい文字に、またあらためて受けた恩の大きさと、自分がまだまだもっと頑張らないといけないなと、思ってしまった真夜中。 ザーッと雨が降り出して、雷がなって… 三尾先生が何かおっしゃってるような気がした事でした。
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